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水郷筑波国定公園

 筑波山域は、南東側の宝鏡山、北側の足尾山、加波山とともに、ほぼ全域が水郷筑波国定公園の指定を受けている。 水郷筑波国定公園について紹介する。また、水郷筑波国定公園を構成する千葉県側の関係自治体、銚子市、香取市、東庄町の主な観光地も紹介する。
国定公園とは
 国立公園に準じる景勝地として、自然公園法に基づいて環境大臣が指定した公園。国立公園が国の直接管理なのに対し、国定公園は都道府県が管理している。 琵琶湖国定公園、越前加賀海岸国定公園、ニセコ積丹小樽海岸国定公園、下北半島国定公園など現在は、日本全国で56カ所ある。
範囲
 茨城県と千葉県にまたがる約34300ha。筑波山、加波山などの内陸山岳地と、霞ヶ浦、潮来、佐原などの水郷地帯、さらに、鹿島神宮、香取神宮、犬吠埼〜屏風ヶ浦に至る海岸線を含めた地域。 海、川、湖、山とバリエーション豊かで、江戸時代から人々に親しまれた景勝地が多く、現在も多く利用者が訪れている。 また、鹿島神宮、香取神宮、筑波山神社など、著名な神社があるほか、山岳信仰や歴史的景観など、文化的景観保護の意味合いも強い。 千葉県側は銚子市、香取市、東庄町、茨城県側は鹿嶋市、神栖市、潮来市、土浦市、つくば市、稲敷市、かすみがうら市、石岡市、桜川市、行方市、小美玉市、阿見町、美浦村。
歴史
 1959(昭和34)年、霞ヶ浦沿岸、鹿島神宮、香取神宮、水郷大橋以東の利根川沿岸、横利根川、北利根川、与田浦、下津海岸、神之池、銚子黒生海岸から屏風ヶ浦一帯が水郷国定公園として指定される。 1969(昭和44)年、筑波山、加波山地域を編入し、水郷筑波国定公園となる。
水郷
 茨城県潮来市、千葉県香取市(佐原)を中心とした利根川下流域。両市内には、今でも水路が多くあり、風情のある街並みとして景観上保全されている場所も多い。 また、さっぱと呼ばれる小舟による十二橋巡りや観光あやめ園などもある。香取市で夏と秋に行われる佐原の大祭は国の重要無形民俗文化財。
霞ヶ浦
 面積約172平方km。わが国第2位の湖面積を持つ。ただ、水深は平均約4m、最大で7m程度と浅く、貯水量は約0.7平方km、全国でベスト10にも入らない。 流域面積は、2000平方km以上あり広大。筑波山周辺(つくば市のおよそ北側半分)は霞ヶ浦の流域で水源地。 もともとは汽水湖だったが、水利用と塩害防止などを目的に、1963(昭和38)年、常陸川水門が完成し、淡水化された。
 全域が水郷筑波国定公園に指定されている。観光帆曳き船や遊覧船が運航する。ワカサギが有名なほか、多くの魚が獲れ、これらを利用した煮干や甘露煮が名産品となっている。
 淡水化後は、水質が悪化し、アオコなどが発生するなど、死の湖のイメージがあったが、最近では、だいぶ改善している。
観光帆曳き船
 大きな帆を張り、優雅に湖面を移動して魚を獲る帆曳き船(帆引き船)。漁の時期になると多くの帆が湖面に浮かび、霞ヶ浦の風物詩といわれた。 しかし、動力のついた船が普及するにともない、実際にこの船で漁をすることは無くなったが、観光用に運航されている。
 運航しているのは、土浦市、かすみがうら市、行方市の3市4カ所。地上からも見ることは出来るが、かなり小さくしか見られない。 このため、各所からは伴走船(土浦市は遊覧船)が出ている。伴走船ないし遊覧船に乗船することで帆曳き船を近くで見ることが出来る。なお、帆曳き船への乗船は出来ない(4カ所とも)。 また、晴れでも強風の場合もしくはまったくの無風の場合、運休となる場合がある。
 土浦市は7月下旬から10月中旬の毎週土日及び祝日運航。土浦港から遊覧船ホワイトアイリス号(午後1時30分出航)、ジェットホイルつくば号(午後1時25分出航)を利用。 料金はホワイトアイリス号大人1500円(高校生以上)、小中学生750円。ジェットホイルつくばが大人1680円、小人840円。
 かすみがうら市は7月下旬から11月下旬の日曜日運航。伴走船の乗船は、歩崎公園自由広場で受付、乗船場所は歩崎公園近くの志戸崎漁港。出航は午後2時(11月は午後4時出航)。 料金は大人2000円(高校生以上)、小中学生1000円。
 行方市は9月から12月上旬の毎週土日(9月は日曜日のみ)運航。伴走船の乗船は、玉造地区と麻生地区の2カ所。玉造地区は道の駅たまつくり帆引き船事務所、麻生地区は白帆の湯前駐車場で受付。 乗船場所は玉造地区が事務所近くの帆引き船桟橋、麻生地区が古宿舟溜。午後1時30分と午後3時30分の1日2回出航。時間は30分〜40分程度。 料金は大人2000円(高校生以上)、小中学生1000円。
観光帆曳き船と伴走船
観光帆曳き船(土浦市沖宿沖)と伴走船(遊覧船)
霞ヶ浦湖岸道路
