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つくば市の神社

 つくば市内にある神社を各地区(旧町村)ごとに紹介。
 筑波山神社は筑波山神社へ。
 つくば市内で御朱印を授与しているのは筑波山神社(複数有)、蚕影神社、金村別雷神社、千勝神社、吉沼八幡神社、月読神社の6社 (蚕影神社の御朱印授与は筑波山神社社務所、同じく吉沼八幡神社は下妻市の宗任神社社務所)。 御朱印については御朱印・神社も参照。
 つくば近隣ガイドの各市町村で紹介している神社の一覧は 茨城の神社へ。

筑波地区

蚕影神社 こかげじんじゃ
 蚕影山神社。筑波山のふもと、標高200mの蚕影山(つくば市神郡)の山中にある。その名の通り養蚕の神様。 祭神は稚産霊神(わかむすびのかみ)、埴山姫命(はにやまひめのみこと)、木花開耶姫命(このはなきくやひめ)。 本殿は三間社流造。 創建は926(延長4)年とされる。 養蚕について記された天竺国の金色姫伝説が残るなど、日本の絹の発祥の地といわれる。 北は岩手県、南は長野県まで、各地に分霊が勧請されている。
 なお、参道は石の階段となっており、かなり急。拝殿までたどりつくには体力的にかなりきつい。
 御朱印有。授与は筑波山神社社務所。 御朱印については御朱印・神社も参照。
 つくば市神郡1998。蚕影神社の地図
蚕影神社 蚕影神社御朱印
うっそうとした蚕影山の山中にある社殿(左)、御朱印(右)
蚕影神社鳥居 蚕影神社参道
蚕影神社鳥居(左)、参道(右)
飯名神社
 古くから稲野(飯名野)の弁天として信仰されていた。創建については不明だが、奈良時代に成立した『常陸風土記』に、飯名神社の記述があることから、1200年以上の歴史がある。 また、筑波山の里宮として創建されたという説もある。祭神は宇気母知神、市杵嶋姫命。御神体は、高さ4m、幅10mほどの巨石。 陰陽石として、この石が女石、この石の上に乗っている高さ1m、幅30cmほどの細長い石を男石という。 子授けや豊作などに御利益があるとされる。旧暦1月の最初の巳の日に行われる例祭は、多くの露店が出るなどにぎわう。
 御朱印有。授与は例祭時のみ社務所。 御朱印については御朱印・神社も参照。
 つくば市臼井1。飯名神社の地図
飯名神社社殿 飯名神社御朱印
飯名神社社殿(左)、御朱印(右)
飯名神社鳥居 飯名神社銭洗沢
飯名神社鳥居と社号標(左)、銭洗沢(右)
飯名神社御神体
飯名神社本殿の後ろにある御神体の石
月水石神社がっすいせきじんじゃ
 イワナガヒメを祀る神社。日本神話によると、イワナガヒメは、オオヤマツミ(山ノ神)の娘で、コノハナノサクヤビメの姉。 天孫ニニギノミコト(天照大御神の孫)は、コノハナノサクヤビメに結婚を申し込むが、オオヤマツミはイワナガヒメとともに姉妹2人を妻として差し出した。 しかし、醜かったイワナガヒメは、父の元に送り返し、コノハナノサクヤビメとだけ結婚する。 オオヤマツミはそれを怒り「イワナガヒメを差し上げたのは天孫が岩のように永遠のものとなるように、 コノハナノサクヤビメを差し上げたのは天孫が花のように繁栄するようにと誓約をして差し上げた。 しかしあなたは、イワナガヒメを送り返したことで天孫の寿命は、木の葉のようにはかなくなるであろう」と告げた。 それ以来、人間は、石(イワナガヒメ)のように永遠ではなく、植物(コノハナノサクヤビメ)のように子孫を生み残して死ななくてはならない運命になったという。 それ故、今でもイワナガヒメは、筑波の地にとどまって、今でも永遠に息ぶいているという。
 社殿の後ろにある巨岩が御神体。婦人病、不妊などに御利益があるという。
 つくば市筑波。月水石神社の地図
月水石神社
月水石神社
白瀧神社しらたきじんじゃ
 祭神は、日本武尊。白滝の隣、巨石の上に本殿が鎮座する。 日本武尊が東征の際、筑波山麓で道に迷い困っていたところ、この白瀧不動尊の森の付近から白い鳥が、東の方向に飛び立っていった。 それを見た武尊が、これこそ道案内の鳥に違いないと、その後をついていって道を抜けることが出来たという伝説が残る。 このため、以前は「白鳥神社」とも呼ばれていた。
 つくば市臼井2099。白瀧神社の地図
白瀧神社
巨石の上に鎮座する白瀧神社
日枝神社(田中)ひえじんじゃ
 近江国(滋賀県大津市)、日吉大社の御分霊をむかえ、860(貞観2)年の創建と伝えられる。 祭神は、大山咋神、大己貴神の2神。1221(承久2)年、小田知重が再建し、田中庄33郷の総鎮守とされた。 田中荘は現在のつくば市の大半とつくばみらい市の大半。筑西市の旧明野町、桜川市の旧真壁町にまたがる地域。 大祭は7月30日、茅の輪祭が行われる。社殿前には、かなり広い流鏑馬場がある。
 本殿は、三間社で入母屋造。一ノ鳥居は豊村(現つくばみらい市=旧伊奈町)、二ノ鳥居は島名村(現つくば市=旧谷田部町)、 三ノ鳥居は長高野村(現つくば市=旧大穂町)にあった。
 また境内には三日月神社が祀られている。かつてテレビで紹介され人気を集めている。イボや魚の目の除去、あざの消去に御利益があるという。
 つくば市田中1850。日枝神社の地図
日枝神社
日枝神社社殿
八巻神社 やまきじんじゃ
 八幡太郎・源義家の伝説が残る。1062(庚平5)年、義家が奥州に向かう途中、この地を通った。 その頃、疫病が流行しており、義家の兵士たちもこの疫病にかかり大変苦しんでいた。 そこで義家は、日頃より信仰していた伊豆山神社に参拝し、伊豆の豆にちなんで、「以後、豆は食べないので兵士の病を治してほしい」と祈願した。 すると、不思議なことに兵士たちの病は治り、戦いにも勝つことが出来たという。 そこで義家は、伊豆山神社の神を、八幡太郎の八にちなんで八巻に移し、八巻神社として祀ったという。 今でも、小豆を食べずにお参りすると胃腸病が治る、という信仰が残っている。
 本殿は三間社流造。銅板葺。棟札には1667(寛文7)年の上棟とある。拝殿は2012(平成24)年の竜巻で倒壊、その後再建された。
 つくば市山木1628。八巻神社の地図
八巻神社本殿
八巻神社本殿
八巻神社拝殿 八巻神社旧拝殿
八巻神社拝殿(左)、竜巻で倒壊した旧拝殿(右)
石稲荷神社
 筑波石の上に鎮座している。筑波山七稲荷のひとつ。筑波山梅林の最北部、筑波山神社への通路脇の巨石上にある。 古くから筑波山周辺で山林や石で事業を行っている人に信仰されており、開運厄除、事業繁盛に御利益があるという。 筑波山七稲荷。
 つくば市筑波。石稲荷神社の地図
石稲荷
石稲荷神社
清水稲荷神社
 つくば市筑波の西山地区にある稲荷神社。筑波山七稲荷。
 つくば市筑波。清水稲荷神社の地図
清水稲荷
清水稲荷社殿
清水稲荷全景 清水稲荷境内社
清水稲荷全景(左)と境内社(右)
行人塚稲荷神社
 つくば市筑波の東山地区にある稲荷神社。巨岩に上に鎮座している。多くの鳥居が奉納されている。 扁額には「正一位行人塚稲荷大明神」とある。筑波山七稲荷。
 つくば市筑波。行人塚稲荷神社の地図
行人塚稲荷 行人塚稲荷全景
行人塚稲荷社殿(左)、巨岩の上に鎮座する行人塚稲荷(右)
西沢稲荷神社
 つくば市筑波の参道脇にある稲荷神社。西山稲荷神社。地元の商業者の崇敬を集めている。筑波山七稲荷。
 つくば市筑波。西山稲荷神社の地図
西沢稲荷 西沢稲荷鳥居
西沢稲荷社殿(左)、参道の鳥居(右)
鹿島神社(大形)
 日本武尊が東征の時、船で上陸し、飲み水を求めて立ち寄った場所という伝説が残る。 この村の人が武尊に付き従い、甲斐国まで行って神宝をもらいうけてそれを祀ったのが最初という。 御神体は石、その両側に室町時代作と伝えられる2体の武将神坐像が祀られている。 本殿は、1745(延享2)年の建立、全体が彫刻で覆われている。茨城県指定文化財。
 つくば市大形1356。鹿島神社・大形の地図
鹿島神社大形
丘の上にある鹿島神社
八坂神社(小田)
 本殿は1651(慶安4)年の建立。1725(享保10)年再建。小田祇園祭は同神社の例祭。 小田祇園祭では、大獅子(中部地区)と神輿(東部地区)の顔合わせが見どころ。
 つくば市小田3088。八坂神社・小田の地図
八坂神社小田
八坂神社
八幡神社(小田)
 小田氏の創建。現在の本殿は1660(万治3)年の完成。一間社流造、木羽葺。小田山の南麓の高台にあり、小田地区を一望できる。
 つくば市小田4715。八幡神社・小田の地図
八幡神社小田
八幡神社
愛宕神社(小田)
 小田前山の山中にある。登山道、小田城コースを登りはじめてすぐのところにある。
 つくば市小田。愛宕神社・小田の地図
愛宕神社小田 愛宕神社小田
愛宕神社(左)、参道から望む(右)
熊野神社(北条)
 祭神はイザナギノミコト。1381(至徳元)年、後小松天皇の勅願で創建された。もともと筑波山周辺には熊野信仰が盛んである。 隣接する全宗寺の山号は熊野山で、長く熊野神社の別当寺だった。
 毎年2月25日に例祭があったが、今は行われていない。また、熊野信仰の影響から、49日法要で、「山登り」と称して、裏山に登り、杖と草鞋を供える風習があった。
