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稲敷市

 稲敷市は、茨城県の南部、霞ヶ浦の南に広がる市。2005(平成17)年3月22日、稲敷郡江戸崎町、同新利根町、同東町、同桜川村が合併して誕生した。 人口は46,895人(2010年国勢調査)、面積は205.78平方km。
 旧江戸崎町は、1954(昭和29)年11月3日、江戸崎町と君賀村、沼里村、鳩崎村、高田村が合併して発足した。霞ヶ浦の南岸に開けた町で、霞ヶ浦の舟運による物資の集散地として栄えた。 稲敷市の西部北側を占める。合併前の人口は20,456人(2000年国勢調査)、面積は52.82平方km。
 旧新利根町は、1955(昭和30)年4月1日、根本村、柴崎村、太田村が合併して新利根村となり、1996(平成8)年、町制施行し新利根町となった。 稲敷市の西部南側を占める。合併前の人口は10,500人(2000年国勢調査)、面積は29.74平方km。
 旧桜川村は、1955(昭和30)年4月1日、古渡村、浮島村が合併、さらに翌1956(昭和31)年9月30日、阿波村が編入して桜川村となった。 霞ヶ浦南岸の村。稲敷市の東部北側を占める。合併前の人口は7,449人(2000年国勢調査)、面積は34.11平方km。
 旧東町は、1955(昭和30)年1月15日、十余村、本新島村、伊崎村が合併して東村となった。1958(昭和33)年2月20日、大須賀村を編入し合併前の東町域となる。 1996(平成8)年、町制施行し東町となった。町の北側は霞ヶ浦に接し、南側は利根川が流れる。利根川の対岸は千葉県香取市(旧佐原市)及び香取郡神崎町。稲敷市の東部南側を占める。 合併前の人口は12,879人(2000年国勢調査)、面積は61.45平方km。
霞ヶ浦、霞ヶ浦湖岸道路、水郷大橋水郷筑波国定公園へ。
和田公園
 霞ヶ浦に突き出した和田岬にある公園。正式名称は水郷筑波国定公園浮島園地。チューリップ畑はじめ、浮島グラウンド、芝生広場などがある。 園内には浮島デイキャンプ場がある。
 春には20万本チューリップが咲き誇り、多くの人たちでにぎわう。 4月中旬の日曜日には「チューリップまつり」が開催される。またコスモスなど四季折々の花が咲く。霞ヶ浦の展望台もある。
 稲敷市浮島5020−1。和田公園の地図
和田公園
和田公園のチューリップ
浮島デイキャンプ場
 和田公園内にあるデイキャンプ場(もともとキャンプ場だったが現在は宿泊キャンプを休止中)。和田公園の芝生広場や林間を利用してテントを張る。 炊事場やトイレなどが設けられている。利用無料。
 稲敷市浮島5020−1。浮島デイキャンプ場の地図
和田公園芝生広場 和田公園炊事場
和田公園芝生広場(左)、炊事場(右)
こもれび森のイバライド
 旧江戸崎農業公園ポティロンの森。豊かな自然や動物たちと「さわる。つくる。あそぶ。たべる。」をテーマにした動物共存型のテーマパーク。 ミニモンキーやミニヤギなどの動物のほか、バラ園やドッグラン、アスレチックなどの施設がある。
 1999(平成11)年4月3日江戸崎農業公園ポティロンの森としてオープン。 農業をテーマにした公園で、門、園、街、芝、牧、村、遊、愛の8つのエリアで構成。 野菜の収穫などの農業体験はじめ、乗馬やソーセージ、パンの手作り体験、動物との触れ合いなどができた。 2015(平成27)年11月23日で、ポティロンの森としての営業を終了。 大幅にリニューアルし2016(平成28)年3月19日再オープンした。
 入園料は、大人(中学生以上)が1000円、子供(4歳〜小学生)500円、3歳以下無料。このほか遊具は別料金。 さまざまなお得なセットチケットがある。 駐車場有(有料2000台、乗用車1台500円)。
 稲敷市上君山2060−1。こもれび森のイバライドの地図