 その名の通り霞ヶ浦の湖岸に設けられた道路。一部迂回する必要はあるが、ほぼ霞ヶ浦を一周することができる。延長は約130km。 以前は、未舗装道路だったが、現在ではほぼ全線で舗装道路になっている。 防衛省施設などは湖岸を通れず迂回することになる。一部は霞ヶ浦サイクリングロードとなっている。 同じく、かすみがうら市と石岡市部分は霞ヶ浦サイクリングコースになっている。このため他の部分も含め、サイクリングを楽しむ人たちが多い。
霞ヶ浦湖岸道路
霞ヶ浦湖岸道路、土浦市沖宿付近
つくば霞ヶ浦りんりんロード
 正式名称は茨城県道505号桜川土浦潮来自転車道。2016(平成28)年4月1日、霞ヶ浦自転車道、 旧茨城県道504号潮来土浦自転車道とつくばりんりんロード、旧茨城県道501号桜川土浦自転車道が統合して誕生した。 総延長は約80km。
 霞ヶ浦の湖岸を走る旧霞ヶ浦自転車道は、起点が潮来市牛堀、行方市から霞ヶ浦大橋、かすみがうら市を経て、終点は土浦市川口。 延長約40km。ほとんどの区域で車道と共用だが、一部専用道となっている。地形がほぼフラット。 毎年、霞ヶ浦一周サイクリング大会のコースの一部となる。
 両自転車道の統合に伴い、接続部である土浦市内のルートが一部変更になった。 これまで土浦駅近くが両自転車道の終点となっていたが、霞ヶ浦に注ぐ新川沿いのルートを通って行き来することが可能になった。 なお、旧つくばりんりんロード部分については旧筑波鉄道・りんりんロードを参照。
霞ヶ浦サイクリングロード
専用道路がある行方市玉造付近の霞ヶ浦サイクリングロード
利根川河口堰
 利根川の河口から18.5km上流、常陸利根川合流部のすぐ上流にある水門。茨城県側が神栖市太田、千葉県側が香取郡東庄町新宿。 1965(昭和40)年12月着工、1971(昭和46)年1月完成。7つの制水門、2つの調整門、閘門からなる。両側に魚道がある。 利根川下流域の塩害防止のため設けられた。
利根川河口堰の地図
常陸川水門
 常陸川の利根川合流部にある水門。通称、逆水門。もともと、霞ヶ浦、北浦は、汽水湖だったが、この水門の完成で、海からの海水を遮断し、淡水化に成功した。 水道用水、農業用水、工業用水と幅広く水資源が利用できるようになった。その反面、霞ヶ浦の水質汚濁につながったとの指摘がある。 1959(昭和34)年2月に工事を開始し、1963(昭和38)年5月に完成した。
 神栖市太田。常陸川水門の地図
霞ヶ浦大橋
 行方市とかすみがうら市を結ぶ橋。橋長1100km。 1987(昭和62)年3月3日、霞ヶ浦大橋有料道路として開通。2005(平成17)年1月1日無料開放された。霞ヶ浦に架かる唯一の橋。 開通当時の両岸の自治体は、行方郡玉造町、新治郡出島村だった。1993(平成5)年4月1日、国道354号線に昇格している。
霞ヶ浦大橋の地図
霞ヶ浦大橋全景 霞ヶ浦大橋橋上
かすみがうら市側から見た霞ヶ浦大橋(左)、同じくかすみがうら市側から見た橋上(右)
鹿行大橋
 行方市山田と鉾田市札を結ぶ橋。旧橋は、橋長404.6m。1968(昭和43)年6月、北浦唯一の橋として完成。 幅員4mの一車線で、このため途中に車がすれ違うための待避所があった。14t以上、、幅2.4m以上の車輌は通行禁止だった。 2011(平成23)年3月11日、東日本大震災で橋桁が崩落した。 開通当時の両岸の自治体は、行方郡北浦村山田、鹿島郡大洋村札だった。 1993(平成5)年4月1日、国道354号線に昇格した。国道でありながら、すれ違いもできない幅の狭い橋であることから橋が「酷道」として紹介されることが多かった。
 新橋は、2012(平成24)年4月26日完成。従来の橋の北側に架けられた。橋長415m。
鹿行大橋の地図
鹿行大橋
行方市側から見た鹿行大橋
北浦大橋
 北浦に架かる橋。鹿嶋市津賀と行方市白浜を結ぶ。愛称はサン・ブリッジ。 1995(平成7)年1月開通。橋長1295.8m。茨城県内で最も長い橋。 また、淡水湖に架かる橋では琵琶湖の琵琶湖大橋に次いで日本で2番目に長い。 開通当時の両岸の自治体は鹿島郡大野村と行方郡麻生町だった。
北浦大橋の地図
北浦大橋
行方市側から見た北浦大橋
神宮橋
 北浦に架かり、潮来市延方と鹿嶋市大船津を結ぶ国道51号の橋。 橋長950m。現在の橋は2代目。 初代の橋は、1928(昭和3)年9月28日起工、1929(昭和4)年11月8日開通。橋長878m、幅員6.2m。 当時の両岸の自治体は行方郡延方村、鹿島郡豊津村。 現在の橋は1960(昭和35)年開通。朱塗りの欄干、橋柱の擬宝珠が特徴。
神宮橋の地図
神宮橋
左岸下流側から見た神宮橋
新神宮橋
 北浦に架かり、潮来市延方と鹿嶋市大船津を結ぶ国道51号鹿嶋バイパスの橋。神宮橋に並行している。 橋長1075m、幅員11.75m(車道7m、歩道3.5m、路肩1.25m)。2002(平成14)年3月完成、同年4月25日開通。 FIFAワールドカップ日韓大会で、カシマサッカースタジアムが会場となったことから、それに合わせて開通した。
新神宮橋の地図