 流造りの本殿は江戸後期の建築。参道入口にある石鳥居は1636(寛永13)年に建てられたもので、つくば市内で最も古い。
 つくば市北条387。熊野神社・北条の地図
熊野神社北条 熊野神社北条鳥居
小高い丘の上にある熊野神社(左)、参道の鳥居(右)
熊野神社(小沢)
 旧小沢村の村社。祭神は須佐之男命(スサノオノミコト)。県道沿いの旧小沢村全体が見える丘の上にある。 境内には大日塚があり、1628(寛永5)年の銘がある大日如来碑が祀られている。
 つくば市小沢68。熊野神社・小沢の地図
熊野神社小沢
熊野神社
八坂神社(北条)
 旧村社。天喜年間(1053〜58年)あるいは康平年間(1058〜65年)、源義義の創建という。本殿は、1733(天保18)年の再建。鳥居も同年建立。 北条の氏神として住民たちに親しまれている。茨城県内で2番目に古い戦国時代の五輪塔がある。 7月の祇園祭りでは、各町内から山車が出て巡行する。また、神輿と三角神輿と呼ばれる獅子が町内を回る。
 つくば市北条103−1。八坂神社・北条の地図
八坂神社北条
一段高いところに鎮座する八坂神社
鹿島神社(北条)
 創建は不詳。1191(建久2)年、多気義幹の建立。 北条地区の北側、城山の麓にあり、北条の町並みを一望できる。昔は子供たちの奉納相撲が行われるなど、にぎわったという。
 つくば市北条409。鹿島神社・北条の地図
鹿島神社北条
鹿島神社
鹿島神社(作谷)
 創建は不詳。東済寺の脇にある。
 つくば市作谷1457。鹿島神社・作谷の地図
鹿島神社作谷
鹿島神社
鹿島神社(君島)
 君島鎮守。創建は不詳だが旧土浦藩文書で寛文12年(1672年)に明神の記載が見られる。 1948(昭和23)年1月8日の火災で社殿を焼失、その後本殿、拝殿を再建した。1999(平成11)年桜川の河川改修に伴い、 現在地への移転を決め新たな社殿を建立した。2004(平成16)年12月12日本殿遷座祭、同年12月18日竣工奉祝祭。
 つくば市君島890。鹿島神社・君島の地図
鹿島神社君島
鹿島神社
鹿島神社(中菅間)
 旧村社。創建は不詳。1835(天保6)年銘の鳥居がある。
 つくば市中菅間731。鹿島神社・中菅間の地図
鹿島神社
鹿島神社
八幡神社(平沢)はちまんじんじゃ
 旧村社。鎌倉時代、鎌倉の鶴岡八幡宮から分霊を勧請した。境内は鶴岡八幡宮に似せて造営したという。 境内に茨城県指定文化財の石造六角地蔵宝幢がある。
 つくば市平沢582。八幡神社・平沢の地図
八幡神社平沢 八幡神社平沢本殿
八幡神社拝殿(左)、本殿(右)
八幡神社(沼田)はちまんじんじゃ
 茨城県指定史跡、八幡塚古墳の上にある。
 つくば市沼田374−1。八幡神社・沼田の地図
八幡神社沼田社殿
八幡神社社殿
八幡神社沼田入口 八幡神社沼田全景
八幡神社入口(左)、覆屋に保護された八幡神社社殿全景(右)
蔵王神社(臼井)ざおうじんじゃ
 蔵王権現。蔵王権現像はつくば市指定文化財。この像には伝説がある。 もと現在の土浦市小高の金嶽神社に御神体として祀られていたといい、小田氏が滅亡の際、家臣の小高氏が持ち出し、同地に祀ったという。
 つくば市臼井。蔵王神社・臼井の地図
蔵王神社社殿 蔵王神社鳥居
蔵王神社社殿(左)、鳥居前から(右)
初酉神社(漆所)
 祭神は天御鉾命(あめのみはこのみこと)。旧漆所村の村社。神社の西側には、6世紀後半に造られたとみられる前方後円墳、満面塚古墳がある。
 つくば市漆所208。初酉神社・漆所の地図
初酉神社漆所 初酉神社漆所
初酉神社社殿(左)、鳥居と参道(右)
初酉神社(小和田)
 旧村社。
 つくば市小和田680。初酉神社・小和田の地図
初酉神社小和田
初酉神社社殿
香取神社(水守)かとりじんじゃ
 旧村社。長和年間(1012〜16年)、水守城主平忠幹が建立。1563(永禄6)年、小田攻城のとき炎上、焼失。 1712(正徳2)年再建、1678(延宝6)年鳥居建立。長い参道がある。
 つくば市水守951。香取神社・水守の地図
香取神社水守
香取神社社殿
香取神社(北太田)
 旧村社。拝殿が地区公民館を兼ねる。
 つくば市北太田585。香取神社・北太田の地図
香取神社北太田 香取神社北太田本殿
香取神社(左)、本殿(右)
香取神社(池田)
 旧村社。
 つくば市池田1375。香取神社・池田の地図
香取神社池田
香取神社社殿
鹿島神社(下大島)
 1722(享保7)年建立。鳥居は1774(安永3)年建立。茅葺屋根の赴きある拝殿が特徴。
 つくば市下大島721。鹿島神社・下大島の地図
鹿島神社下大島拝殿 鹿島神社下大島本殿
鹿島神社拝殿(左)、本殿(右)
八幡神社(上菅間)
 洞下八幡神社。参道には桜が植えられている。
 つくば市上菅間。八幡神社・上菅間の地図
八幡神社上菅間
八幡神社社殿
小泉八幡神社
 神社は中世、小泉館のあった場所。
 つくば市小泉13。小泉八幡神社の地図
小泉八幡神社
小泉八幡神社社殿
船宮神社
 旧村社。809(大同2)年創建という。この地区を開拓中、大船のごとき大木が出現し、これを埋めて岡とし、そこに祠を建てたのが始まりという。
 つくば市上菅間237。船宮神社・上菅間の地図
船宮神社上菅間 船宮神社
船宮神社社殿(左)、鳥居(右)
琴平神社(寺具)
 1791(寛政3)年再建という。
 つくば市寺具1。琴平神社・寺具の地図
琴平神社寺具
琴平神社社殿
三次神社みつぎじんじゃ
 旧村社。1577(天正4)年3社を合祀し、三次神社となる。1852(嘉永5)年鳥居建立。
 つくば市安食1295。三次神社の地図
三次神社
三次神社社殿
八坂神社(安食)
 創建年代不詳。
 つくば市安食。八坂神社・安食の地図
八坂神社安食
八坂神社社殿
八坂神社(洞下)
 詳細不詳。
 つくば市洞下781。八坂神社・洞下の地図
八坂神社洞下
八坂神社社殿
天満神社(小田)
 創建不詳。1662(寛文2)年、再建。
 つくば市小田2732。天満神社・小田の地図
天満神社小田
天満神社拝殿
八田稲荷神社
 創建不詳。扁額は「正一位稲荷大明神」。旧小田小学校に隣接してある。
 つくば市小田。八田稲荷神社の地図
稲荷神社小田 稲荷神社小田鳥居
稲荷神社社殿(左)、稲荷神社鳥居(右)
白銀神社
 明和年間(1764〜71年)の創建という。
 つくば市磯部306。白銀神社の地図
白銀神社
白銀神社
六所神社
 旧村社。890(寛平2)年、現在のつくば市臼井(六所)の六所皇大神宮から分祀したという。
 つくば市泉2686。六所神社の地図
六所神社
六所神社社殿
六所神社社殿 六所神社鳥居
六所神社社殿(左)、鳥居(右)
多気天神
 無量院の門前にある。下記の多気稲荷神社と並んで社殿がある。社殿は1986(昭和61)年2月の再建。
 つくば市北条。多気天神の地図
多気天神
多気天神
多気稲荷神社
 無量院の門前にある。上記の多気天神と並んで社殿がある。社殿は1986(昭和61)年2月の再建。
 つくば市北条。多気稲荷神社の地図
多気稲荷神社
多気稲荷神社
熊野神社(小田)
 主祭神は家津美御子大神。小田村、北条村、君島村、北大田村の境界近くにある。
 つくば市小田。熊野神社の地図
熊野神社小田
熊野神社
竃本神社
 詳細不詳。扁額は「三宝大荒神」とある。
 つくば市安食。竃本神社の地図
竃本神社 竃本神社鳥居
竃本神社社殿(左)、鳥居(右)
子育雷神社
 由緒不詳。1977(昭和52)年社殿改築。
 つくば市上大島。子育雷神社の地図
子育雷神社
子育雷神社
武頭神社 ふとじんじゃ
 詳細不詳。旧筑波小学校の裏(筑波山側)にある。
 つくば市国松。武頭神社の地図
武頭神社 武頭神社入口
武頭神社(左)、同じく神社入口(右)

大穂地区

一ノ矢八坂神社いちのややさかじんじゃ
 一ノ矢天王様とも呼ばれ、広く信仰を集めている。本殿と「瑞花双鳥八陵鏡」が茨城県の文化財、拝殿と覆屋がつくば市の文化財に指定されている。 祭神は素戔嗚尊(牛頭天王)。家内安全、厄除け、交通安全、商売繁盛などに御利益があるとされる。 創建は859(貞観元)年、山城国愛宕郡から勧請した。 旧6月7日に行われる祇園祭は、にんにく祭りとして有名。これは一ノ矢八坂神社の祭神が、除疫神として祭られ、 疫病除けに効力のあるにんにくが魔除けとして神社から頒布され、また境内にはにんにくの露店が立ち並ぶことからその名がある。 本殿は1676(延宝4)年、拝殿は1711(宝永8)年の建立。明治以前は、牛頭天王から天王社、天王様と呼ばれた。
 境内には茨城県の天然記念物に指定されていた「大けやき」がある。現在は枯れてしまい根本から数mの部分しか残っていない。 推定樹齢は850年以上、樹高は約30m、樹周は目通り約10mの巨木だった。2001(平成13)年1月25日、天然記念物指定解除。
 つくば市玉取2617。一ノ矢八坂神社の地図
一ノ矢八坂神社
風格を感じさせる一ノ矢八坂神社の境内
一ノ矢八坂神社社殿 一ノ矢八坂神社大けやき
一ノ矢八坂神社の拝殿(左)、現在の大けやき(右)
