つくばと筑波山の総合情報サイト!

MENU

筑波山

つくば近隣ガイド

広告

加波山の登山コース

 加波山は、古くから修験道の山として知られる。 麓からの登山口は、桜川市側から石岡市側から、どちらからも可能。起点は両市側とも加波山神社ないし加波山三枝祇神社の里宮となる。 麓からの登山道で代表的なものは、桜川市側からの本宮路と親宮路。本宮路は、加波山三枝祇神社本宮(加波山神社本宮)拝殿前近くに出る、 親宮路は、加波山三枝祇神社親宮(加波山神社親宮)拝殿前近くに出るルート。 その名の通り、古来より本宮の参道と親宮の参道の役割を果たしている。
 また、北筑波稜線林道や林道丸山線を利用し、山頂近くから登山することも出来る。こちらは、加波山神社拝殿前からと自由の楷の碑の前からの登山が可能だ。
加波山
加波山神社前から見た加波山
加波山山頂の三角点
加波山山頂の三角点
親宮路
 親宮路は、桜川市側(旧真壁町側)からの加波山登山路で最も人気のあるコース。眺望がところどころにあるのに加え、尾根道に到達後は、神社の拝殿、本殿を巡礼し、頂上へと至る。 登山を親宮路、下山を本宮路の登山者も多い。 またコースは、5合目までいくつかの分岐があり、主に3ルートある。 1つ目は、舗装道路で5合目まで行くルート1。2つ目は、2合目の加波根不動明王神社から登山道に入り、それで5合目まで行くルート2。 3つ目は、同じく加波根不動明王神社から登山道に入り、それで3合目まで行きそこから舗装道路を登るルート3。お奨めは、2合目からほぼ全線で専用の登山道を登るルート2。 なお、ルート1、ルート2、ルート3の名称は、当サイトが便宜上つけたもの。
 5合目以降は合流し、山林のなかを進む。尾根に出るとそこが、加波山神社の拝殿前。そこから最後は尾根を登る。尾根の登山道は、筑波連山縦走コースともなっている。
 いずれのルートも最初は本宮路と同じく麓の加波山三枝祇神社里宮、加波山神社真壁拝殿の前の舗装道路を加波山方向に向かう。 最初の分岐は、加波根不動明王神社前。ルート1はそのまま舗装道路を進む。ルート2は、鳥居をくぐり神社社殿の左側から、沢を越えていく。 ルート3は、鳥居をくぐり直進する。境内に案内があるので迷うことはない。
 ルート1の舗装道路が終わるところが5合目。ここからは山林の中の道。7合目過ぎに山椒魚谷があり、沢を越える。ここは絶好の休憩ポイントでもある。 もう一度沢を越え、さらに林道を横断すると間もなく加波山神社と加波山三枝祇神社親宮の拝殿前に到着する。 ルート2は、主に森林のなかの登山道を進むコースで、ところどころ眺望が開けている。5合目の直前で舗装道路にでる。そこからはルート1と同じ。 ルート3は、同じく森林のなかの登山道を進むルートだが、3合目の桜観音前でルート1と合流する。以降はルート1と同じ。 森林のなかの登山道を進む割合は、ルート2に比べかなり少ない。
加波根不動前 2合目碑
2合目、加波根不動明王前。親宮路は、ここで3つの道に分かれる。 一つは、舗装道路をそのまま進む。あと2つは、いずれも鳥居をくぐる(左)、 鳥居脇にある2合目の碑(右)
加波根分岐 加波根社殿脇道
鳥居をくぐって間もなくある案内板。そのまま直進するとルート3、左に行くと社殿前で、その脇から進むとルート2(左)、 社殿の脇から沢を渡って進むと5合目に出る(右)
沢近く登山道 石の登山道
沢を渡って間もなくの登山道。森林の中を進む(左)、同じく登山道。石が浮き出ているところも多い(右)
親宮路からの筑波山
親宮路ルート2から望む筑波山
親宮路からの加波山頂上 親宮路からの真壁市街