新神宮橋
右岸下流側から見た新神宮橋
鹿島線北浦川橋梁
 北浦に架かるJR鹿島線の橋。両岸は潮来市延方と鹿嶋市大船津。全長1236m。
北浦川橋梁の地図
鹿島線北浦川橋梁
右岸下流側から見たJR鹿島線北浦川橋梁
銚子大橋
 利根川の最も河口近くに架かる橋。千葉県銚子市と茨城県神栖市を結ぶ国道124号の橋。 現在の橋は2013(平成25)年に完成した2代目。
 橋長1209.1m、幅員11m(車道7.5m、歩道3.5m)。旧橋の老朽化に伴い、2004(平成16)年工事着手、 2005(平成17)年9月15日起工した。2009(平成21)年から完成部分について順次供用開始。 当時は新橋と旧橋をまたいで通過した。2013(平成25)年3月7日全線開通。
 旧橋は、橋長1203.2m、幅員7m。1960(昭和35)年3月5日建設開始、1962(昭和37)年11月完成、 同年12月10日、有料道路として開通。1964(昭和39)年の年間利用は1日平均4万台以上あり、当初予定の2倍だった。 このため、当初30年を予定していた料金徴収も1972(昭和47)年2月、徒歩通行者が無料となり、 1974(昭和49)年5月23日、全面無料開放された。
銚子大橋の地図
利根かもめ大橋
 正式名所は銚子新大橋有料道路。利根川に架かり、銚子市小船木町と神栖市矢田部を結ぶ茨城県道及び千葉県道198号銚子波崎線の橋。 銚子大橋の混雑緩和などを目的に建設された。1994(平成6)年12月28日着工、2000(平成12)年3月18日開通。 通行料金は普通車200円。
利根かもめ大橋の地図
水郷大橋
 利根川に架かり、茨城県稲敷市西代と千葉県香取市佐原を結ぶ国道51号の橋。 現在の橋は2代目。初代は1936(昭和11)年3月開通。橋長553m。現在の橋の約300m下流にあった。 2本の主塔を持つトラス橋で、遠くに見える筑波山に似たデザインが特徴。開通当時は、利根川下流で唯一の橋だった。 千葉県側の橋のたもとには、完成を記念した徳富蘇峰の石碑「水郷之美冠天下」が建立(現在は水郷佐原水生植物園に移転)されていた。
 現在の橋は、1973(昭和48)年10月工事着手。1977(昭和52)年3月、片側1車線で暫定開通。 その後2車線、さらに4車線に拡張された。橋長535.25m。幅員25.5m。主塔が1本の斜張橋。 開通当時の両岸の自治体は、稲敷郡東村と佐原市。
水郷大橋の地図
利根川大橋
 利根川河口堰に並走する橋。神栖市太田と千葉県香取郡東庄町新宿を結ぶ橋。延長834m。1971(昭和46)年1月完成。 常陸川大橋と連続して茨城県神栖市と千葉県香取郡東庄町を結ぶ。茨城県道及び千葉県道260号谷原息栖東庄線。
利根川大橋の地図
常陸川大橋
 常陸川水門に並走する橋。神栖市太田の常陸川に架かる橋。延長265m。1971(昭和46)年完成。 利根川大橋と連続して茨城県神栖市と千葉県香取郡東庄町を結ぶ。茨城県道及び千葉県道260号谷原息栖東庄線。
 神栖市太田。常陸川大橋の地図
潮来大橋
 常陸利根川に架かる橋。潮来市潮来と香取市扇島を結ぶ。延長282m。1964(昭和39)年3月完成。 別名「メロディー橋」。下流側に歩道専用の潮来側道橋があり、橋の中心部でボタンを押すと「潮来笠」などのメロディーが流れる仕組みがある。 開通当時の両岸の自治体は、行方郡潮来町と佐原市。
潮来大橋の地図
潮来大橋
潮来市の下流側から見た潮来大橋

銚子市

犬吠埼
 関東平野の最東端に位置する太平洋に突き出した岬。千葉県銚子市にある。山地や離島を除き、日本で一番早く日の出を見ることができる。 犬吠埼遊歩道や突端には犬吠埼燈台がある。北側には日本の渚百選にも選ばれた犬吠埼君ヶ浜がある。
 銚子市犬吠埼。犬吠埼の地図
犬吠埼燈台
 犬吠埼の突端にある灯台。「世界灯台100選」、「日本の灯台50選」などに選ばれている日本を代表する灯台。歴史的文化財的価値が高く、Aランクの保存灯台ともなっている。 また、全国に6つしかない最大の第1等レンズを使用した第1等灯台でもある。一般公開されており、上まで登ることができる。螺旋階段が九十九里浜にちなみ99段となっている。
 銚子市犬吠埼9576。犬吠埼灯台の地図
犬吠埼灯台
犬吠埼燈台
君ヶ浜
 犬吠埼の北側にある約1kmの浜。白砂青松と太平洋が望める景勝地で、別名「関東舞子」の愛称で文人墨客に愛されている。 1996(平成8)年7月、「日本の渚百選」に選ばれた。
 浜に隣接してしおさい公園がある。
 銚子市君ヶ浜。君ヶ浜の地図
銚子ポートタワー
 高さ57.7m、ツインタワー構造で上部(3、4階部分)の展望館からは、太平洋や漁船の出入りなどの風景が見られる。
 営業時間は午前8時30分〜午後6時30分(10月〜3月までは午後5時30分まで)。大人350円、小中学生200円、65歳以上300円。 地球の丸く見える丘展望館との共通入場券大人500円、小中学生300円。年中無休。