吉沼八幡神社よしぬまはちまんじんじゃ
 伝承によると、1087(寛治元)年、源義家が討奥の途中、応神天皇を祀り、戦勝を祈った所と伝えられている。旧村社。1535(天文4)年再興。 本殿及び覆屋が茨城県指定文化財。本殿は、1685(貞享2)年の再建。木造建築で、一間社流造、茅葺、形状に室町時代の気風が見られ、 彫刻彩色など建築装飾が豊富なのが特徴。覆屋は、1867(慶応3)年の建築。
 御朱印有。授与は宗任神社社務所(下妻市)。 御朱印については御朱印・神社も参照。
 つくば市吉沼1456。吉沼八幡神社の地図
吉沼八幡神社 吉沼八幡神社御朱印
吉沼八幡神社社殿(左)、御朱印(右)
吉沼八幡神社鳥居 大杉神社山神神社
参道から大鳥居ごしに吉沼八幡神社をのぞむ(左)、境内にある大杉神社=左=と山神神社=右=(右)
赤城神社(前野)あかぎじんじゃ
 旧村社。創建は寛文年間(1661〜72年)と伝えられる。祭神は天忍稲耳命。社殿は1892(明治25)年の建立、 1991(平成3年)に修復が行われた。神社の境内は、前野赤城公園として整備されている。
 つくば市前野1072。赤城神社の地図
赤城神社 赤城神社鳥居
赤城神社社殿(左)、同じく鳥居(右)
日枝神社(長高野)ひえじんじゃ
 祭神は大山咋神。つくば市田中の日枝神社から勧請した。江戸時代初期の創建で、旧村社。 田中・日枝神社の一の鳥居はつくばみらい市青木、二の鳥居はつくば市島名、三の鳥居はこの長高野にあり、御供門(ごくもん)と呼ばれていたという。
 つくば市長高野902。日枝神社・長高野の地図
日枝神社長高野
日枝神社
鹿島神社(大曽根)
 祭神は武甕槌神。旧村社。1191(建久2)年創建。1894(明治27)年本殿再建。 神社の鎮守の杜2.25haは「大曽根緑地環境保全地域」に指定されている。
 つくば市大曽根2502。鹿島神社・大曽根の地図
鹿島神社大曽根
鹿島神社社殿
鹿島神社(佐)
 祭神は武甕槌神。1701(元禄14)年11月創建。1882(明治15)年4月、旧佐村村社。
 つくば市佐875。鹿島神社・佐の地図
鹿島神社佐
鹿島神社社殿
鹿島神社(要)
 祭神は武甕槌神。1519(永正16)年12月創建。旧上口ノ堀村村社。
 つくば市要342。鹿島神社・要の地図
鹿島神社要 鹿島神社要鳥居
鹿島神社社殿(左)、鳥居(右)
鹿島神社(篠崎)
 祭神は武甕槌神。鎌倉時代の創建と伝わる。旧村社。境内一帯は遺跡の一部。
 つくば市篠崎1456。鹿島神社・篠崎の地図
鹿島神社篠崎
鹿島神社
鹿島神社(若森)
 祭神は武甕槌神。旧村社。近くに鹿島池がある。
 つくば市若森1280−イ。鹿島神社・若森の地図
鹿島神社若森 鹿島神社若森鳥居
鹿島神社本殿及び覆屋(左)、拝殿及び鳥居(右)
愛宕山神社(吉沼)あたごさんじんじゃ
 祭神は火具突知命、火産霊命の2柱。大永年間(1521〜27年)の創建という。本殿は高さ約5mの円墳上にある。
 つくば市吉沼。愛宕山神社・吉沼の地図
愛宕山神社吉沼 愛宕山神社本殿吉沼
愛宕山神社、鳥居越しに拝殿を望む(左)、円墳上の本殿(右)
愛宕神社(大曽根)あたごじんじゃ
 大日如来、大師尊を合祀している。 大師尊は、江戸時代、松塚・東福寺の明光法印が四国88ヶ所を巡拝し、第48番伊予・西林寺の土砂を招来し、その上に大師堂を建立した。
 つくば市大曽根。愛宕神社・大曽根の地図
愛宕神社大曽根
愛宕神社。左から愛宕尊、観世音菩薩、大日如来、大師尊が祀られている
八幡神社(玉取)はちまんじんじゃ
 創立は不詳。境内に古墳が4基見つかっている。鳥居は寛文年間(1661〜72年)の建立。
 つくば市玉取1698。八幡神社・玉取の地図
八幡神社玉取
八幡神社社殿
八幡神社(要)はちまんじんじゃ
 祭神は応神天皇。1519(永正16)年8月創建。旧南口ノ堀村村社。
 つくば市要97。八幡神社・要の地図
八幡神社要
八幡神社社殿
八幡神社(西高野)はちまんじんじゃ
 旧村社。祭神は誉田別命。1679(延宝7)年9月19日創建。鳥居は東日本大震災で倒壊、2011(平成23)年11月再建した。
 つくば市西高野1084。八幡神社・西高野の地図
八幡神社西高野
八幡神社社殿
八幡神社西高野本殿 八幡神社西高野鳥居
八幡神社本殿(左)、鳥居(右)
八幡神社(大砂)はちまんじんじゃ
 祭神は誉田別命。旧村社。
 つくば市大砂1。八幡神社・大砂の地図
八幡神社大砂 八幡神社大砂鳥居
八幡神社社殿(左)、鳥居(右)
八幡神社(蓮沼)はちまんじんじゃ
 祭神は誉田別命。天正年間(1573〜92年)の建立とされる。。
 つくば市蓮沼815。八幡神社・蓮沼の地図
八幡神社蓮沼
八幡神社社殿
熊野神社(要)くまのじんじゃ
 祭神は伊弉諾命。1519(永正16)年12月創建。旧猿壁村村社。
 つくば市要。熊野神社・要の地図
熊野神社要
熊野神社社殿
原稲荷神社
 つくば市大曽根にある稲荷神社。
 つくば市大曽根。原稲荷神社の地図
原稲荷神社
原稲荷神社
中城稲荷神社
 つくば市大曽根にある稲荷神社。江戸時代は千光寺の境内に含まれていた。
 つくば市大曽根。中城稲荷神社の地図
中城稲荷神社
中城稲荷神社
城守稲荷神社
 つくば市吉沼にある稲荷神社。境内には金毘羅権現や多くの石仏が祀られている。
 つくば市吉沼。城守稲荷神社の地図
城守稲荷神社社殿 城守稲荷神社全景
城守稲荷神社社殿(左)、全景(右)
殿崎稲荷神社
 つくば市吉沼にある稲荷神社。
 つくば市吉沼。殿崎稲荷神社の地図
殿崎稲荷神社社殿 殿崎稲荷神社全景
殿崎稲荷神社社殿(左)、全景(右)
明戸稲荷神社
 つくば市吉沼にある稲荷神社。創建は不詳ながら、京都・伏見稲荷から勧請されたと伝わる。
 つくば市。明戸稲荷神社の地図
明戸稲荷神社
明戸稲荷神社
金刀比羅神社(要)
 つくば市要にある神社。
 つくば市要。金刀比羅神社の地図
金刀比羅神社 金刀比羅神社鳥居
金刀比羅神社社殿(左)、鳥居(右)
大六神社(要)
 祭神は、高皇産霊命、月読命。1513(永正10)年11月創建。旧中根村村社。
 つくば市要。大六神社の地図
大六神社
大六神社社殿
諏訪神社(長高野)
 詳細不詳。
 つくば市長高野。諏訪神社の地図
諏訪神社
諏訪神社
太神社 (要) たいじんじゃ
 祭神は、大日霊貴命。1820(文政3)年の創建。
 つくば市要45。太神社の地図
太神社要 太神社要鳥居
太神社殿(左)、鳥居(右)
笠根弁財天
 つくば市吉沼の笠根池に祀られている。弁財天。詳細不詳ながら、江戸時代の元禄年間に描かれた絵図にも記載がある。 笠根池は現在小さな池だが、かつては笠根沼という灌漑用の大きな沼で、真ん中に小さな島があり、そこに弁財天が祀られていた。
 つくば市吉沼。笠根弁財天の地図
笠根弁財天 笠根弁財天鳥居
笠根弁財天社殿(左)、全景(右)

豊里地区

金村別雷神社かなむらわけいかづちじんじゃ
 祭神は別雷大神。地元では「雷神さま」の名で親しまれている。 本殿及び覆屋は茨城県指定文化財。関東3雷神(他は水戸市の別雷皇太神、群馬県板倉町の雷電神社)の一つ。 931(承平元)年、時の領主で、桓武天皇の皇孫豊田氏が霊夢に感応し、ただちに西京加茂別雷大神の御分霊を奉迎、この地に鎮祭したと伝えられる。 御冷泉天皇から下賜された「つぐみ竜」紋の神旗がある。
 祭神の別雷大神は、雷を支配統御する神で、悪事災難を消滅させる荒魂と恵雨をもたらす和魂の剛温両面の神格を有することで知られる。 古くから農業の神として信仰を集め、毎年春(4月の第2土日)と秋の例祭(11月23日)には参拝客が多く訪れている。また、植木市などが開かれて賑わう。
 境内には、竹垣代官徳政碑がある。竹垣代官は竹垣三右衛門といい、1793(寛政5)年、上郷村角内にあった代官所に赴任。 当時、飢饉にみまわれ、農村の生活が困窮、子供の間引きなども行われていたといい、そのため竹垣代官は間引きを禁止し、養育費を出した。 また、鋤や万能などの農機具を与え、農業振興を図ったとされる。このため、竹垣代官が亡くなると、間もなく徳政碑が建立された=つくば市の文化財も参照。 間引きを禁止したことなどから、この徳政碑にお参りすると子宝に恵まれるといわれるようになった。碑の前に男根型の石碑がある。 現在は河川敷のなかにポツンとあるが、河川改修前は参道の両側に多くの人家があった。
 金村別雷神社の詳細は金村別雷神社へ。
 御朱印有。御朱印については御朱印・神社も参照。
 つくば市上郷8319−1。金村別雷神社の地図
金村別雷神社拝殿 金村別雷神社御朱印
金村別雷神社拝殿(左)、御朱印(右)
金村別雷神社本殿 竹垣代官徳政碑
本殿及び覆屋(左)、別雷神社境内にある竹垣代官徳政碑(右)
金村別雷神社神楽殿 金村別雷神社手水舎
拝殿向って右隣にある神楽殿(左)、手水舎(右)
金村別雷神社鳥居 金村別雷神社一の鳥居
社殿前の鳥居(左)、一の鳥居(右)
春日神社(上郷)かすがじんじゃ
