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小町山の登山コース
小野小町伝説のある土浦市小野。その背後にある名もなき山に登山道が整備され、山の名前も「小町山」と名付けられた。
小町山は標高361m、朝日峠の西側にあるパラグライダー発着場がある山。地元の有志により登山道の整備が進められ2017(平成29)年に完成した。
現在「天の川沢コース」「尾根コース」「朝日峠ハイキングコース」の3コースに加え、
小町山に隣接する標高372mの鬼越山への登山道「鬼越尾根コース」も出来、合わせて4コースとなった。
いずれも麓にある「小町の館」を起点に山頂に至る。
なお、標高がわずか361m、372mではあるが、かなり急な場所もあり低山用の登山の備えは必要。
土浦市小野。小町山の地図 土浦市小野から見た小町山 小町山の頂上 小町山女坂展望所からの眺望。中央が土浦市街地、奥に見える入り江が霞ヶ浦の土浦入り 朝日峠展望公園もみじの森の紅葉、この季節には紅葉を目的に登山する人も少なくない。朝日峠展望公園については下記参照 小町の館 小町山登山の拠点となる施設。小町の館は、この地区に残る小野小町伝説の魅力を伝えることや人々の交流の場としてつくられた。 県下最大級の直径7mの水車が目印。館内のそば処「小町庵」では打ち立ての蕎麦を食べることができる。 また農産物直売所も人気。無料駐車場、トイレがある。 営業時間は午前9時から午後6時まで(11月から2月までは午後5時まで)。 休館日は、月曜日(休館日が休日の時はその翌日)及び年末年始。なお駐車場やトイレは休館日でも利用可能。 土浦市小野491。小町の館の地図 アクセス 自動車 常磐自動車道「土浦北IC」つくば、下妻方面出口から案内板に従い約15分。 電車 JR常磐線「土浦駅」下車、タクシー約30分。つくばエクスプレス「つくば駅」下車、タクシー約30分。 バス利用の場合、土浦駅西口から高岡行、筑波山口行、下妻駅行で高岡バス停下車徒歩約60分。 同じくつくば駅のつくばセンターバスターミナルからつくバス小田シャトル、下大島バス停下車徒歩約70分。 小町の館本館(左)、館入口と館前駐車場、登山者の駐車は館南駐車場へ(右) 小町の館トイレ(左)、小町の館農産物販売所(右) 小町の館南駐車場。登山者の駐車はこちらに 朝日峠展望公園 朝日峠展望公園は朝日峠の自然をそのまま生かした公園で、 標高308.1m「不動峠」の三角点がある展望台はじめ、万葉の森、野鳥の森、こもれびの森、もみじ谷などが整備されている。 展望台からは土浦市内や霞ヶ浦を望むことができる。 朝日峠展望公園は朝日峠ハイキングコースの本来のゴール。今回新たに、小町山へ向かうコースも設置されたことで、手軽な山歩きの拠点としての活用もされている。 無料駐車場、トイレなどの施設があるが夜間は閉鎖されている。また、公園内の多くの場所から小町山が望める。 土浦市小野。朝日峠展望公園の地図 朝日峠展望公園(左)、トイレ(右) 朝日峠展望公園駐車場、筑波パープルライン沿いにある。標高262m(左)、朝日峠展望公園展望台から見た小町山(右) 朝日峠展望公園展望台(左)、標高308.1m、不動峠三角点(右) 朝日峠展望公園展望台からの眺望 天の川沢コース 天の川沢コースは、小町山登山コースのメインコース。その名の通り恋瀬川の支流である天の川の川沿いを登り、最後は多くの奇岩が見られる。 また展望の開けた場所もあり、土浦市街や霞ヶ浦(土浦入り)が望める。 コースのスタートは小町の館南駐車場。すぐ近くに見える小町の館のシンボル、水車小屋を右手に道なりに進む。棚田を左手に左カーブの道を行き、大きな銀杏の木の先にあるのが 朝日峠展望コースへの分岐。ここでは曲がらずに直進。少し登りになってきたところで右手に入口がある。郵便ポストなどがある、民家の入口の道路を入り、すぐに左の山道に入る。 大きな看板が何個もあるので間違うことはないだろう。ただ民家の近くなので早朝などから登山する場合は静かに移動する必要がある。 登山道に入ってすぐに目に入るのが山の神。木橋を渡って登山の安全を祈願して参拝するのもいい。ただしこの木橋は山の神へ向かうだけのもの。