 銚子市川口町2−6385−267。銚子ポートタワーの地図
銚子ポートタワー
銚子ポートタワー
地球の丸く見える丘展望館
 銚子半島の最も高い標高73.6mの愛宕山の山頂にある。標高90mの展望台からは太平洋を一望でき、まさに地球の丸さが感じられる。 また、北は鹿島灘から筑波山、西は屏風ケ浦から九十九里浜、さらには富士山まで見渡せるなど、まさに360度の大パノラマが堪能できる。 イベントホール、情報スペース、土産コーナーなどがある。
 営業時間は午前9時〜午後6時30分(4月〜9月)、午前9時〜午後5時30分(10月〜3月)。 晴れている時は日没まで開館(サンセットタイム)。年中無休。大人380円、小中学生200円、65歳以上330円。 年間パスポート有。
 銚子市天王台1421−1。地球の丸く見える丘展望館の地図
地球の丸く見える丘展望館
地球の丸く見える丘展望館
ヤマサ醤油
 創業1645(正保2)年の老舗醤油メーカー。現在は醤油、つゆ、たれ、ポン酢醤油、調味料などのほか、医療品の製造販売も行っている。また、工場内に日本で最も古いディーゼル機関車が残っている。
 工場見学は予約制。午前9時〜午前11時、午後1時〜午後3時まで。見学時間は約50分。なお、土、日、祝日は工場が休みのため工場の見学はできないが工場の映画は見ることができる。
 銚子市新生町2−10−1。ヤマサ醤油の地図
ヒゲタ醤油
 創業1616(元和2)年の老舗醤油メーカー。醤油、つゆ、たれなどの製造販売を行っている。
 工場見学は予約制。見学時間は45分〜1時間程度。また、敷地内にヒゲタ史料館がある。 なお、土、日、祝日は工場が休みのため工場の見学はできないが工場の映画及び史料館は見ることができる。
 銚子市八幡町516。ヒゲタ醤油の地図
ウオッセ21
 銚子ポートタワーに隣接する水産物直売所。目の前の銚子港で水揚げされた新鮮な魚介類が並ぶ。 また隣接するシーフードレストラン「うおっせ」では、同じく目の前の銚子港から仕入れた新鮮な魚介類の料理が味わえる。
 銚子市川口町2−6529−34。ウオッセ21の地図
銚子電鉄
 銚子電気鉄道。銚子市内の銚子駅と外川駅を結ぶ全長6.4kmの鉄道。駅は銚子、中ノ町、観音、本銚子、笠上黒生、西海鹿島、海鹿島、君ヶ浜、犬吠、外川の全部で10駅。
 経営危機で、銚子名物の醤油を使い、ぬれ煎餅を製造、発売したところ大ヒットとなった。また、「銚子」と「調子」をかけた開運切符、合格祈願切符を販売している。
 銚子市新生町2−297。銚子電鉄本社の地図
デハ800形801 観音駅
外川駅に留置中のデハ800形801車両(左)、観音駅(右)
屏風ヶ浦
 千葉県銚子市名洗町から旭市上永井の刑部岬までの海岸線約9kmに連なる断崖絶壁。縞模様の地層がむき出しになっている。 イギリスとフランスの間のドーバー海峡にある崖に似ていることから、東洋のドーバーとも呼ばれる。 地層は下から名洗層(500万年〜200万年前)、飯岡層(200万年〜70万年前)、香取層(約20万年前)、関東ローム層からなる。 このうち崖の半分から3分の2を占めるのがシルト岩が中心の飯岡層で、シルト岩は白っぽく、これがドーバーに似ていると言われる所以だ(ドーバーと岩石の質、地層の構成はまったく違う)。 なお、消波ブロックが設置されるまで、屏風ヶ浦の海岸線は毎年5〜6m侵食したと言われている。鎌倉時代は、海岸線は2km先にあったという。
犬岩
 外川漁港の西側にある犬に見える巨大な岩。この岩には、源義経伝説が残る。義経がこの地から船で奥州へ向かったが、 愛犬の「犬若」が海岸に残されてしまい、主君を慕って7日7晩鳴き続け8日目に犬の形の岩が現れたという。
 銚子市犬若。犬岩の地図
犬岩
犬岩
長崎海水浴場
 犬吠埼の南側にある海水浴場。遊泳区域の外側に岩礁で組んだ防波堤があり、波が静かになっており、安心して泳ぐことが出来る。
 開設期間は7月下旬から8月中旬。ライフセーバー監視時間は午前9時〜午後5時。駐車場30台(有料)。
長崎海水浴場の地図
銚子マリーナ海水浴場
 やしの木など、南国気分を味わえる海水浴場。屏風ヶ浦が正面にくる。また、サンセットスポットとしても人気がある。
 開設期間は7月下旬から8月中旬。ライフセーバー監視時間は午前9時〜午後5時。駐車場250台(無料)。
銚子マリーナ海水浴場の地図
銚子マリーナ海水浴場
銚子マリーナ海水浴場
海鹿島海水浴場 あしかじま海水浴場
 君ヶ浜の北側にある海水浴場。沖合いに岩礁があるため、波が静か。磯遊びも出来る。 また以前はアシカなどが岸に訪れていたことからこの名があるという。
 開設期間は7月下旬から8月中旬。ライフセーバー監視時間は午前9時〜午後5時。駐車場50台(無料)。
海鹿島海水浴場の地図
犬吠埼温泉
 塩化物泉で、神経痛、筋肉痛、慢性消化器痛、冷え性などに効能がある。1996(平成8)年開湯。 犬吠崎のホテル、旅館で楽しむことが出来る。いずれの温泉も太平洋を一望できる展望露天風呂が自慢。日帰り入浴も可能。