横利根閘門よことねこうもん
 稲敷市と千葉県香取市の間を流れる横利根川にある閘門。1914(大正3)年着工、1921(大正10)年に完成した。 1994(平成6)年、省力化のための自動化と、門扉などの修復を行い、設計図通りの復元工事が実施された。現在も閘門として現役。 閘門には、大小8枚の鋼鉄製門扉がある。閘門(閘室)の有効長は90.9m、幅員10.9m。当時就航していた最大の船を基準に造られたという。 煉瓦造り閘門の一つの到達点として、歴史的価値も高く、2000(平成12)年、近代文化遺産として国の重要文化財に指定されている。
 閘門を中心に「横利根閘門ふれあい公園」(国土交通省利根川下流事務所整備、稲敷市、香取市共同管理)が整備されており、 2006(平成18)年、日本の歴史公園100選に選定された。 周辺は桜の名所でもある。
 稲敷市西代地先177。横利根閘門の地図
横利根閘門
閘室と横利根川の門
横利根閘門 横利根閘門
利根川側の門の機械部分(左)、利根川側の入り口
大杉神社
 日本で唯一という夢結びの神社。地元では、あんば様とも呼ばれている。 767(神護景雲元)年、勝道上人が下野国(栃木県)を目指す途中、この地を通りかかった時、当時この地方で流行っていた疫病退散を大杉に祈願したところ、 三輪明神(奈良県桜井市、大神神社)が現れ、病魔を退散したとの伝説がある。そこで祠を祀り、大杉大明神と呼ばれるようになったという。
 主祭神は倭大物主櫛甕玉大神(やまとのおおものぬしくしみかたまのおおかみ)。境内にある杉の木が御神体。 太郎杉、次郎杉、三郎杉と3本あったが、江戸時代に太郎杉が失われ、現在は次郎杉と三郎杉がある。 勝道上人は、日光を開いた天台宗の高僧。 厄除け、八方除け、星除け、商売繁盛、さらには恋愛成就などに御利益があるとされる。
 神社には、文治年間(1185〜89年)のころ、源義経の家来、常陸坊海存(海尊)が大杉大明神の御神徳で数々の奇跡を起こしたという伝説が残る。 常陸坊海存は、容貌が巨体で、紫髭、碧眼、鼻高と、天狗に似ていたとされ、そこから大杉大明神の眷属(けんぞく)は天狗という信仰へと発展した。 現在は、鼻高天狗、烏天狗の両天狗を眷属として祀られている。鼻高天狗は「ねがい天狗」、烏天狗は「かない天狗」と呼ばれ、今では同神社のシンボルともなっている。 入口に巨大な天狗のオブジェがある。 現在の社殿は1816(文化12)年の再建、平成の大修理が行われ彩色された。社殿前にある青銅製の立派な灯篭は、江戸時代、4代将軍徳川家綱が寄進したもの。 麒麟門が2010(平成22)年4月完成した。
 境内には最勝出世稲荷が祀られており、その御利益から、多くの鳥居な幟が奉納されている。 同じく勝馬神社があり、競馬関係者や競馬ファンの参拝が多い。同じく境内にある相生神社は、子授けに御利益ありとして広く信仰を集めている。 また、隣接する安隠寺は同神社の別当寺で、明治期までは神社と一緒に祀られていた。 お守り絵馬では、ねがい天狗、かない天狗のお守りや夢結びのお守り、馬の蹄鉄のついた絵馬などがある。毎年10月には大杉祭が行われる。
 御朱印有。御朱印については御朱印・神社も参照。
 稲敷市阿波958。大杉神社の地図
大杉神社社殿 大杉神社社殿
大杉神社社殿(左)、御朱印(右)
大杉神社麒麟門 大杉神社神楽殿
大杉神社麒麟門(左)、大杉神社神楽殿(右)
最勝立身出世稲荷
 大杉神社の境内にある神社。毎年、初午には例大祭が行われる。多くの鳥居や幟が奉納されている。
 稲敷市阿波958。最勝立身出世稲荷の地図
出世稲荷 出世稲荷鳥居
出世稲荷(左)、鳥居(右)
勝馬神社
 大杉神社の境内にある神社。近くにある日本中央競馬会(JRA)美浦トレーニングセンターの競馬関係者はじめ、多くの競馬ファンが必勝祈願に訪れる。 「蹄鉄絵馬」や「勝馬守」などがある。