 創建ははっきりとしていないが、一説では、931(承平元)年、平良文が豊田城の鬼門守護のため、奈良の春日神社の分霊を勧請したとされる。 100mほどの参道がある。また、境内に「雨乞石」と呼ばれる板碑がある=詳細はつくば市の文化財へ。
 つくば市上郷833。春日神社・上郷の地図
春日神社・上郷
春日神社社殿
鹿島神社(手子生)かしまじんじゃ
 手子神社。創建不詳。旧村社。1603(慶長8)年、時の手子生城主・菅谷範政が祭神不詳だったため、武甕槌神を祀ったとされる。 地元では、手の子明神として親しまれている。御神体は木彫りの手首。 その昔、手子生村に住んでいた若い夫婦は、夫の留守中、その妻が村の若い衆のいたずらに遭わないように、 夫婦の隣に住む爺さんが、毎晩妻の身体に手を当てて守ってやったら、いつしか妻は妊娠。 生まれた男の子は、稀に見る秀才で、成人して立派な功績を残したことから、後世その徳を慕って一社を建立して末代までの守り神とした。 「手を当てて子が生まれた」ということから手子神社といわれているという。
 つくば市手子生985。鹿島神社・手子生の地図
鹿島神社手子生社殿
手子生鹿島神社社殿
鹿島神社手子生 鹿島神社・手子生扁額
手子生の鹿島神社全景(左)、今でも扁額には「手子神社」とある(右)
鹿島神社(今鹿島)かしまじんじゃ
 八幡太郎・源義家の伝説が残る。義家が奥州へ向かう際、常陸国に入ったこの地で、鹿島神宮への戦勝祈願したと伝えられる場所に創建された。 義家はこの時、馬の鞭を地面にさしたが、不思議なことにこれが根付き育った。これをご神木として祀っている。ご神木は榊で、枝の先を地面にさしたので、逆さ榊と呼ばれる。 創建されたのは、延宝年間(1673〜80年)と伝えられる。
 つくば市今鹿島2337。鹿島神社・今鹿島の地図
鹿島神社今鹿島拝殿 鹿島神社今鹿島神木
今鹿島の鹿島神社拝殿(左)、御神木(右)
鹿島神社今鹿島本殿 鹿島神社今鹿島鳥居
今鹿島の鹿島神社本殿(左)、鳥居(右)
鹿島神社(上里)
 遍照院の隣にある神社。
 つくば市上里395。鹿島神社・上里の地図
鹿島神社上里
上里の鹿島神社
八坂神社(上郷)やさかじんじゃ
 祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)。同神社の祭礼は、上郷祇園祭として盛大に開催されており、もと旧暦の6月15、16の両日に行われていた(現在は7月下旬開催)。 祭礼は、1724(享保9)年の享保明細帳にも記載がある。 境内には愛宕神社が祀られている。
 つくば市上郷3277。八坂神社・上郷の地図
八坂神社上郷 八坂神社上郷
八坂神社社殿(左)、鳥居(右)
八坂神社(上郷・道角)やさかじんじゃ
 創建年代不詳。上郷小学校の東側にある。
 つくば市上郷2505。八坂神社・上郷道角の地図
八坂神社上郷道角
八坂神社
八坂神社(手子生)やさかじんじゃ
 つくば市手子生にある八坂神社。扁額には手子生八坂神社とある。
 つくば市手子生。八坂神社・手子生の地図
八坂神社
八坂神社
鹿島神社(百家)かしまじんじゃ
 1332(正慶元)年の建立という古社。周辺は鎮守の森になっており、「百家の鹿島神社の杜」は、つくばの景観100に選ばれている。
 つくば市百家306。鹿島神社・百家の地図
鹿島神社百家
鹿島神社
稲荷神社(遠東)いなりじんじゃ
 725(神亀2)年の創建と伝わる古社。1519(永正15)年との説も有り。旧村社。耳の病気に御利益有りとして知られる。
 つくば市遠東456。稲荷神社・遠東の地図
稲荷神社遠東
稲荷神社
鹿島神社(沼崎)かしまじんじゃ
 祭神は武甕槌神。1513(永正10)年創建。旧村社。社殿は覆屋のなかにある。木製の鳥居が特徴。
 つくば市沼崎1221。鹿島神社・沼崎の地図
鹿島神社沼崎
鹿島神社
赤祗神社(木俣)あかぎじんじゃ
 旧村社。創建不詳。祭神は大物主神。1781(天明元)年再建。
 つくば市木俣300。赤祗神社・木俣の地図
赤祗神社木俣
赤祗神社社殿
八幡神社(酒丸)はちまんじんじゃ
 八幡宮。祭神は応神天皇。1402(応永9)年創建。旧村社。
 つくば市酒丸92。八幡神社・酒丸の地図

八幡神社社殿
八幡神社(上郷)はちまんじんじゃ
 祭神は誉田別命(応神天皇)。創建不詳。もと上郷金村にあったが、元禄年間(1688〜1703年)上郷横町に移り、1815(文化12)年現在地に移った。 台地際の高台にある。1986(昭和61)年11月15日、社殿再建。
 つくば市上郷。八幡神社・上郷の地図
八幡神社上郷 八幡神社上郷参道
八幡神社社殿(左)、参道(右)
八幡神社(田倉)はちまんじんじゃ
 創建不詳。
 つくば市田倉。八幡神社・田倉の地図
八幡神社田倉 八幡神社田倉鳥居
八幡神社社殿(左)、鳥居(右)
愛宕神社(酒丸)あたごじんじゃ
 祭神は軻遇突智命(かぐつちのみこと)。1594(文禄3)年創建。旧村社。
 つくば市酒丸297。愛宕神社・酒丸の地図
愛宕神社酒丸
愛宕神社社殿。覆屋のなかに本殿がある
愛宕神社(今鹿島)あたごじんじゃ
 今鹿島宿通りの最北端、小高い丘の上にある。社殿は1982(昭和57)年10月再建。
 つくば市今鹿島。愛宕神社・今鹿島の地図
愛宕神社今鹿島
愛宕神社社殿
愛宕神社(手子生)あたごじんじゃ
 愛宕塚古墳の上にある。詳細不詳。緑ケ原緑地にある。周囲はテクノパーク豊里。
 つくば市緑ケ原。愛宕神社・手子生の地図
愛宕神社手子生 愛宕神社手子生鳥居
愛宕神社社殿(左)、鳥居(右)
愛宕神社(上郷・神谷森)あたごじんじゃ
 つくば市上郷の神谷森地区にある。詳細不詳。神社周辺は地元区会の管理する広々とした公園になっている。
 つくば市上郷。愛宕神社・上郷神谷森の地図
愛宕神社上郷神谷森
愛宕神社社殿
愛宕神社(上郷)あたごじんじゃ
 つくば市上郷の福祉施設脇にある。詳細不詳。
 つくば市上郷。愛宕神社・上郷の地図
愛宕神社上郷 愛宕神社上郷鳥居
愛宕神社社殿(左)、同じく鳥居(右)
稲荷神社(今鹿島)いなりじんじゃ
 詳細不詳。稲荷前の地名が小字名に残る。
 つくば市今鹿島。稲荷神社・今鹿島の地図
稲荷神社今鹿島
稲荷神社社殿。覆屋のなかに本殿がある
稲荷神社(上郷)いなりじんじゃ
 江戸時代の創建とされる。上郷の金村地区にある。
 つくば市上郷3822。稲荷神社・上郷金村の地図
稲荷神社上郷金村
稲荷神社
稲荷神社(上郷)いなりじんじゃ
 詳細不詳。
 つくば市上郷。稲荷神社・上郷の地図
稲荷神社上郷
稲荷神社
天満宮(野畑)てんまんぐう
 旧村社。天神社。江戸時代初期の創建とされる。
 つくば市野畑725。天満宮・野畑の地図
天満宮野畑 天満宮野畑鳥居
天満宮社殿(左)、鳥居(右)
三社熊野権現神社
 三社神社。祭神は熊野加武呂命、倉稲魂命、誉田別命の3柱。創建は江戸時代とされるが詳細は不明。 境内に正一位稲荷大明神がある。
 つくば市高野668。三社熊野権現神社の地図
三社熊野権現神社
三社熊野権現神社、右側の赤い鳥居の社が正一位稲荷大明神

谷田部地区

三把稲雷神社さんばいねいかずちじんじゃ
 祭神は大雷神、御神体は三羽征箭富貴神尊像。1385(至徳2)年、大干ばつの時、領主・小田氏が創建したものと伝えられる。 雨乞い、農作物の守り神として信仰を集めている。 以前は、日照りが続いたとき、雨乞いの神事も境内で行われていた。
 つくば市稲岡601−1。三把稲雷神社の地図
三把稲雷神社
三把稲雷神社の社殿
八坂神社(苅間)やさかじんじゃ
 祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)。1471(文明3)年、小田氏の家臣、野中瀬持氏が京都の下鴨神社より神鏡を遷して、この地に祀ったという。 古くは苅間十六郷の鎮守として信仰を集めていた。「八坂神社」の扁額は、谷田部藩主の細川興貫の筆によるもの。熊野神社などの境内社のほか、古い五輪塔などがある。 また、現在は枯れてしまったが、霊泉・弘法水の跡がある。
 つくば市苅間1493。八坂神社・苅間の地図
八坂神社苅間
八坂神社拝殿
八坂神社(谷田部)やさかじんじゃ
 祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)。旧村社。江戸初期の建立。境内には大六天神社、稲荷神社が祀られている。
 つくば市谷田部2949。八坂神社・谷田部の地図
八坂神社谷田部
八坂神社社殿
八坂神社(小野崎)やさかじんじゃ
 1402(応永9)年の創建とされる。当地の地蔵院第2世住職祐栄法師が勧請したと伝えられる。 素戔嗚尊(スサノオノミコト)を主祭神とし、誉田別命、市杵嶋比当ス、菅原道真、稲倉魂命を合祀している。 五穀豊穣、無病息災に御利益があるとして信仰を集めている。社殿は1983(昭和58)年6月5日再建。
 つくば市小野崎1092。八坂神社・小野崎の地図
八坂神社小野崎社殿 八坂神社小野崎鳥居
八坂神社小野崎社殿(左)、境内(右)
八坂神社小野崎境内 八坂神社小野崎手水舎
八坂神社小野崎鳥居(左)、手水舎(右)
八坂神社(南中妻)やさかじんじゃ
 祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)。1574(天正2)年との説があるが建立時期は不明。 疫病が流行し、無病息災と五穀豊穣を願って建立されたとされる。南中妻村外6か村の鎮守とされる。 現在の社殿は1991(平成3)年の再建。
 つくば市南中妻182。八坂神社・南中妻の地図
八坂神社南中妻
八坂神社の鳥居と社殿
八坂神社(真瀬)やさかじんじゃ
 祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)。筑波街道わきの高台にあり、周囲を見渡せる。
 つくば市真瀬599。八坂神社・真瀬の地図
八坂神社真瀬
八坂神社の鳥居と社殿
八坂神社(島名)やさかじんじゃ
 島名地区の南側にある。
 つくば市島名3355。八坂神社・島名の地図
八坂神社島名 八坂神社島名鳥居
八坂神社島名社殿(左)、鳥居(右)
新田神社にったじんじゃ
 清和源氏、新田義貞の後裔、由良氏の氏神として上野国新田郡太田の金山城にあった神社を牛久城内に遷座した。 由良氏は、豊臣秀吉の小田原城攻めに際し、北条方として篭城したが、一方で豊臣方にも参陣したため、北条氏滅亡後も罪に問われず、牛久5000石を安堵され、上野国から移った。 旧谷田部町の赤塚、梶内、下原、新牧田、稲岡などを領有している。その後、徳川家康に仕え、子孫は、高家(江戸幕府で儀式や典礼を司る役職に就ける旗本)として明治維新まで続いた。
 1621(元和7)年、梶内村に奉遷。1916(大正5)年、梶内、新牧田、下原の人たちによって、新牧田の八坂神社本殿を新田神社の本殿とし、拝殿を新築。 さらに梶内の鹿島神社、下原の日元神社、新牧田の厳島神社を境内社として合祀した。なお、現在の社殿は1980(昭和55)年の再建。
 つくば市新牧田。新田神社の地図
新田神社
新田神社の拝殿
谷田部神社やたべじんじゃ
 旧海軍谷田部航空隊で祀られていた航空神社を、終戦後同地に移し谷田部神社として祀っている。 覆屋のなかに、航空の神様を祀っているという社殿がある。 現在でも毎年秋には、遺族や関係者が集まって慰霊祭を行っている。
 つくば市上横場。谷田部神社の地図
谷田部神社
谷田部神社
疣神社いぼじんじゃ
 疣神様として勢至大菩薩が祀られている。1775(安永4)年11月、創建。当時、この地方で疫病が流行していた。 旅の高僧が現れ、いぼ、できもの、腫れ物、下の病などに困る人はこの本尊を信仰すればかならず治ると諭して立ち去った。 その霊験はあらたかで、病はたちどころに平癒し、その信仰は近在に広まったという。
 つくば市上横場。疣神社の地図
疣神社
疣神社
愛宕神社(谷田部)あたごじんじゃ
 江戸初期の創建とされる。谷田部市街地を見下ろす高台にある。
 つくば市谷田部6195。愛宕神社・谷田部の地図
愛宕神社谷田部
愛宕神社社殿
愛宕神社(片田)あたごじんじゃ
 宝永年間(1704〜10年)の創建とされる。
 つくば市片田。愛宕神社・片田の地図
愛宕神社片田 愛宕神社片田鳥居
愛宕神社社殿(左)、神社全景(右)
愛宕神社(島名)あたごじんじゃ
 つくば市島名の榎内地区にある。
 つくば市島名。愛宕神社・島名の地図
愛宕神社島名
愛宕神社社殿
香取神社(島名)かとりじんじゃ
 約1000年前、島名地方を開拓した人たちの産土神。この人たちは、利根川の下流域に住んでおり、出身地にあった香取神社を産土神とした祀ったと見られる。 なお、開拓した人たちの棟梁を六軒党といい、同神社の祭礼は、六軒党が順次当家となり、祭礼を取り仕切るしきたり。もとは六軒だったが、現在は末裔の10軒からなる。 神社はうっそうとした森の中にあったが、つくばエクスプレスの開通に伴う沿線開発で周辺の森林が伐採され、かなり雰囲気が変わってしまった。 2010(平成22)年には社殿が新築され、参道には六軒党の末裔が寄進した灯篭が並んでいる。
 つくば市島名1902。香取神社・島名の地図
香取神社島名 香取神社島名鳥居
六軒党の伝統が今も残る島名の香取神社(左)、神社の鳥居(右)
香取神社島名月読神社 香取神社島名茶稲荷神社
境内にある月読神社(左)、同じく境内にある茶稲荷神社(右)
鹿島神社(島名)かしまじんじゃ
 島名小学校の東側にある。境内には地区公民館がある。
 つくば市島名532−1。鹿島神社・島名の地図
鹿島神社島名
鹿島神社の拝殿
鹿島神社(赤塚)かしまじんじゃ
 神社のすぐ裏にご神木がある。
 つくば市赤塚173。鹿島神社・赤塚の地図
鹿島神社赤塚
鹿島神社社殿
鹿島神社(館野)かしまじんじゃ
 1338(延元3)年の創建。同じ建物に八坂神社が祀られている。
 つくば市館野478。鹿島神社・館野の地図
鹿島神社館野
鹿島神社社殿、中央に架かる扁額には鹿島神社、左側に架かる扁額には八坂神社と書かれている
鹿島神社(高須賀)かしまじんじゃ
 祭神は武甕槌命。旧村社。天正年間(1573〜93年)の創建とされる。1853(嘉永6)年の火災で、御神体など全てを焼失。 1858(安政4)年再建。1989(平成元)年に大改修工事が行われた。 出産、旅行安全、疫病退散などに御利益があるとして広く信仰されている。鳥居には注連縄として蛇が巻きつけられている。
 つくば市高須賀340。鹿島神社・高須賀の地図
鹿島神社高須賀
鹿島神社の拝殿
鹿島神社高須賀蛇注連縄 鹿島神社高須賀蛇注連縄頭
蛇の注連縄全景、向かって右に頭、中央には藁で酒樽を模したものがぶら下げられている(左)、蛇の注連縄頭部、目は松ぼっくり(右)
鹿島神社(下平塚)かしまじんじゃ
 祭神は武甕槌命。旧村社。971(天禄2)年の創建と伝えられる。
 つくば市下平塚371。鹿島神社・下平塚の地図
鹿島神社下平塚
鹿島神社
鹿島神社(小白硲)かしまじんじゃ
 祭神は武甕槌命。道路脇の高台にある。鳥居は、戦時中、土浦海軍航空隊内にあった土浦航空隊神社の鳥居が移築されたもの。 「昭和十七年七月建立」の文字が鳥居の脚に刻まれている。
 つくば市小白硲516。鹿島神社・小白硲の地図
鹿島神社小白硲 鹿島神社小白硲鳥居
鹿島神社社殿(左)、鳥居(右)
鹿島神社(大白硲)かしまじんじゃ
 祭神は武甕槌命。1571(元亀2)年の創建とされる。境内には鹿島神社の社殿と同規模の天満宮が祀られている。
 つくば市大白硲228。鹿島神社・大白硲の地図
鹿島神社大白硲 鹿島神社大白硲天神
鹿島神社社殿(左)、境内にある天満宮(右)
鹿島神社(柳橋)かしまじんじゃ
 1544(天文23)年の創建という。社殿は2007(平成19)年の再建。神社は柳橋小学校の駐車場奥にある。
 つくば市柳橋358。鹿島神社・柳橋の地図
鹿島神社柳橋 鹿島神社柳橋鳥居
鹿島神社社殿(左)、鳥居(右)
鹿島神社(上萱丸)かしまじんじゃ
 1602(慶長7)年の創建という。社殿は1996(平成8)年11月15日再建。国道354号線沿いにある。
 つくば市上萱丸187。鹿島神社・上萱丸の地図
鹿島神社上萱丸社殿 鹿島神社上萱丸境内
鹿島神社社殿(左)、境内(右)
鹿島神社(上河原崎)かしまじんじゃ
 境内に元中北鹿島明神古墳がある。
 つくば市上河原崎310。鹿島神社・上河原崎の地図
鹿島神社上河原崎
鹿島神社
鹿島神社(中別府)かしまじんじゃ
 創建は江戸時代と伝えられる。
 つくば市中別府534。鹿島神社・中別府の地図
鹿島神社中別府
鹿島神社
鹿島神社(境松)かしまじんじゃ
 つくば市境松にある神社。
 つくば市境松339。鹿島神社・境松の地図
鹿島神社境松社殿 鹿島神社境松鳥居
鹿島神社社殿(左)、鳥居(右)
鹿島神社(片田)かしまじんじゃ
 1864(元治2)年、常陸国一ノ宮鹿島神宮から武甕槌大神の御分霊を奉斎し現在地近くに創建。 1986(昭和61)年鳥居建立。2015(平成27)年11月、つくばエクスプレスの沿線開発に伴い現在地に遷座する。 改築遷座を記念し鳥居建立。
 つくば市みどりの南59。鹿島神社・片田の地図
鹿島神社片田
鹿島神社
鹿島神社(古舘)かしまじんじゃ
 古舘明神。近くに古舘明神脇古墳がある。
 つくば市古舘155。鹿島神社・古舘の地図
鹿島神社古舘
鹿島神社
鹿島神社(境田)かしまじんじゃ
 創建は江戸時代とされる。
 つくば市境田143。鹿島神社・境田の地図
鹿島神社境田 鹿島神社境田鳥居
鹿島神社社殿(左)、鳥居(右)
鹿島神社(東丸山)かしまじんじゃ
 1191(建久2)年の創建。
 つくば市東丸山59。鹿島神社・東丸山の地図
鹿島神社東丸山
鹿島神社
鹿島神社(平)かしまじんじゃ
 1752(宝暦2)年、同地にあった清光院附属地に願主大藤仙右衛門が祭主となって建立した。
 つくば市平204。鹿島神社・平の地図
鹿島神社平
鹿島神社
鹿島神社(高良田)
 高良田の下高良田地区にある。下新田村と呼ばれていた江戸時代中期の創建という。境内に下高良田研修センターがある。
 つくば市高良田371。鹿島神社・高良田の地図
鹿島神社高良田
鹿島神社
八幡鹿島神社(高良田)