山頂方面は木橋を渡らず直進する。 さらにすぐに左手に登っていく。山林の中を進むと右手に尾根コース分岐がある。沢コースは直進、やや下るようなコース。 その下りきったところに沢、そこを渡り少し行くと、再び右手に沢を渡る木道があるがここは小町山の神という石割桜への分岐。 本線は左で、さらに少し行くと正面に東城寺方面分岐。熊の石を経て東城寺方面が左、沢コース本線は右へ。 このあとしばらく沢沿いを進む。途中には姫の滝、雄の滝など小さな滝があるほか、巨石もところどころに顔を出す。また沢回り道がある。本線は小さな丘を越えるような直線。 沢回り道は、この丘沿いを迂回するような道で、その名の通り沢沿いを回り道するコースになっている。ここを超えると休憩スペースなどを経て、多くの巨岩がある場所に出る。 三角岩や舞台岩、三枚岩などと名付けれれている。また尾根コースが三枚岩近くで合流する。この付近には大きな山桜があり、春には美しい花を咲かせてくれる。 岩群のスペースを過ぎた少し行くと展望岩と呼ばれる大岩がある。その名の通り岩の上から展望が開けており休憩スペースが設けられている。この展望岩を過ぎると山頂も近い。 山頂直前に男坂と女坂の分岐がある。直進が男坂、右が女坂。男坂は登る距離は短いが急、女坂は九十九折になっている場所もあり距離は長いが傾斜は緩やか。 また女坂は途中に女坂展望所があり、眺望を楽しみながら休憩するスペースがある。この展望所付近で朝日峠ハイキングコースが合流する。 男坂、女坂とも登り切ったところが頂上。頂上には休憩スペースがある。 頂上をさらに進むとすぐに車が通れる未舗装の道。ここを右へ行くとハングライダー、パラグライダーの離陸場がある。ここからは朝日峠展望公園などが望める。 小町の館のシンボルともなっている水車、すべての登山コースは水車を右手に見て直進。写真奥へ進む(左)、 水車小屋の反対側にある案内板(右) 小町の館裏の道路(左)、朝日峠コース分岐、天の川沢コース、尾根コースはこのまま直進(右) 天の川沢コース、尾根コース右折地点(左)、正面から見たところ。右側が民家の入口、コースは正面を左へ(右) 入口にはコースの案内版が多数(左)、入口左手に休憩スペース(右) 山の神入口の木橋(左)、山の神(右) 入口すぐ。登山道は左に(左)、すぐの登山道(右) 尾根コース分岐。右に行くと尾根コース。天の川沢コースは直進(左)、分岐にある案内板(右) 分岐先、竹林の中を進む。左手に沢がありせせらぎが聞こえ始める(左)、すぐに林の中、この付近の登山道は狭い(右) やや開けて沢をわたる(左)、沢に架かる木橋(右) 沢沿いの登山道(左)、氷池(右) 沢沿いの登山道、下側を見る(左)、小町山之神分岐、小町山之神は木道を渡って右へ(右) 山桜の巨樹で根が大きな石にからみつく小町山之神(左)、(右) 東城寺分岐、寺は左へ、本線は右(左)、願い滝付近(右) 登山道沿いの巨岩(左)、休憩スペース(右) 右手に沢、整備された登山道を進む(左)、同じく沢近くの道を進む(右) 姫滝(左)、沢沿い回り道分岐(右) 回り道でない方の本線。ちょっとした山を越える(左)、右側から回り道が合流(右) 沢沿い回り道(左)、同じく沢沿い回り道(右) 沢沿い回り道から正面が本線(左)、合流後の登山道(右) 巨石脇の休憩スペース(左)、雄の滝(右) 雄の滝先の木橋(左)、木橋(右) 三角岩前(左)、岩群前(右) 小町舞台岩(左)、岩群の休憩スペース(右) 尾根コース合流、本線は左へ(左)、ものぐさ岩(右) 三枚岩前登山道(左)、三枚岩(右) 三枚岩下ベンチ(左)、三枚岩脇登山道(右) 展望岩(左)、展望岩脇登山道、岩の両側から登ることができる(右) 展望岩からの眺望、岩の上には休憩スペース 男坂女坂分岐、男坂が直進、女坂は右へ(左)、 分岐から間もなく女坂展望所、多くのベンチがあり絶好の昼食ポイント(右) 小町山随一、女坂展望所からの眺望 女坂展望所脇にある朝日峠展望コース分岐(左)、女坂展望所から頂上へ向かう登山道(右) 男坂女坂分岐直後の男坂登山道、ほぼ一直線で頂上へ向かう。このため傾斜はきつい(左)、 男坂、頂上手前。