 古代(飛鳥時代ともいわれるが開設された時代は不明)官営の牧場「信太馬牧」がこの地方(現在の稲敷郡美浦村信太)にあった。 そこに、862(貞観4)年、馬櫪社という馬体守護の神社が祀られたのが創建という古社。 その後、現在の稲敷市幸田に遷されたのち、現在の大杉神社境内に移された。
 昭和初期までは、大杉神社境内で10頭づつ、10組、100頭の馬が出場して奉納競馬が行われていた。
 稲敷市阿波958。勝馬神社の地図
勝馬神社
勝馬神社
相生神社あいおいじんじゃ
 大杉神社の境内にある神社。男根像の男神(伊弉諾大神=イザナギノオオカミ)、女陰像の女神(伊弉冉大神=イザナミノオオカミ)の2神が祀られ、 子授け、縁結びの神社として知られる。
 子授け祈願は、男根像に願い事を書いた願い紐を掛け、子供が無事授かったら、女陰像に叶い紐を掛ける。
 稲敷市阿波958。相生神社の地図
相生神社
相生神社
安穏寺
 龍華山慈尊院安隠寺。大杉神社の別当寺として、805(延暦24)年、僧快賢が建立。天台宗の寺。 江戸時代初期には、天海が住職となる。このため、上野寛永寺や日光輪王寺の直兼帯となった。 明治時代まで大杉神社と安穏寺は神仏混合で祀られていた。 桜の名所としても知られる。
 茨城百八地蔵尊霊場第75番札所。霊場の詳細は茨城百八地蔵尊霊場へ。
 稲敷市阿波961−1。安穏寺の地図
安穏寺
安穏寺本堂
江戸崎リバーサイドパーク
 江戸崎名物の「かぼちゃ」にちなみ通称「かぼちゃ公園」。2012(平成24)年3月10日、リニューアルオープンした。 小野川沿いにある公園。芝生広場、かぼちゃ広場、遊具広場、芝生のステージなどがある。小野川の堤防沿いには展望デッキも整備され、カラフルなブリッジで結ばれている。 また、1周250mのウオーキングコースなどもある。無料駐車場、トイレ有。
 稲敷市江戸崎甲4908。江戸崎リバーサイドパークの地図

リバーサイドパークのブリッジごしに見る小野川の眺望(左)、ブリッジを渡った場所にある展望デッキ(右)

芝生広場(左)、かぼちゃゲートに囲まれた遊び場(右)
大利根東公園
 利根川のスーパー堤防上にある幅約30m、長さ約500mの公園。 花の広場、芝生広場、遊具の広場などのゾーンに分かれており、花の広場には、春にはチューリップ、夏にはポーチュラカなどが咲く。 遊具の広場には、多くの子供用の遊具もあり楽しめる。駐車場有、無料。
 稲敷市飯島1836−7地先。大利根東公園の地図
大利根東公園
大利根東公園遊具の広場
逢善寺ほうぜんじ
 慈雲山無量寿院逢善寺。小野の観音様として親しまれている。 826(天長3)年、逢善道人が千手観音を本尊として開山した天台宗の古刹。 1713(正徳3)年には天台宗の学問所「関東8檀林」の一つに定められた。 現在の本堂は1842(天保13)年の再建、1981(昭和56)年から7年かけて修理が行われた。 仁王門は文明年間(1469〜86年)に、太田道灌が江戸城築城の際、日枝神社の仁王門として建立されたものが1868(明治元)年、移築されたもの。 門の金剛力士像は、1402(応永9)年ごろの製作で、茨城県内で最も古い像とされる。 また、書院と庫裡を兼ねた建物は茅葺屋根の重厚な造り。 1862(文久2)年、江戸の宮大工・泉長兵衛の再建。正面向かって左側が書院、右側は庫裡。
 本堂、仁王門、書院・庫裡、金剛力士像などが茨城県の文化財に指定されている。広い境内は、別次元の空間をつくり出している。
 常陸七福神の弁財天を祀る。常陸七福神は常陸七福神へ。
 御朱印有。寺院の御朱印については御朱印・寺院も参照。
 稲敷市小野318。逢善寺の地図
逢善寺
逢善寺本堂
逢善寺山門 逢善寺書院
逢善寺山門(左)、逢善寺書院・庫裡(右)
逢善寺御朱印 逢善寺弁財天御朱印
逢善寺御朱印(左)、常陸七福神弁財天御朱印(右)
不動尊院ふどうそんいん