円福寺えんぷくじ
 飯沼観音として知られる。飯沼山円福寺。真言宗の寺。本尊は十一面観世音菩薩。坂東三十三観音札所第27番札所。 2人の漁師が本尊の十一面観世音菩薩を拾い上げ、弘仁年間(810〜824年)弘法大師がこの地を訪れた時に開眼したという。 銚子の町の中心部にある。銚子はこの寺の門前町として発展した。現在は寺域が2つに分かれている。
 御朱印有。御朱印については御朱印・寺院も参照。 坂東三十三観音霊場については坂東三十三観音霊場も参照。
 銚子市馬場町293。円福寺の地図
円福寺観音堂 円福寺五重塔
円福寺観音堂(左)、五重塔(右)
円福寺仁王門 円福寺大師堂
円福寺仁王門(左)、大師堂。観音堂の場所とは離れている(右)
円福寺御朱印 円福寺限定御朱印
坂東三十三観音札所第27番札所御朱印(左)、同じく8月10日及び8月18日のみ限定授与の金泥御朱印(右)
銚港神社
 円福寺の脇にある神社。祭神は水の神である闇淤加美神(くらおかみのかみ)。風の神である級津彦神(しなつひこのかみ)、級津姫神(しなつひめのかみ)を相殿に祀る。 また、学問の神、菅原道真公と火の神、火遇突智神(かぐつちのかみ)を配祀する。
 創建は奈良時代の養老年間(717〜23年)と伝えられ、龍蔵権現として隣接する円福寺(飯沼観音)とともに信仰されていた。 明治初期の神仏分離により1869(明治2)年5月、銚港神社となった。1873(明治6)年8月、飯沼村、新生村、荒野村、今宮村、松本村、本城村、 長塚村の総氏神として郷社となった。1945(昭和20)年、県社昇格の内定していたが、戦災により焼失、そのまま社格制度が廃止となった。
 御朱印有。御朱印については御朱印・神社も参照。
 銚子市馬場1−1。銚港神社の地図
銚港神社 銚港神社御朱印
銚港神社(左)、御朱印(右)
猿田神社
 祭神は猿田彦大神(サルタヒコオオカミ)、天鈿女命(アメノウズメノミコト)、菊理媛命(ククリヒメノミコト)。 創建は、第11代垂仁天皇25年(紀元前5年)とされる。八方除け、交通安全、家内安全、商売繁盛、厄除けなどに御利益があるとされる。 60年に一度の庚申の年に式年大祭神幸祭が行われる。 本殿は1574(天正2)年再建、1680(延宝8)年改築。千葉県指定文化財。
 御朱印有。御朱印については御朱印・神社も参照。
 銚子市猿田町1677。猿田神社の地図
猿田神社 猿田神社御朱印
猿田神社拝殿(左)、御朱印(右)
猿田神社本殿 猿田神社元宮
猿田神社本殿(左)、元宮(右)
川口神社
 986(寛和2)年の創建とされる。祭神は速秋津姫命。銚子港を見下ろす高台にあるため、漁業関係者の信仰を集める。 大潮祭は、大漁や海上安全を祈願する祭り=下記参照=。
 陰陽師・安倍晴明の伝説が残る。地元の長者の娘に延命姫と呼ばれる姫がいた。 姫は晴明の嫁となったが、容姿が醜かったことから、晴明は、履物を海岸に置いて、身を隠してしまった。 これを見た延命姫は、晴明が死んだものと思い、海に身を投げて死んでしまったという。 その後、姫の歯と櫛が流れ着き、土地の人がこれを哀れんで祠を建て、歯櫛明神と呼ばれるようになったという。 歯櫛明神はいつごろからか白紙明神となり、明治に入って川口神社と改められた。
 御朱印有。御朱印については御朱印・神社も参照。
 銚子市川口町2−6378。川口神社の地図
川口神社 川口神社御朱印
川口神社拝殿(左)、御朱印(右)
川口神社鳥居 川口神社
川口神社鳥居(左)、社殿前からの眺望。銚子漁港の入口が見える(右)
川口神社大潮祭
 川口神社の祭礼。旧歴の6月15日に開催される。漁業関係者が神輿を担ぎ、大漁や海上安全を祈願する。いずれも1t超の重量があるという宮神輿2基が出る。
 当日は午前6時から神事。同6時30分出御する。参道の長い階段を一気に下る。氏子地域を1日かけて渡御する。途中の銚子漁協第2市場では2基の神輿による勇壮な神輿の練り上げが行われる。 午後5時ごろ神社に還御する。同じく参道の長い階段を一気に上る。
大潮祭大神輿
出御する大神輿
大潮祭神輿 大潮祭参道
出御する神輿(左)、参道を下る神輿(右)
海上八幡宮 うながみはちまんぐう
 祭神は応神天皇、比売大神、神功皇后。創建は807(大同2)年、豊前宇佐八幡宮を勧請したと伝わる。 江戸時代は海上郡60余郷の総鎮守で総社八幡宮と呼ばれた。
 本殿は、正面三間、奥行二間の三間社流造で1683(天和3)年の建立と推定されている。千葉県指定文化財。 
 御朱印有。御朱印については御朱印・神社も参照。
 銚子市柴崎町1−7。海上八幡宮の地図
海上八幡宮拝殿 海上八幡宮御朱印
海上八幡宮拝殿(左)、御朱印(右)
海上八幡宮本殿 海上八幡宮鳥居
海上八幡宮本殿(左)、鳥居(右)
渡海神社 とかいじんじゃ