ここを右に曲がると頂上(右) 頂上の展望が開けているのは南西方向のみ。その開けた場所に案内盤がある(左)、頂上の一画にある休憩スペース(右) 小町山頂上 尾根コース 尾根コースは、最初と最後が天の川沢コースに合流する登山道。天の川沢コースと同じ登山口から入り、しばらく進んだところで右に分かれる。 森林浴を十分に楽しめる山中を進み奇岩、大岩がある天の川沢コースの開けたところで合流する。 天の川沢コースの途中にある尾根コース入口。天の川沢コースが直進、尾根コースは右へ(左)、 分岐後の登山道(右) 山の斜面を進む登山道(左)、三本桜(右) 大藤(左)、大藤を過ぎた付近の登山道(右) 合流前の登山道(左)、天の川沢コースに合流、頂上は右へ(右) 朝日峠ハイキングコース 朝日峠ハイキングコースは、その名の通り朝日峠方面に向かうハイキングコースで途中から分かれて小町山に。女坂展望所で天の川沢コースに合流する。 登山口は天の川沢コース、尾根コースとは別で、これらコースの手前に登山口がある。 その名の通り朝日峠に向かうハイキングコースで、従来からあったコースを利用して小町山に向かうルートを増設したもの。 なお、朝日峠ハイキングコースは土浦市観光協会の呼び名で土浦市は小野越峠ハイキングコース、土浦市農業公社は朝日峠展望コースの名称をパンフレットなどで使用している。 最初舗装された道を進み途中から登山道になる。 こちらも沢沿いを登るコースで何度か小さな沢を渡る。途中には朝日峠展望公園に向かうコースの分岐が3カ所(下記参照)ある。 沢から分かれて、急な坂を登ると間もなく小町山の山頂。沢コースの女坂展望所に出る。 朝日峠ハイキングコース入口(左)、朝日峠ハイキングコース案内板(右) 朝日峠ハイキングコース入口、はいってすぐに右へ。右へ行くと間もなく左に小野小町の腰掛石(左)、 右手にパラグライダー着陸所(右) 登山道口手前、ここまでが車道と一緒(左)、登山道口(右) 序盤の登山道(左)、登山道、突き当りを左折(右) 登山道途中にあるベンチ(左)、切通しのような登山道(右) 沢を越える(左)、水飲み沢、頂上まで約1400m、小町の館から約800m。なお水は飲用不可(右) ほぼ沢の中を進む登山道(左)、さらに沢のすぐ脇を進む(右) 林の中を進む(左)、朝日峠展望公園方面最初の分岐、山頂は左直進、公園方面は右へ(右) 沢を渡る木橋(左)、沢沿いの登山道(右) 朝日峠展望公園方面おかめ岩近くの分岐、頂上は沢沿いに直進、公園方面は右へ(左)、朝日峠展望公園方面おかめ岩近くの分岐案内板(右) おかめ岩(左)、おかめ岩近く登山道、左側は沢(右) 朝日峠展望公園方面最後の分岐、山頂はカーブになっている左に、公園方面は右に(左)、朝日峠展望公園方面最後の分岐案内板(右) 木で土止めした登山道、左側は沢(左)、沢に架かる木橋(右) 再び沢に架かる木橋(左)、木で土止めされた登山道(右) 朝日峠ハイキングコース最大の難所。かなりの急坂(左)、急坂が終わると木立のなかを進む細い登山道(右) 山頂へは右の階段を登る(左)、天の川沢コース合流前の登山道。ここを直進すると間もなく天の川沢コース女坂展望所(右) 朝日峠ハイキングコース本コース 朝日峠展望公園の項でも書いた通り、朝日峠ハイキングコースは本来、小町の館と朝日峠展望公園を結ぶコースだった。 このため、本来であればこちらが朝日峠ハイキングコースであり、小町山に向かうコースが小町山支線ともいうべきだが、小町山登山コースという定義上、 紛らわしくなるため、展望公園に向かうコースを便宜上、本コースと表記する。 本コースは分岐から石畳のような岩の多い場所を登っていく。かなり急こう配だが、直線ではないので登りやすく感じる。 途中、おかめ岩近くから分岐した連絡道が合流する。合流すると間もなく、右手に朝日峠展望公園のもみじ谷が見えてくる。 木道がある場所で、右に分かれ木道を進んでいくと公園の中に。そのまま直進すると展望公園の駐車場へ出る。 おかめ岩からの分岐は小さい丘を越えると間もなく本コース合流。本コースまでの距離は長くない。 朝日峠ハイキングコース本コース分岐。直進すると小町山、右に行くと朝日峠展望公園へ向かう本コース(左)、 右折してすぐ沢を渡る(右) 本コース、岩場の登山道。