 聖医王山不動尊院東光教寺。願満不動尊、江戸崎不動尊として親しまれている。北関東三十六不動尊霊場第30番札所。 836(承和3)年=848(嘉祥元)年とも=、慈覚大師の開山と伝えられる。天台宗の寺。本尊は慈覚大師の作という不動明王。 1470(文明2)年、幸誉法印が中興した。戦国時代の戦火で荒廃するも、1591(天正19)年、領主芦名盛重が、 随風(後の天海大僧正=日光山座主、上野寛永寺住職)を招き再興。 江戸時代には関東八檀林の筆頭の格式を持つ寺として隆盛した。関東最大とされる仁王像がある。 天海大僧正の作という「六算除け」のお札がある。なお、隣接する江戸崎中学校がかつての大本堂跡。
 北関東三十六不動尊霊場については北関東三十六不動尊霊場へ。
 御朱印有。寺院の御朱印については御朱印・寺院も参照。
 稲敷市江戸崎甲2617(田宿)。不動尊院の地図
不動尊院本堂 不動尊院御朱印
不動尊院本堂(左)、御朱印(右)
不動尊院仁王門 不動尊院眺望
不動尊院仁王門(左)、不動尊院本堂前から江戸崎の眺望(右)
仁王像吽 仁王像阿
仁王門、向かって左に鎮座する吽形像(左)、同じく右に鎮座する阿形像(右)
稲敷市立歴史民俗資料館
 旧東町出身の大相撲の横綱、稲妻雷五郎の展示が充実している。また、旧東町を中心とした稲敷市の歴史や民俗が紹介されている。 同資料館は、稲敷市立図書館との複合施設。資料館は、3つの展示室と屋外展示からなる。
 第1展示室のテーマは「歴史」。利根川沿いに位置し、水との闘いを続けてきた旧東町の歴史を中心とした展示。 第2展示室のテーマは「民俗」。旧東町の農家の暮らしぶりを実物で展示している。 第3展示室のテーマは「相撲」。旧東町阿波崎出身で、江戸時代後期、大相撲の第7代横綱として活躍した稲妻雷五郎の横綱や化粧回し、自筆の相撲訓などの展示がある。
 屋外展示は稲妻雷五郎の銅像がある。また大相撲の著名横綱の手形のオブジェがある。稲妻茶屋と名づけられた休憩所には、原寸大の土俵が設けられている。
 開館時間は午前9時(水曜日は午前11時)〜午後5時(入館は午後4時30分まで)。入館料無料。月曜日、祝日、各月末休館。無料駐車場有。
 稲敷市八千石18−1。稲敷市立歴史民俗資料館の地図
稲敷市立歴史民俗資料館
稲敷市立歴史民俗資料館
稲妻雷五郎碑 稲妻茶屋
稲妻雷五郎碑(左)、稲妻茶屋(右)
えどさき笑遊館
 江戸崎商店街の情報ステーション。昭和初期に建てられた老舗旅館を利用して2004(平成16)年オープン。 館内を大幅にリフォームしたほか、周辺の整備も行い、2012(平成24)年3月10日、リニューアルオープンした。
 建物は木造2階建て、延べ床面積約307平方m。リニューアルに伴い、特産品を加工できる本格的な厨房はじめ、屋外イベントスペースも設けられた。
 開館時間は午前9時〜午後5時(利用予定により午後10時まで)。月曜、祝日及び年末年始(12月29日〜1月3日)休館。駐車所有。
 稲敷市江戸崎甲2711。えどさき笑遊館の地図
えどさき笑遊館
えどさき笑遊館
えどさき夏まつり
 江戸崎運動公園を会場に8月に行われる。昼はステージイベント、夜は「花火大会」を中心に開催される。 花火大会は、茨城県内でも最大級の打ち上げ数を誇り、最後に打ち上げられる「日本一のスターマイン」は圧巻。
江戸崎祇園祭
 400年続く、江戸崎地区の伝統行事。鹿島神社と八坂神社の合同祭礼。 浜町、大宿町、根宿町、西町、荒宿町、本宿町、田宿町、戸張町の各町内から出される山車と、それに鹿島神社と八坂神社の合祀みこしが登場する。
鹿島神社江戸崎
 1570(元亀元)年、時の江戸崎城主・土岐治英が、江戸崎城の守護として鹿島神宮の分霊を勧請し創建。 祭神は健御雷之男命(たけみかずちのみこと)。 1874(明治7)年村社。1907(明治40)年、第六天神社、山野神社、諏訪神社、八幡神社、竜蔵神社、 1911(明治44)年、天満神社、白山神社、愛宕神社などを合祀。 境内の石灯籠は1653(承応2)年、同じく手洗石は1701(元禄14)年の寄進。 祇園祭は7月25〜27日、例祭は9月1日。また、例祭では子供たちの奉納相撲が行われている。