 高良田の上高良田地区にある。上新田村と呼ばれていた江戸時代中期の創建という。
 つくば市高良田635。八幡鹿島神社・高良田の地図
八幡鹿島神社高良田
八幡鹿島神社
八幡神社(谷田部)はちまんじんじゃ
 祭神は誉田別命(応神天皇)。江戸初期の創建。
 つくば市谷田部3025。八幡神社・谷田部の地図
八幡神社谷田部
八幡神社
八幡神社(面野井)はちまんじんじゃ
 祭神は誉田別命。1720(享保5)年創建。旧村社。現社殿は1988(昭和63)年の再建。
 つくば市面野井87。八幡神社・面野井の地図
八幡神社面野井
八幡神社
八幡神社(下横場)はちまんじんじゃ
 つくば市下横場にある神社。
 つくば市下横場468。八幡神社・下横場の地図
八幡神社下横場
八幡神社
八幡神社(上横場)はちまんじんじゃ
 つくば市上横場にある神社。
 つくば市上横場。八幡神社・上横場の地図
八幡神社上横場
八幡神社
八幡神社(榎戸)はちまんじんじゃ
 1611(慶長16)年9月の創建とされる。
 つくば市榎戸673。八幡神社・榎戸の地図
八幡神社榎戸 八幡神社榎戸鳥居
八幡神社社殿(左)、鳥居(右)
八幡神社(島名)はちまんじんじゃ
 香取山観音院神宮寺の門前にある。うっそうとした森林のなかに建てられており、社殿は覆屋の中にある。
 つくば市島名。八幡神社・島名の地図
八幡神社島名
八幡神社社殿
八幡神社(西栗山)はちまんじんじゃ
 神社の鳥居脇に馬頭観音が祀られている。
 つくば市西栗山152。八幡神社・西栗山の地図
八幡神社西栗山
八幡神社
八幡神社(根崎)はちまんじんじゃ
 つくば市根崎にある神社。
 つくば市根崎。八幡神社・根崎の地図
八幡神社根崎 八幡神社根崎鳥居
八幡神社社殿(左)、鳥居(右)
八幡神社(鬼ケ窪)はちまんじんじゃ
 つくば市鬼ケ窪にある神社。江戸時代の創建とされる。隣接して鬼ケ窪運動公園がある。
 つくば市鬼ケ窪。八幡神社・鬼ケ窪の地図
八幡神社鬼ケ窪 八幡神社鬼ケ窪鳥居
八幡神社社殿(左)、鳥居(右)
天満天神宮(島名)
 詳細不詳。扁額の揮毫は元つくば市長の木村操氏。
 つくば市島名。天満天神宮・島名の地図
天満天神宮
天満天神宮
天満神社(西岡)
 元禄年間(1688〜1703年)の創建とされる。
 つくば市西岡103。天満神社・西岡の地図
天満神社西岡 天満神社西岡鳥居
天満神社社殿(左)、鳥居(右)
天神社(西大沼)てんじんじゃ
 1723(享保8)年12月創建。扁額には「天満宮」とある。
 つくば市西大沼566。天神社・西大沼の地図
天神社西大沼
天神社拝殿
天神社(東平塚)てんじんじゃ
 建武年間(1334〜38年)の建立とされる。北畠親房の家臣、菅生氏が北野天満宮から勧請したと伝わる。 扁額には「天満宮」とある。
 つくば市東平塚。天神社・東平塚の地図
天神社東平塚
天神社拝殿
天神社(飯田)てんじんじゃ
 1684(貞享元)年の創建。
 つくば市飯田。天神社・飯田の地図
天神社飯田 天神社飯田鳥居
天神社社殿(左)、全景(右)
天満天神宮(松野木)
 詳細不詳。
 つくば市松野木。天満天神宮・松野木の地図
天神社松野木 天神社松野木鳥居
天満天神宮社殿(左)、同じく鳥居(右)
多賀神社(西大橋)たがじんじゃ
 1692(元禄6)年創建。
 つくば市西大橋231。多賀神社・西大橋の地図
多賀神社 多賀神社参道
多賀神社社殿(左)鳥居と参道(右)
三光稲荷神社さんこういなりじんじゃ
 1938(昭和13)年創建。民家の庭のような場所を過ぎた先にある。
 つくば市高良田76。三光稲荷神社の地図
三光稲荷神社
三光稲荷神社
稲荷神社(稲荷前)いなりじんじゃ
 赤塚公園内にある稲荷神社。幟には「正一位四社稲荷神社」とある。なお、稲荷前は、この神社があったことから名づけられた。
 つくば市稲荷前。稲荷神社・稲荷前の地図
稲荷神社稲荷前 稲荷神社稲荷前鳥居
稲荷神社社殿(左)、参道と鳥居(右)
稲荷神社(島)いなりじんじゃ
 1773(安永2)年創建。
 つくば市島145。稲荷神社・島の地図
稲荷神社島
稲荷神社の鳥居と社殿
稲荷神社 (上原) いなりじんじゃ
 妻持稲荷大明神。現在の社殿は1991(平成3)年の再建。
 つくば市上原。稲荷神社・上原の地図
稲荷神社上原
稲荷神社の社殿
稲荷神社 (原) いなりじんじゃ
 弘化年間(1844〜48年)の創建。現在の社殿は1980(昭和55)年の再建。
 つくば市原28。稲荷神社・原の地図
稲荷神社原
稲荷神社の社殿
稲荷神社 (台町) いなりじんじゃ
 稲荷大明神。詳細不詳。
 つくば市台町。稲荷神社・台町の地図
稲荷神社台町
稲荷神社の鳥居と社殿
諏訪神社(小野崎)すわじんじゃ
 創建不詳。
 つくば市小野崎。諏訪神社・小野崎の地図
諏訪神社小野崎
諏訪神社の鳥居と社殿
面足神社(水堀)おもたるじんじゃ
 旧村社。
 つくば市水堀162。面足神社・水堀の地図
面足神社水堀
面足神社
大鷲神社おおわしじんじゃ
 農業の神様として近隣の信仰が厚い。小田氏の一族で、その後この地に帰農した中島氏の氏神。 9月13の縁日には、「立花」と呼ばれる滝のように火花が流れ落ちる筒花火が行われている。 一時期火災の恐れがあるため中断した時期があった。 また、11月の初酉の日には、藁で大きな大蛇の形をつくり、神社の鳥居に注連縄として巻き付ける神事が行われている。
 つくば市手代木489。大鷲神社の地図
大鷲神社
大鷲神社の境内
大鷲神社鳥居 藁蛇鳥居
藁の蛇が巻き付けられた大鷲神社の鳥居、中央には藁で酒樽を模したものが付けられている(左)、頭部から見た藁の蛇(右)
大杉神社(西平塚)おおすぎじんじゃ
 旧神社。元禄年間(1688〜1703年)の建立とされる。祭神は大物主命。
 つくば市西平塚。大杉神社・西平塚の地図
大杉神社西平塚
大杉神社
三日月神社(市之台)みかづきじんじゃ
 1611(慶長16)年、三日月不動明王を祀り、村内安泰と五穀豊穣を願った。1703(元禄16)年、社殿を建立。 1840(天保11)年、近くで発生した山火事で類焼したが、翌1841(天保12)年、再建された。 社殿の老朽化に伴い、1977(昭和52)年を改築した。
 つくば市市之台。三日月神社・市之台の地図
三日月神社市之台
三日月神社社殿
春日神社(谷田部)かすがじんじゃ
 つくば市谷田部にある神社。
 つくば市谷田部。春日神社・谷田部の地図
春日神社谷田部
春日神社
別雷神社(根崎)
 根崎別雷神社。江戸時代の初め、干ばつでこの地域の人たちが苦しんだ際、山城国加茂別雷神社を祈ったところ、雷鳴轟雨が降り豊作をもたらしたとされ、 村人らは感謝し神社を祀ったとされる。 つくばエクスプレスの沿線開発に伴い、2016(平成28)年11月、現在地に遷座、石宮と石鳥居を建立した。
 つくば市みどりの東。別雷神社・根崎の地図
別雷神社根崎
別雷神社
厳島神社(中内)いつくしまじんじゃ
 つくば市中内にある神社。1940(昭和15)年に建立された社殿が老朽化したため、 1991(平成4)年9月に再建された。
 つくば市中内。厳島神社・中内の地図
厳島神社中内
厳島神社
真瀬水神宮
 つくば市真瀬の鎌倉池近くにある。
 つくば市真瀬。真瀬水神宮の地図
真瀬水神宮
真瀬水神宮
伊豆山神社
 祭神は瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、拷幡千千姫尊(たくはたちぢひめのみこと)、天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)。 創建は永禄年間(1558〜70年)。伊豆権現。現社殿は2016(平成28)年1月完成。 神社はつくばエクスプレスの万博記念公園駅近く、新都市中央通り沿いの高台にあり、神社の背後には筑波山や宝篋山がよく見える。
 つくば市香取台。伊豆山神社の地図
伊豆山神社
伊豆山神社
九頭龍弁財天社
 1845(弘化2)年、村内安全、五穀豊穣を祈願し、越前国・九頭龍川の上流に座すという才色兼備の神を勧請したものという。 つくばエクスプレスの沿線開発に伴い、1993(平成5)年9月、現在地に遷座した。神社周囲に水路を廻らしている。
 つくば市みどりの南。九頭龍弁財天社の地図
九頭龍弁財天社
九頭龍弁財天社

桜地区

体見神社 すがたみじんじゃ
 この地方の菅田郷の祖先を奉った神社。菅田(すがた)から姿見(すがたみ)、体見(すがたみ)に変化したと伝えられている。 祭神は、天津日子根命、天久斯麻比士都命、建許呂命。創建年代は不詳。 天久斯麻比士都命は、天津日子根命の子で、鉄工業の始祖として皇孫に奉仕したとされる。 天津日子根命の14世建許呂命は、常陸の国造に任ぜられ、その子孫である菅田氏がこの地方を治めた。 神社の祀られている周辺は菅田本郷という。
 つくば市上境328。体見神社の地図
体見神社拝殿
体見神社拝殿
体見神社本殿 体見神社鳥居
体見神社本殿(左)、参道と鳥居(右)
妻木神社 さいきじんじゃ