 祭神は猿田彦大神、綿津見大神。709(和銅2)年、現在の銚子市外川町に創建された。 976(貞元元)年、津波のため現在地に移る。1674(延宝2)年との説もある。旧郷社。 約2000坪ある境内林は「渡海神社の極相林」として千葉県の天然記念物に指定されている。
 御朱印有。御朱印については御朱印・神社も参照。
 銚子市高神西町2。渡海神社の地図
渡海神社拝殿 渡海神社御朱印
渡海神社拝殿(左)、御朱印(右)
妙福寺
 海上山妙福寺。日蓮宗。境内には妙見宮があり銚子の妙見様として知られる。
 1121(正和3)年、日蓮上人の直弟子日高上人が開基となり、日祐上人が開創した。
 妙見宮は、聖徳太子の作とされる北辰妙見大菩薩が祀られている。東海鎮護の神として信仰されている。
 藤の寺として知られ、花の時期には多くの花見客でにぎわう(下記参照)。 また、藤祭りも行われる(5月の第1土曜日、日曜日)。
 銚子市妙見町1465。妙福寺の地図
妙福寺
妙福寺本堂
妙福寺の藤
 妙福寺には複数の藤棚があるが、著名なのは本堂向かって右手前にある「臥龍の藤」。 根元が龍に似ていることからこの名があるという。樹齢は約750年とされる。 藤棚は東西10m、南北12mで、花房は約1.5mにもなる。種類は野田藤。 元京都御所にあったという由緒ある藤で、船で銚子まで廻航されてきたという。
妙福寺藤
妙福寺の臥龍の藤
満願寺
 補陀洛山満願寺。犬吠崎観音。犬吠崎から約500mの愛宕山東側中腹にある。 坂東三十三観音霊場第27番札所円福寺の本尊十一面観世音の写し尊像を奉安して1976(昭和51)年開創した。 坂東三十三観音霊場をはじめ、全国にある霊場の満願成就感謝のため開かれた寺。西国、坂東、秩父、四国、諸国霊場の五ヶ所の仏足跡砂場がある。
 御朱印有。御朱印については御朱印・寺院も参照。
 銚子市天王台9822−1。満願寺の地図
満願寺本堂 満願寺御朱印
満願寺(左)、御朱印(右)
満願寺仁王門 満願寺大師堂
満願寺仁王門(左)、同じく大師堂(右)
外川の街並み
 外川漁港に面した外川の町は、港を中心に碁盤の目のように区画された街並みが特徴。港へ下る坂には、今でも石畳が残されるなど、昔ながらの風情が残る。 街並みは、昭和初期にタイムスリップでもしたかのうようなノスタルジーがある。町の玄関口である銚子電鉄の外川駅も、哀愁ある建物となっている。
 銚子市外川町2−10636。外川駅の地図
外川駅
外川駅

香取市

香取神宮
 式内社。下総国一の宮。旧社格は官幣大社。日本全国に約400社ある香取神社の総本社である。 平安時代の延喜式では、当時、神宮の称号で呼ばれていたのは香取神宮のほかは、伊勢神宮、鹿島神宮だけだった。 祭神は経津主大神(伊波比主命)。創建は神武天皇18年、紀元前643年と伝えられている。例祭は4月14日。 家内安全、海上守護、心願成就、縁結び、安産、交通安全、勝運、災難除けの神として信仰されている。
 神社に伝わる「海獣葡萄鏡」は、『日本三銘鏡』のひとつと称され国宝に指定されている。白銅製。直径約30センチ。「本殿」「楼門」「古瀬戸黄釉狛犬」が重要文化財に指定されている。 本殿は、1700(元禄13)年に江戸幕府の手によって造営された。桃山様式で黒を基調とした概観が特徴。 楼門は、同じく1700(元禄13)年、江戸幕府によって造営された。壁や柱は丹塗り。また、狛犬は、阿吽一対の古瀬戸で、室町時代の制作と推定される。阿像の高さは17.6cm、吽像は17.9cm。阿像は250円通常切手のデザインに採用されている。
 御朱印有。御朱印については御朱印・神社も参照。
 香取市香取1697。香取神宮の地図
拝殿 香取神宮御朱印
香取神宮拝殿(左)、御朱印(右)
本殿 鳥居
本殿(左)、鳥居(右)
楼門
楼門
総門 要石
総門(左)、要石(右)
佐原の街並み
 旧佐原市は、水運を利用して「江戸優り(えどまさり)」といわれるほど栄えていた。佐原の市街地の中心部を流れる小野川沿岸や香取街道周辺には、 旧商家を中心とした江戸情緒ある歴史的建造物が多数残っており、「国選定重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)に指定されている。 国の史跡に指定されている伊能忠敬旧宅はじめ、三菱館、福新呉服店、中村屋商店、正文堂、正上、小堀屋本店、中村屋乾物店、旧油惣商店の8件、13棟が千葉県の文化財に指定されている。 現在では、これらの街並みを利用した映画やテレビドラマのロケが各地で盛んに行われている。
佐原の街並み
小野川沿いの佐原の街並み
佐原の街並み 佐原の街並み
香取街道沿いにある三菱館(左)、同じく香取街道と小野川の交差点にある中村屋商店(右)
佐原の街並み
香取街道沿いの佐原の街並み
佐原の大祭