 稲敷市江戸崎(荒宿)。鹿島神社・江戸崎の地図
鹿島神社 鹿島神社
鹿島神社拝殿(左)、鹿島神社本殿(右)
平井家住宅
 寛文年間(1661〜72年)に建てられたと推定される。茨城県内では最古級の農家建築。国指定文化財。 入館は、火・水・木曜日(12月29日〜1月4日を除く)。午前9時〜午後4時。入館料200円。
 稲敷市柴崎155。平井家住宅の地図
大日苑(旧植竹庄兵衛邸)
 江戸崎入干拓の生みの親である、植竹庄兵衛氏が1939(昭和14)年に建てた住宅。江戸崎入り干拓地を望む台地に建っている。 洋風建築と和風建築を折衷した木造2階建て。他に例を見ない貴重な住宅となっている。さまざまなイベントが行われているほか、テレビのロケなども行われている。
 稲敷市江戸崎甲2354。大日苑の地図
浮島湿原・妙岐ノ鼻
 霞ヶ浦に突き出した広さ約50ha、東京ドーム約10個分の広大な湿原。その突端が妙技ノ鼻。 かやぶき屋根の材料となる葦が生い茂る「茅場」で、関東地方では最大級のヨシ原という。 マコモ、ガマ、カモノハシなど湿性植物の群落があり、環境省の特定植物群落に指定されている。 また、野鳥の宝庫として知られ、全国的に棲息地が少ないコジュリンやオオセッカなどの貴重な繁殖場所。 オオヨシキリ、コヨシキリなどの野鳥も見られる。野鳥の観察小屋や湿生植物が観察できる木道が整備されている。
 稲敷市浮島。浮島湿原観察舎駐車場の地図
浮島湿原 浮島湿原観察舎
浮島湿原(左)、浮島湿原観察舎(右)
満願寺
 北須賀山満願寺。天台宗の寺。740(天平12)年、行基の開山とされる古刹。811(大同6)年、伝教大師によって天台宗に改められた。当時は阿波崎にあったという。 1590(天正18)年、兵火で焼失。1691(元禄4)年、天海大僧正の法孫、音海大僧都により現在地に移転、再建した。
 本尊の釈迦如来立像は、飛鳥時代の開山当時から安置されていたものとされ、茨城県内で最古の仏像とされる。高さ18.6cm。 茨城県の文化財に指定されている。薬師堂、仁王門は、1691(元禄4)年に建立されたものという。 仁王門の金剛力士像は、阿波村の仏師、木村万之丞の作。延命地蔵尊は、1220(承久2)年7月24日、北条政子が鹿島神宮参詣の帰途、この寺に立ち寄った際、運慶に命じて彫らせたものという。
 稲敷市阿波崎177。満願寺の地図
満願寺仁王門
満願寺仁王門
瑞祥院ずいしょういん
 江上山竜雲寺。臨済宗の寺。1352(文和元)年、足利尊氏の開基、黙翁(もくおう)禅師の開山。1653(承応2)年、碧門(へきもん)禅師の再興。 境内裏山の竹林には五百羅漢像がある。1780(安永9)年、地元に住む豊島和七が天下泰平を願って彫りはじめ、24年後の1804(文化元)年に完成した。
 稲敷市江戸崎甲3076(根宿)。瑞祥院の地図
瑞祥院
瑞祥院
大念寺だいねんじ
 正定山知光院大念寺。浄土宗の寺。1590(天正18)年、領主の芦名盛重が先祖の霊を弔らうため、東京・芝、増上寺の僧、源誉慶厳を招いて開山した。 江戸時代には、浄土宗の学問所「関東18壇林」の一つにも数えらた。 入口には2階建ての楼門がある。 また、境内には徳川家康お手植えと伝えられる「逆さ銀杏」がある。
 稲敷市江戸崎甲2656(西町)。大念寺の地図
大念寺
大念寺
阿弥陀寺
 遍照山根本院阿弥陀寺。時宗の寺。弘安年間(1278〜88年)に一遍上人がこの地を訪れた際、草庵を建立したのが始まりと伝えられている。 境外仏堂の釈迦堂には、根本寝釈迦といわれる涅槃像がある。
 茨城百八地蔵尊霊場第69番札所。霊場の詳細は茨城百八地蔵尊霊場へ。