 祭神は、建御名方命、武甕槌命、菅原道真公。1970(昭和45)年、諏訪神社に、妻木地区内の鹿島神社、天神社を合祀して妻木神社とした。 諏訪神社は鎌倉時代の創建と伝えられる古社で旧村社。鹿島神社、天神社は安土桃山時代の天正年間(1573〜92年)の創建とされる。 また3神社に祀られていた吾妻神社、道祖神社、富士神社、厳島神社、蛭見神社、稲荷神社も境内社として祀られている。 鎮守森に囲まれた長い参道がある。例祭は11月10日。
 つくば市妻木565。妻木神社の地図
妻木神社
鎮守の森に囲まれた妻木神社
鹿島神社(古来・本古来)かしまじんじゃ
 本古来鹿島神社。祭神は武甕槌命。配神経津主命。言い伝えによると、上古大神、東国平定の際、御船を松につないだ場所に創建されたと伝えられる。 807(大同2)年、現在地に祀られたという。 1882(明治15)年村社、1909(明治42)年、村内の香取神社を合祀した。
 つくば市古来88。鹿島神社・古来(本古来)の地図
鹿島神社本古来
鹿島神社の鳥居越しに拝殿をのぞむ
鹿島神社(古来・島古来)かしまじんじゃ
 島古来鹿島神社。祭神は武甕槌命。
 つくば市古来。鹿島神社・古来(島古来)の地図
鹿島神社島古来
社殿
鹿島神社(栗原)かしまじんじゃ
 祭神は武甕槌命。明神さまとして親しまれている。境内には大ケヤキのご神木がある。 1706(宝永6)年、拝殿を建築、1757(宝暦7)年には時の領主の寄進により社殿を造営した記録がある。 神事に使われる土俵が拝殿前にある。
 つくば市栗原1559。鹿島神社・栗原の地図
鹿島神社栗原 鹿島神社栗原本殿
鹿島神社拝殿とご神木の大ケヤキ、拝殿前には神事用の土俵がある(左)、本殿(右)
鹿島神社(柴崎)かしまじんじゃ
 祭神は武甕槌神。創立年代不詳。慶長年間(1596〜1615年)、村内に疫病などが流行したため、村人たちが社殿を再建し、盛大に遷宮式を行ったところ、たちまち流行は治まった。 村人はこれに感謝し、元和年中(1615〜23年)に鳥居を再建したという。現在神社は、テクノパーク桜の区画整理地内、反町の森公園に隣接してある。
 つくば市柴崎148。鹿島神社・柴崎の地図
鹿島神社柴崎
鹿島神社社殿
鹿島神社(吉瀬)かしまじんじゃ
 祭神は武甕槌神。経津主命、月読命が配神。境内社として医王神社、稲荷神社、愛宕神社、羽黒神社、黄金神社、白金神社、庚申神社。 天和年間(1681〜83年)の創建とされる。宝永年間(1704〜10年)に疫病が流行した時、氏子一同が祈願したところ疫病が治まったとされる。 地元では伝染病の守護神として、明神様と呼ばれ信仰されている。旧村社。1707(宝永4)年、社殿再建。
 つくば市吉瀬1487−1。鹿島神社・吉瀬の地図
鹿島神社吉瀬
鹿島神社社殿
鹿島神社(下広岡)かしまじんじゃ
 祭神は武甕槌神。旧村社。1600(慶長5)年創建。寛永年間(1624〜43)の再建。 文化年間(1804〜17)には、領主の土屋相模守が、本殿修繕に際し寄進した。 子授けに御利益があるとされ、男根が奉納されている。
 つくば市下広岡284。鹿島神社・下広岡の地図
鹿島神社下広岡 鹿島神社下広岡鳥居
鹿島神社社殿(左)、鳥居(右)
鹿島神社(倉掛)かしまじんじゃ
 祭神は武甕槌神。創建年代不詳。旧村社。
 つくば市倉掛1177。鹿島神社・倉掛の地図
鹿島神社倉掛
鹿島神社
鹿島神社(大角豆)かしまじんじゃ
 祭神は武甕槌神。旧村社。元亀年間(1570〜73年)の創建という。疱瘡に効験ありと伝えられる。
 つくば市大角豆870。鹿島神社・大角豆の地図
鹿島神社大角豆
鹿島神社社殿
鹿島神社(大)かしまじんじゃ
 旧村社。多くの境内社がある。
 つくば市大。鹿島神社・大の地図
鹿島神社大拝殿
鹿島神社拝殿
鹿島神社大本殿 鹿島神社大鳥居
鹿島神社本殿(左)、鳥居(右)
鹿島神社(松塚)かしまじんじゃ
 祭神は武甕槌神。創立不詳。正面石鳥居に「天保十一庚子歳」(天保11年=1840年)とある。
 つくば市松塚353。鹿島神社・松塚の地図
鹿島神社松塚
鹿島神社拝殿
鹿島神社松塚本殿 鹿島神社松塚鳥居
鹿島神社本殿(左)、鳥居(右)
八坂神社(東岡)やさかじんじゃ
 祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)。旧つくば市役所桜支所の脇の山林内にある。
 つくば市東岡613。八坂神社・東岡の地図
八坂神社東岡
八坂神社社殿
八坂神社(金田)やさかじんじゃ
 祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)。配神は菅原道真公。古くは、大、岡、金田の3カ村の鎮守。1873(明治6)年、金田外8カ村の村社。 現在は金田地区の鎮守として周辺の信仰を集めている。 境内には「島田石」と呼ばれる石がある。これは圃場整備の際、掘り出されたもので、大正期の女性の結髪形「島田まげ」に似ていたため名づけられた。 別名「子持ち石」。安産の守り神として、信じられているという。
 つくば市金田1。八坂神社・金田の地図
八坂神社金田 島田石
八坂神社拝殿(左)、境内にある島田石(右)
八坂神社(横町)やさかじんじゃ
 祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)。創建年代は不詳。 1686(貞享3)年火災で社殿焼失。1711(正徳元)年再建。1718(享保3)年、正一位牛頭天王宣旨。 1765(明和2)年、横町、中根、上境、上野、柴崎、土器屋(栄)、松塚村の七郷惣社となる。 厄除けにご利益がある。昔は流鏑馬の神事が行われていた。
 つくば市横町116。八坂神社・横町の地図
八坂神社横町
八坂神社社殿
八坂神社(上ノ室)やさかじんじゃ
 祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)。創立は不詳。山城国・八坂神社から御神体を遷して創建された伝えられる。 本殿には1675(延宝3)年の棟札がある。1756(宝暦6)年から翌年にかけて村内に疫病が流行。 氏子一同行水して、八坂大神に祈願したところ、村人の病人から一人の死者を出すことなく平癒したとされる。 このご加護に報いるため、村人たちは、1756(宝暦8)年、本殿の雨覆を造り感謝したという。 悪疫退散、雨乞いにご利益があるとされる。
 つくば市上ノ室1345。八坂神社・上ノ室の地図
八坂神社上ノ室
八坂神社鳥居越しに拝殿をのぞむ
八坂神社(花室)やさかじんじゃ
 祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)。創建年代は不詳。1686(貞享3)年再建。1875(明治8)年、村内の稲荷神社、鹿島神社を合祀したほか、 天神社、愛宕神社、八幡神社が祀られている。1882(明治15)年、村社。
 つくば市花室。八坂神社・花室の地図
八坂神社花室
八坂神社拝殿
八幡神社(上広岡)はちまんじんじゃ
 祭神は誉田別命(応神天皇)。創建は944(天慶7)年、平貞盛によるものという。 源義家が奥州征伐の際、武運を祈願し、任を終えての帰路、神輿と灯篭一対を寄進されたと伝えられる。 現在は行われていないが、例祭で白鳩放鳥の儀式が行われていた。白鳩が高く飛べば豊作、低く飛ぶと不作と豊凶を占ったと伝えられている。 また、子供の虫切りの神として信仰がある。
 つくば市上広岡114。八幡神社・上広岡の地図
八幡神社上広岡
八幡神社社殿
睦八幡宮
 国道354号沿いにある。
 つくば市大角豆2012−50。睦八幡宮の地図
睦八幡
睦八幡宮社殿
月読神社(上広岡)つきよみじんじゃ
 つくば市上広岡にある神社。
 つくば市上広岡。月読神社・上広岡の地図
月読神社上広岡
月読神社
三日月神社(吉瀬)みかづきじんじゃ
 例祭では吉瀬ばやしが奉納される。
 つくば市吉瀬。三日月神社・吉瀬の地図
三日月神社吉瀬
三日月神社社殿
八龍神社
 創建年代不詳。
 つくば市中根584。八龍神社の地図
八龍神社
八龍神社社殿
香取神社(大)
 詳細不詳。
 つくば市大。香取神社・大の地図
香取神社大
香取神社社殿
神明神社(栄)しんめいじんじゃ
 祭神は天照大神。1882(明治15)年、土器屋村(現在のつくば市栄)村社。創建年代不詳。1754(宝暦4)年再建。 境内にある「いぬ楠」が御神木。
 つくば市栄247−1。神明神社・栄の地図
神明神社栄
神明神社社殿
愛宕神社(栗原)
 筑波山を望む小高い丘の上に祀られている。江戸時代の創建とされるが詳細は不明。
 つくば市栗原。愛宕神社・栗原の地図
愛宕神社栗原
愛宕神社
天満神社(栗原)
 天満宮。祭神は菅原道真。創建年代不詳。江戸時代、この地区を治めていた堀氏の氏神とされる。栗原台坪地区の氏神。
 つくば市栗原3500。天満神社・栗原の地図
天満神社栗原
天満神社
東岡天満宮
 創建不詳。1970(昭和45)年、本殿覆屋及び拝殿建立。
 つくば市東岡。東岡天満宮の地図
東岡天満宮 東岡天満宮鳥居
東岡天満宮社殿(左)、鳥居(右)