 佐原の大祭は、旧佐原市中心市街地で、7月10日以降の金、土、日に行われる八坂神社祇園祭(夏祭り)と、 10月第2土曜日を中日とする金、土、日に行われる諏訪神社秋祭り(秋祭り)の総称で、関東3大山車祭りの一つ。 国の重要無形文化財、ユネスコ世界無形文化遺産の指定を受けている。 祭りで使われている山車=幣台(やだい)は、総欅造りで関東彫りの重厚な彫刻が飾り付けられている。 そして最大の特徴が上部にある高さ4mにもなる大人形。江戸・明治期の名人人形師によって制作されたものも多く、神様や歴史上の英雄に題材をとったものが多い。 日本3大囃子の一つとされる「佐原囃子」が街中に響く中、山車の曳き廻し(巡行)が行われる。
 八坂神社祇園祭は、八坂神社のある佐原・本宿地区を中心に行われる祭りで、通称「本宿祭」。10台の山車が、曳き廻される。
 諏訪神社秋祭は、諏訪神社のある佐原・新宿地区を中心に行われる祭りで、通称「新宿祭」。14台の山車が、曳き廻される。
 水運で栄えた水郷佐原を代表する景観の小野川沿いはじめ、歴史的町並み(国選定重要伝統的建造物群保存地区)に指定されている 佐原地区を曳き廻される山車は、ここでしか味わえない風情がある。
 なお、水郷佐原山車会館(下記参照)があり、本物の山車が交替で展示してある。
 佐原の大祭について、各町内の山車等の詳細は佐原の大祭へ。
山車と小野川
小野川沿いに整列する山車と川を進む舟
新橋本区山車 下分区山車
小野川沿いの道を巡行する新橋本区の山車(左)、同じく小野川沿いを巡行する下分区の山車(右)
香取街道夜
にぎわう夜の香取街道
八坂神社佐原本宿
 佐原市街、小野川から東側の佐原本宿の鎮守、氏神とされる。祭神は素戔嗚尊。佐原の大祭の夏祭りは同神社の祭礼。
 御朱印有。授与は側高神社社務所。御朱印については御朱印・神社も参照。
 香取市佐原イ3360。八坂神社の地図
八坂神社社殿 八坂神社御朱印
八坂神社社殿(左)、御朱印(右)
諏訪神社佐原新宿
 佐原市街、小野川から西側の佐原新宿の鎮守、氏神とされる。祭神は建御名方神。佐原の大祭の秋祭りは同神社の祭礼。
 御朱印有。御朱印については御朱印・神社も参照。
 香取市佐原イ1020。諏訪神社の地図
諏訪神社社殿 諏訪神社御朱印
諏訪神社社殿(左)、御朱印(右)
諏訪神社階段 諏訪神社眺望
諏訪神社の階段(左)、境内から佐原市街地の眺望(右)
水郷佐原山車会館
 八坂神社境内内にある。建物は3階建てで、吹き抜けのホールには、佐原の大祭で実際に使われる本物の山車が2台展示されている。 このほか、3面の巨大スクリーンのビデオシアターで祭りの紹介が行われているほか、お囃子の楽器、関東彫りの山車彫刻、山車の大人形の展示がある。 また、記念撮影用に「半纏(はんてん)」と「提灯」が用意されている。
 開館時間は午前9時〜午後4時30分(祭り期間中は午後8時30分)まで。休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始。 入館料は大人400円、小中学生200円。
 香取市佐原イ3368。水郷佐原山車会館の地図
水郷佐原山車会館
水郷佐原山車会館
伊能忠敬旧宅
 伊能忠敬が佐原時代に住んでいた家で、小野川沿いにある商家。国の史跡に指定されている。 伊能家は、酒造業や米穀売買業などを営む名家。平屋造りで川沿いに土蔵を改造した店舗、奥に母屋や土蔵がある。 忠敬は、養子に入った17歳から江戸に出る50歳までここで過ごした。
 香取市佐原イ1899。伊能忠敬旧宅の地図
伊能忠敬旧宅 伊能忠敬旧宅内部
伊能忠敬旧宅(左)、同じく内部(右)
伊能忠敬記念館
 伊能忠敬の業績を紹介した記念館。50歳までを過ごした「佐原時代」はじめ、「全国測量」、「伊能図の完成」からなる。 また国宝に指定された地図、絵図など測量資料2345点がある。伊能忠敬旧宅とは川を挟んで反対側にある。
 開館時間は午前9時〜午後4時30分。休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始。 入館料は大人500円、小中学生250円。駐車場有。
 香取市佐原イ1722−1。伊能忠敬記念館の地図
伊能忠敬記念館 伊能忠敬記念館裏庭
伊能忠敬記念館(左)、同じく記念館裏側手前から1等水準点、伊能忠敬像、象限儀のモニュメント(右)
樋橋
 佐原地区の小野川に架かる橋。水が橋の途中から川に流れ落ちる橋で、その水の音感から通称「じゃあじゃあ橋」として知られる。 「残したい日本の音100選」にも選ばれている。
 江戸時代前期、佐原村用水を小野川の東岸から対岸に送るために大樋が架けられたのが最初。 大樋は、それから300年ほど使われ、コンクリート製の橋が架けられたのは戦前で、樋はその橋の桁の下側に設けられた。 このことにより、樋を流れる水が小野川に溢れ出して「ジャージャー」と音をたてることから「じゃあじゃあ橋」の名称で親しまれていたという。
 現在の橋は観光用に作られたもので、午前9時から午後5時まで、30分ごとに桁の両側から水が流れる仕組みになっている。
 香取市佐原イ。樋橋の地図
樋橋