親宮路ルート2から見た加波山頂上(左)、同じく親宮路ルート2から真壁市街を望む(右)
道路出口 ルート1との合流
舗装道路出口。ただしここはルート1の舗装道路とは別(左)、舗装道路を少し進むとルート1の舗装道路と合流する(右)
加波山5合目
加波山親宮路の全ルートが合流し、本格的な登山道入口となる5合目
加波山登山道 6合目碑
親宮路登山道(左)、6合目碑(右)
山椒魚谷 7合目碑
山椒魚谷(左)、7合目碑(右)
登山道沢
再び沢を渡る
登山道 8合目碑
8合目近くの登山道(左)、8合目碑(右)
登山道林道前 林道近く道しるべ
林道手前の登山道。林道を横断すると間もなく拝殿前(左)、林道を横断して間もなくのところにある道しるべ。「右あまびき、左まかべ」とある(右)
登山道 9合目碑
林道を横断して間もなくの9合目近くの登山道(左)、9合目碑(右)
拝殿前
拝殿前合流
加波山神社(中宮)拝殿前案内板 頂上碑
親宮路の加波山神社(中宮)拝殿前案内板(左)、拝殿前にある頂上碑(右)
親宮路登山道 親宮路登山道沢
親宮路ルート3、神社から登山道に入り間もなくの場所(左)、同じく沢沿いの登山道。沢にはフェンスが設けられ降りることは出来ない(右)
親宮路沢上登山道 桜観音前合流
親宮路ルート3、森林の中の登山道(左)、階段を登ると3合目の桜観音前(右)
3合目前筑波山
ルート1、2合目の加波根不動明王神社から3合目の桜観音へ向かう途中の登山道からの筑波山
3合目前分岐 3合目前分岐案内
ルート1、3合目の桜観音手前の分岐。ここを左へ(左)、分岐にある案内板(右)
本宮路
 本宮路は山頂へ直接向かう登山道。麓の加波山三枝祇神社里宮、加波山神社真壁拝殿の前の舗装道路を加波山方向に向かう。 途中にある加波根不動明王神社が2合目。本宮路はそのまま舗装道路を進む。桜観音がある3合目までは、親宮路のルート1と同じ。 本宮路は、三叉路を右へ行く。三叉路の入口には、加波山本宮参道の碑と鳥居がある。しばらく林道を進み、採石場近くに実質的な登山道の入口がある。
加波山三枝祇神社里宮参道
登山道との出発点となる加波山三枝祇神社里宮の拝殿脇の参道
本宮路と親宮路 道しるべ
3合目、右側、鳥居脇を行く方が本宮路、左側の舗装道路が親宮路(左)、分岐に建つ道しるべ「右加波山本宮道 左加波山親宮道」とある(右)
桜観音
3合目の道端にある桜観音
本宮参道碑鳥居 本宮路林道
3合目にある「加波山本宮参道」の碑と鳥居。右側の林道を進む(左)、鳥居を進んだ先の林道(右)
本宮路登山道口
本宮路の実質的な登山道入口
本宮路登山道 本宮登山道
本宮路の登山道(左)、同じく樹木のトンネルになっているところも多い。このため眺望があるところは少ない(右)
本宮路
歴史を感じさせる登山道
林道出口 林道登山口
加波山の頂上付近を南北に走る林道を横断する。林道出口(左)、同じくすぐ反対側にある林道からの登山道入口(右)
本宮路登山道
林道を横断してからの本宮路。険しいところが多くなる
本宮路つづら折り 御嶽山大神
本宮路を上から下に見る。つづら折りになっている登山道(左)、本宮路脇に祀られている御嶽山大神(右)
本宮路鳥居 本宮最後
本宮路鳥居、鳥居を過ぎると間もなく拝殿前へ到着(左)、拝殿前出口(右)
加波山神社本宮拝殿前下山路
本宮路の加波山三枝祇神社本宮(加波山神社本宮)拝殿前近くの登山路(下山)口
加波山神社拝殿前からの登山