天神社(大角豆)
 天満宮。祭神は菅原道真。創建年代不詳ながら、言い伝えでは南北朝時代、常陸国に流された南朝の遺臣が、北野天満宮の御神霊 を祀り、天皇の中興を祈願し、堂宇を建立したとされる。社殿は1984(昭和59)年11月の再建。
 つくば市大角豆。天神社・大角豆の地図
天神社大角豆
天神社
稲荷神社(下広岡)いなりじんじゃ
 詳細不詳。下広岡南部農村センターに隣接してある。
 つくば市下広岡。稲荷神社・下広岡の地図
稲荷神社下広岡
稲荷神社
稲荷神社(上ノ室)いなりじんじゃ
 詳細不詳。つくば九重郵便局の隣にある。
 つくば市上ノ室。稲荷神社・上ノ室の地図
稲荷神社上ノ室 稲荷神社上ノ室鳥居
稲荷神社社殿(左)、参道の鳥居(右)

茎崎地区

月読神社つきよみじんじゃ
 945(天慶8)年の創建と伝えられている。平将門の護持仏であった勢至菩薩が本尊で、別名「三夜様」と呼ばれる。 当時は神仏習合だったが、明治時代に入ると分離され、勢至菩薩は月読命として祀られた。農業・開運の神として広く人々の信仰を集めてきた。 現在の社殿は、1628(寛永5)年に建立された。 境内には、樹齢約700年とされる樹高約30m、樹の太さ約8mのシイの木があり、御神木とされている。
 御朱印有。御朱印については御朱印・神社も参照。
 つくば市樋の沢208。月読神社の地図
月読神社 月読神社御朱印
月読神社社殿(左)、御朱印(右)
月読神社本殿 月読神社鳥居
月読神社本殿(左)、鳥居(右)
千勝神社ちかつじんじゃ
 1964(昭和39)年、下妻市にある千勝神社の別宮として建立された。祭神は千勝大神(猿田彦大神)。 天孫降臨の際、先導役となった神で、「教導(みちびき)、道開き(みちひらき)」の神として信じられている。 御利益は、開運、厄除け、方位除け、交通安全、学業成就など。
 なお、下妻市の千勝神社は、502年の創建と伝えられ、1426(応永32)年、現在地に鎮座した。
 御朱印、オリジナル御朱印帳有。御朱印については御朱印・神社も参照。
 つくば市泊崎173。千勝神社の地図
千勝神社
千勝神社拝殿
千勝神社鳥居 千勝神社参道
鳥居(左)、参道(右)
千勝神社御朱印 千勝神社御朱印帳表紙 千勝神社御朱印帳裏表紙
千勝神社御朱印(左)、千勝神社オリジナル御朱印帳、黒バージョンの表紙。「勝」の文字は金色の刺繍。 このほか赤色、白色(シルバー)がある(中)、同じく裏表紙(右)
貴船神社
 応永年間(1394〜1428年)、領主の岡野康朝が泊崎城の守護神として山城国・貴船禰神社を勧請したもの。 その後、下岩崎村の鎮守となった。1718(享保3)年には、正一位の神位を賜っている。 また境内の森は、スギ、クロマツ、タブノキなどの木々が混生し、自然度の高い森が特徴で、「茨城の自然100選」に選ばれている。
 つくば市下岩崎1544。貴船神社の地図
貴船神社
貴船神社
厳島神社(天宝喜)
 祭神は市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)。天宝喜の地名の由来ともなった神社。 昔、この地方の原野に塚があり、夜になると光を発しているので、村人が塚を掘ってみると剣があった。 村人達は、神様が天から降らせた「天の宝剣」に違いないと祠を建てて祀ったという。 さらに調べると弁財天の剣であったという。また、ひとりの雲水が弁財天像をもってこの地を訪れた。 しかし、本来あるべき右手に剣が無かった。雲水は「この里こそ弁才天の鎮座すべき宿縁の地なり」といい、どことも無く立ち去った。 以来、村人達に大切に祀られてきたという。 天より降る宝剣を里人が喜び祀ったことから、天宝喜と呼ばれるようになったという。
 つくば市天宝喜736。厳島神社・天宝喜の地図
厳島神社天宝喜社殿 厳島神社天宝喜
厳島神社社殿(左)、鳥居と堀に架かる橋、社殿の周囲には堀がある(右)
鹿島神社(若栗)
 祭神は武甕槌神。939(天慶2)年創建。平将門公が国府攻撃の時、戦勝祈願のため社領を寄進し創建されたと伝えられる。 また945(天慶8)年、平将門公、戦勝祈願の際、社領300石を寄進したという。 鳥居には蛇を模したと思われる特徴ある注連縄がある。
 つくば市若栗355。鹿島神社・若栗の地図
鹿島神社若栗 鹿島神社若栗注連縄
鹿島神社社殿(左)、鳥居に特徴ある注連縄(右)
八坂神社(高崎)
 祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)。1574(天正2)年、村内に疫病が流行したため、山城国愛宕郡の八坂大神を勧請し創建したと伝えられる。旧村社。 1682(天和2)年、再建の記録あり。江戸時代は「牛頭天王」と呼ばれており、1869(明治2)年、八坂神社となった。 稲荷神社、鹿島神社、厳島神社、日枝神社、愛宕神社、秋葉神社の6社が境内社として祀られている。 JRAで、1980年代半ばに活躍し皐月賞などクラシックレースでも優勝しているミホシンザン号の馬主が、第95回天皇賞での優勝を記念し燈籠を奉納している。
 つくば市高崎2299。八坂神社・高崎の地図
八坂神社高崎 八坂神社高崎鳥居
八坂神社社殿(左)、鳥居(右)
八坂神社(小茎)
 祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)。文明年間(1469〜87年)の創建。もと上岩崎にあったが、ひどくきれい好きで気性の荒い神様で、 汚いものでも持って神社の前を横切ろうものなら、転んで怪我をしたりと、村人はほとほと困り果て、御神体を牛久沼に流すことにしたという。 その時、御利益あるなら上に流れろ、御利益なきは下に流れろと村人達が祈ったところ、正月の小雪降る日にもかかわらず、南風が突然吹き、北に流れたと伝えられる。 これを拾い上げて祀ったのが始まりで、1857(安政4)年、現在地において小茎、六斗の鎮守となった。1864(元治元)年再建。
 つくば市小茎493。八坂神社・小茎の地図
八坂神社小茎
八坂神社
日吉神社(上岩崎)ひえじんじゃ
 祭神は、大山咋命。1396(応永3)年、この地方で疫病が流行したため、疫病退散と五穀豊穣を祈願し、近江国坂本の日吉神社から分霊を遷祀したと伝えられている。 昔は山王権現といい、上岩崎村、野堀村(現つくばみらい市)、神生村(現つくばみらい市)の合同鎮守だった。1869(明治2)年に日吉神社に改称した。
 つくば市上岩崎1151。日吉神社・上岩崎の地図
日吉神社上岩崎
日吉神社
熊野神社(菅間)
 祭神は伊邪那岐命。1191(建久2)年、紀伊国の熊野神社から分霊を遷祀したと伝えられえる。日枝神社が合祀されている。
 つくば市菅間370。熊野神社・菅間の地図
熊野神社菅間
熊野神社
金刀比羅神社(高見原)
 祭神は大物主命。高見原はもともと開拓地で、同地が1914(大正3)年に高見原と改められたことに伴い、 1916(大正5)年10月10日、讃岐の金刀比羅様から分神を迎え、土地の守護神とした。 1984(昭和59)年と1992(平成4)年に石鳥居が建立されている。
 つくば市高見原。金刀比羅神社・高見原の地図
金刀比羅神社高見原
金刀比羅神社
聖天神社(大井)しょうてんじんじゃ
 本尊は密仏・歓喜仏。縁結び、夫婦和合にご利益がある。本尊は順送りで総代家に安置する。
 つくば市大井。聖天神社・大井の地図
聖天神社大井
聖天神社
別雷神社(西大井)
 詳細不詳。
 つくば市西大井。別雷神社・西大井の地図
別雷神社西大井
別雷神社
愛宕神社(九万坪)
 詳細不詳。
 つくば市九万坪。愛宕神社・九万坪の地図
愛宕神社九万坪
愛宕神社
浅間神社(細見)
 祭神は木花咲耶姫命。牛久沼に流入する西谷田川を見下ろす高台にある。
 つくば市細見。浅間神社・細見の地図
浅間神社細見
浅間神社社殿
五十瀬神社(駒込)
 祭神は天照大神。1713(正徳3)年勧請とされる。境内に保食神社、水神社、愛宕神社。
 つくば市小山。五十瀬神社・駒込の地図
五十瀬神社駒込
五十瀬神社
稲荷神社(駒込)
 詳細不詳。
 つくば市駒込1980。稲荷神社・駒込の地図
稲荷神社駒込
稲荷神社
川水神社(大舟戸)
 詳細不詳。
 つくば市大舟戸。川水神社の地図
川水神社
川水神社
泊崎弁財天
 泊崎大師堂の近くにある。七浦弁財天と隣接する。1997(平成9)年4月石宮建立。
 つくば市泊崎。泊崎弁財天の地図
泊崎弁財天
泊崎弁財天
七浦弁財天
 牛久沼に突き出した台地の突端、沼のほとりにある。2013(平成25)年5月、石宮、石鳥居建立。
 つくば市泊崎。七浦弁財天の地図
七浦弁財天
七浦弁財天
七浦大明神
 牛久沼のほとりにあった。2012(平成24)年3月1日夜、火災により社殿が焼失。 現在は跡地に七浦弁財天が建立されている=上記参照。
 つくば市泊崎。
七浦大明神 七浦大明神から見た牛久沼
七浦大明神旧社殿(左)、境内から見た牛久沼(右)
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