急な登り、加えて左に90度曲がっている(左)、途中にある休憩スペース(右) 左手からおかめ岩近くの分岐からの合流(左)、合流先の登山道(右) もみじの森脇(左)、もみじの森分岐、右へ行くともみじの森を経て公園展望台方面へ(右) もみじの森、11月下旬から12月初旬ごろ、紅葉が美しい(左)、もみじの森先、ややわかりにくいが左へ(右) 連絡道合流、展望公園から小町山へ向かう道が右から合流。小町山は直進。この先は朝日峠展望公園小町山連絡道の項目参照(左)、 分岐にある案内板(右) 連絡道合流を右に入ったところ。すぐに分岐がある。展望公園方面、駐車場下が右、同じく筑波パープルラインを経て駐車場が左(右) おかめ岩近くの本線への分岐。小町山頂上は左へ、本線方向は右へ 分岐から少し行ったところの登山道(左)、やや下って本線合流。展望公園は左へ(右) 朝日峠展望公園小町山連絡道 朝日峠展望公園から小町山山頂へのコース。名称は当サイトが独自につけたもの。筑波山パープルライン側から向かうコースと、駐車場の下を通るコースの2つある。 いずれも公園を出た付近で合流。谷あいを迂回するように進み、朝日峠ハイキングコースに合流する。 朝日峠展望公園のトイレ手前を入り、駐車場の下へ進む(左)、駐車場下の登山道。下る(右) 駐車場下の登山道三叉路を左へ(左)、大きな通りを右へ(右) 大きな通りを少し行くと右に入るところがある 大きな通りから連絡道に入ったところ。途中にベンチも(左)、 同じく万葉公園近くの連絡道(右) 本コースに合流。小町山山頂は右へ 沢を渡る橋(左)、木立の中を進む(右) 狭い道(左)、小さな沢を渡る(右) 朝日峠展望コース合流。小町山山頂は右へ パープルライン側のコース。駐車場出入り口を左へ(左)、筑波パープルラインを進み左へ(右) 鬼越尾根コース 沢コースの途中から分かれ、鬼越山へ向かうコース。多くの奇岩と森林浴のコース。 沢コースから分岐し、少し行くと熊の石がある。熊の石前の階段を登り、熊の石の左側を抜けていく。 熊の石を越えると九十九折の登山道、そこを抜け、やや広い場所で東城寺方面への道が分岐する。 さらに進むと途中に子宝の木や巨大な岩が3つある「三つ石」などがある。さらに進むと、小町山方面への「仲良し小道」の分岐、 さらに進むとベンチなどが置かれている休憩スポット、松の木広場がある。広場から先は、最初下降するがすぐに登りに。 広い道を横断すると間もなく山頂。 鬼越尾根コース分岐。沢コース本線が右、鬼越山方面は左へ(左)、分かれてすぐの登山道(右) 熊の石。熊の石への階段を登り熊の石の向かって左側を登る(左)、熊の石脇(右) 熊の石先の登山道(左)、東城寺分岐、ここを左手に行くと東城寺方面(右) 鬼越山、東城寺分岐先の登山道(左)、同じく石抱桜脇の登山道(右) 鬼越山の登山道途中にある「子宝の木」 鬼越山、登山道脇にある巨大な三つの石(左)、三つ石先の登山道(右) 仲良し小道分岐、ここを右に行くと小町山方面(左)、鬼越山の「松の木広場」前(右) 鬼越山の「松の木広場」 鬼越山の広い道手前(左)、山頂手前の広い道を横断(右) 鬼越山広い道からの入口(左)、鬼越山の頂上前(右) 鬼越山の頂上 鬼越山頂の表記がある木(左)、鬼越山頂上の三角点(右) 東城寺連絡道 鬼越尾根コースの途中から分かれ、東城寺へ向かうコース。標高的にはゲインは無く、アップダウンはあるもののほぼ山裾の移動となる。 また、登山道の整備が進んでいないことから案内板が少なく、赤や黄色のテープを頼りに進む場所が多い。 熊の石を越えると九十九折の登山道、そこを抜け、やや広い場所で左に行くと東城寺方面。 山中を進み沢を渡りすぐ左へ。少し行くと再び小さな沢を渡ると間もなく東城寺。 鬼越尾根コースの途中にある東城寺方面分岐。ここを左に(左)、左手に建物。登山道とは関係ない(右) 緑のトンネル(左)、沢を渡る。登山道は渡って左へ(右) 最後に小さな沢を渡る。近くにオリエンテーリング用らしい古びたポストがある(左)、東城寺手前(右) 東城寺本堂
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