 最も簡単な山頂への登山方法。北筑波稜線林道からさらに北に続く林道丸山線を北上。ないし筑波山塊北側の板敷峠から林道岩の上線、同丸山線を南下する。 途中に加波山山頂へ続く林道の支線がある。支線には、加波山神社という小さな看板があるが、見にくいので、見逃してしまう恐れ有り。 注意が必要。支線の林道はほぼ全線未舗装、車同士のすれ違いは難しい。加波山神社拝殿前に10数台の駐車スペースがある。 ここから登山を開始、山頂までおよそ400m。このルートは、筑波山縦走路の一部でもある。
 加波山神社前の駐車場から鳥居をくぐると、正面が加波山神社中宮拝殿。右側に並んである加波山三枝祇神社親宮(加波山神社親宮)拝殿の間にある登山道を登る そこから稜線ずたいに加波山三枝祇神社親宮(加波山神社親宮)本殿、たばこ神社、加波山神社(中宮)と経由し、山頂である加波山三枝祇神社本宮(加波山神社本宮)本殿に至る。 山頂の三角点は、本宮本殿前にある。さらに進むと、禅定の際に使う建物があり、その手前の右側に、少し目立たないが、本宮路の下山口がある。 なお、禅定の建物の先に、加波山三枝祇神社本宮(加波山神社本宮)拝殿、さらに拝殿を向かって左側から裏に回って少し行くと、旗立て石がある。
林道丸山線分岐 加波山神社前分岐
林道丸山線からの分岐(左)、支線から加波山神社前への分岐(右)
加波山山頂への登山道 加波山頂登山路
加波山神社中宮拝殿と加波山神社親宮拝殿の間にある登山道(左)、山頂へ向かう登山路(右)
「自由の楷」の碑前からの登山
 林道丸山線一本杉峠から北上すると、風力発電機パワーウインドつくばのある場所の斜め向かいに自由の楷の碑がある。ここに数台の駐車スペースがあり、ここからの登山が可能。 頂上までおよそ900m。このルートは、筑波山縦走路の一部でもある。
 最初にかなり長い急な階段があり、これを一気に登るとあとはなだらかな尾根道。最後に岩場となるが、あまり急なところはなく、最初の階段さえクリアすれば、あとは難なく山頂に到着する。 岩場の最後に旗立石がある。そこを過ぎると加波山神社本宮拝殿の裏。隣接して禅定のための宿泊施設があり、そこからさらに進むと本宮本殿があり、ここが山頂。 さらに稜線づたいに進むと、加波山神社拝殿前からの登山で記したものと逆に神社が登場する。
自由の楷の碑 自由の楷の碑前の登山路
林道沿いにある「自由の楷」の碑(左)、「自由の楷」の碑前の登山路の入口(右)
登山路
尾根道
交通アクセス
 東京方面及び水戸方面から、本宮路、新宮路の登山拠点となる加波山神社桜川里宮、加波山三枝祇神社本宮里宮までのルートを紹介。
自動車
 北関東自動車道桜川筑西インターチェンジを水戸方面に出て、国道50号を経て「鍬田」の交差点を右折、茨城県道41号つくば益子線を南下、 桜川市真壁町長岡の「加波山神社入口」の看板がある信号の無い交差点を左折すると最初に右側に加波山三枝祇神社本宮里宮(入口に駐車場)、 過ぎると左手に加波山神社桜川里宮(駐車場は右側)。なお神社駐車場に停める場合は神社に一声かけて許可を得ること。
 桜川市真壁町長岡891。加波山神社桜川里宮駐車場の地図
 桜川市真壁町長岡809。加波山三枝祇神社本宮里宮の地図
公共交通機関
 JR水戸線岩瀬駅から桜川市バス「ヤマザクラGO」で長岡バス停下車。 またつくば市方面からは、つくば駅から「つくバス」北部シャトル、ないし筑波山シャトルバスで「筑波山口」へ。 ここで桜川市バス「ヤマザクラGO」の乗り換えて長岡バス停下車。 長岡バス停からは北に向かい2つ目の信号のない交差点を右に進むと最初に右側に加波山三枝祇神社本宮里宮、過ぎると左手に加波山神社桜川里宮。
 桜川市真壁町長岡。長岡バス停の地図
長岡バス停
長岡バス停
copyright © 2007-2024 つくば新聞 by tsukubapress.com all rights reserved.