 稲敷市上根本3063。阿弥陀寺の地図
阿弥陀寺
阿弥陀寺
釣船寺
 海中山釣船寺。曹洞宗の寺。本尊は延命地蔵菩薩。1614(慶長19)年、現在の美浦村の永厳寺17世安芝門泰大和尚の開山とされる。 しかし承応年間(1652〜55年)と寛文年間(1661〜73年)に火災により、堂宇、本尊などを焼失。 1826(文政9)年に本堂を再建した。建築から200年近くがたち老朽化が激しくなったことから、 2016(平成28)年に本堂が再建された。
 曹洞宗認可参禅道場として座禅会が開かれている。また、釣船や釣竿の魂入れなど、釣り供養、釣り祈祷なども行われている。
 稲敷市浮島3583−1。釣船寺の地図
釣船寺
釣船寺本堂
寝釈迦
 羽黒山釈迦堂。阿弥陀寺の境外仏堂。根本寝釈迦。寝釈迦で知られる「釈迦如来涅槃像」は像長約2m。 江戸時代初期の作と推定されており、茨城県の文化財に指定されている。 釈迦堂を建立した順西和尚が上総国から担いできたものといわれている。 毎年6月8日には「花まつり」、別名「腰巻おがみ」として広く信仰を集めている。 下着(腰巻)に釈迦堂の朱印を押し祈願すると生涯、下の病にかからず、下の世話にもならない、と言われる。 今でも近隣から多くの人が集まり、参道には多くの出店が軒を並べる。
寝釈迦
釈迦堂
高田神社
 承平年間(931〜937年)に、熊野大社の分霊を勧請し、平将門の乱平定を祈願して、創建したと伝えられる。 鎌倉幕府を開いた源頼朝も文治年間(1185〜89年)に奥州合戦の戦勝を祈願して参拝したと伝えられる。 1733(享保18)年造営の社殿が残っていたが、火事により焼失、1997(平成9)年に再建された。 約140mの参道の両側には、杉の巨木が立ち並び、荘厳な雰囲気をつくり出している。 周囲の森林は、茨城県の自然環境保全地域に指定されている。
 稲敷市高田1348−1。高田神社の地図
高田神社
高田神社社殿
神宮寺
 補陀落山蓮華院。天台宗の寺。806(大同元)年、満願上人の開山とされる。高田神社の別当を務めていたことから神宮寺と呼ばれるようになったという。 湛慶作と伝わる仁王像を安置する仁王門がある。
 客殿に安置されている木造聖観音菩薩立像と厨子は茨城県の文化財に指定されている。 木造聖観音菩薩立像は、カヤ材寄木造、像高152.8cm。平安時代末(12世紀後半)の作と推定されている。 厨子は、唐様入母屋造、本瓦型板葺、大棟の両端に「しゃち」がある。総高129cm、桁行55cm、奥行36.6cm。室町時代末ごろのものと推定。
 御朱印有。寺院の御朱印については御朱印・寺院も参照。
 稲敷市神宮寺146。神宮寺の地図
神宮寺仁王門 神宮寺御朱印
仁王門(左)、御朱印(右)
客殿 観音堂
客殿(左)、観音堂(右)
照明院
 極楽山新善光寺。天台宗の寺。1595(文禄4)年、僧尊海によって創建された。本尊は阿弥陀如来で鎌倉時代の作とされる。 平安時代の作とされる木造毘沙門天像、木造十一面観音菩薩立像、それに釈迦涅槃仏像などがある。 本堂前にある樹齢400年といわれる松は、約40mも張り出した枝振りで知られる。
 茨城百八地蔵尊霊場第73番札所。霊場の詳細は茨城百八地蔵尊霊場へ。
 稲敷市伊差部185。照明寺の地図
興禅寺
 長松山。曹洞宗。延命地蔵尊があり、安産、子育てにご利益があるとして広く信仰を集めている。 源頼政の開基でもと臨済宗だった。元仁年間(1224〜25年)に北条政子が再建し、その時曹洞宗に改められた。 北条政子が鹿島詣での帰途、この寺に泊まり、そのお礼としてお堂を建て、後鳥羽上皇から下賜された延命地蔵尊を安置したと伝えられる。 
 稲敷市古渡357。興禅寺の地図
堂

山門 本堂
山門(左)、本堂(右)
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