樋橋
東薫酒造
 1825(文政8)年創業の酒蔵。蔵案内、酒造りについての解説などを酒蔵見学は予約無しで可能(団体の場合は要予約)。 またラベル作り体験や仕込み体験なども行える。大吟醸の「叶」はじめ「卯兵衛」「二人静」などの銘柄がある。
 香取市佐原イ。東薫酒造の地図
東薫酒造
東薫酒造
馬場本店酒造
 天和年間(1681〜83)年、大和国(奈良県)から移り糀屋として創業。酒造りを始めたのは1842(天保13)年からという。 明治時代、勝海舟先生が同店へ逗留したことを記念し大吟醸には「海舟散人」と命名。このほか「糀善」「佐原はやし」「すいごうさかり」などの銘柄がある。 また伝統の製法を守る「みりん」も人気。見学用展示有。建物の一部見学可能。
 香取市佐原イ。馬場本店酒造の地図
馬場本店酒造
馬場本店酒造
ちば醤油
 1854(寛永7)年創業。本社工場。醤油、各種加工調味料、漬物の製造を行っている。 「下総醤油」、本醸造醤油「香取」などを製造。
 工場見学は予約制。平日の午前8時30分〜午後4時。希望日の1カ月前までに予約。
 千葉県香取市木内1208。ちば醤油の地図
側高神社
 香取神宮第1摂社。旧郷社。主祭神は神秘とされ明らかにされていない。本殿は一間社流造で、1665(寛文5)年の建立。千葉県指定文化財。 鳥居脇にある四季の甕は、鳥居側から春の甕、夏の甕、秋の甕、冬の甕と呼ばれ、それぞれの水量が四季の降水量をあらわすとされる。
 毎年1月の第2日曜日に行われる「髭撫祭(ひげなで祭、正月十日祭)」は、五穀豊穣と子孫繁栄を祈願する行事。鎌倉時代の1215(建保2)年に始まったと伝えられる。 酒を勧めるときに髭をなでることからこの名がある。奇祭として知られる。香取市無形民俗文化財。
 御朱印有。御朱印については御朱印・神社も参照。
 香取市大倉1。側高神社の地図
側高神社拝殿 側高神社御朱印
側高神社拝殿(左)、御朱印(右)
側高神社鳥居 四季の甕
鳥居と手水舎(左)、四季の甕、手前から冬の甕、秋の甕、夏の甕、春の甕(右)
豊玉姫神社
 祭神は豊玉姫命。日本武尊が相模国から総国へ船で渡る途中、難風に遭う。綿津見神に海上安全を祈願したところ無事、総国に着いた。 日本武尊は、上陸した海上郡編玉郷の地に綿津見神の姫神、豊玉姫命を祀ったとされる。 古くは編玉郷の総鎮守として編玉総社大宮大明神と呼ばれ、中世以降は新宮大明神とも称した。現在の豊玉姫神社となったのは1872(明治5)年。
 20年に一度、東庄町の東大社、旭市の雷大神とともに銚子市の外川ノ浜に神輿渡御する式年銚子大神幸祭が行われる。
 香取市貝塚117−1。豊玉姫神社の地図
豊玉姫神社拝殿
豊玉姫神社拝殿
山倉大神 やまくらだいじん
 創建は811(弘仁2)年。祭神は高皇産霊大神、建速須佐男大神、大国主大神。かつては「大六天」の総本社だったが、明治の神仏分離で大六天を別当寺だった観福寺に移した。 1871(明治3)年、山倉大神と改めた。なお扁額には「大六天神宮」とある。本殿は1778(安永7)年の建立で香取市指定文化財。
 鮭を奉納する初卯祭が12月の第1日曜日に行われている。山倉の鮭祭りとして知られる。千葉県指定無形民俗文化財。
 香取市山倉2347−1。山倉大神の地図
山倉大神拝殿
山倉大神拝殿
山倉大神本殿 山倉大神鳥居
山倉大神本殿(左)、同じく鳥居から境内を見る(右)
大戸神社
 祭神は天手力男命(あまのたちからおのみこと)。香取神宮第1末社。旧県社。111(景行天皇40)年、日本武尊東征の際、蝦夷征討祈願のため、大戸の地に創建。 その後幾度の遷宮を経て650(白雉元)年現在地に造営された。現在の社殿は1707(宝永4)年、江戸幕府5代将軍徳川綱吉公の命により改築されたものという。 同神社に伝わる雨乞いの面とされる「羅龍王面(らりゅうおうめん)」「納曽利面(なそりめん)」及び和鏡3面は千葉県指定文化財。 五穀豊穣、家内安全、交通安全、商業繁栄などに広く信仰されている。
 香取市大戸521。大戸神社の地図
大戸神社拝殿 大戸神社本殿
大戸神社拝殿(左)、同じく本殿(右)
観福寺
 妙光山蓮華院観福寺。真言宗豊山派。890(寛平2)年、尊海僧正の開基とされる。本尊は平将門の守護仏とされる聖観世音菩薩。 川崎大師、西新井大師とともに関東厄除け三大師(日本厄除三大師)のひとつ。
 釈迦如来、薬師如来、地蔵菩薩、十一面観世音菩薩の金銅造懸仏(かけぼとけ)4体が国の重要文化財に指定されている。 歴代千葉氏の祈願所として信仰された。また、伊能忠敬の墓地(髪と爪を納める)がある。
 御朱印有。御朱印については御朱印・寺院も参照。
 香取市牧野1752。観福寺の地図
観福寺本堂 観福寺妙光山御朱印
観福寺本堂(左)、御朱印(右)
観福寺観音堂 観福寺大師堂
観福寺観音堂(左)、同じく大師堂(右)
観福寺
 山倉山観福寺。真言宗豊山派。本尊は他化自在天王宮「大六天」。大六天の総本山。 811(弘仁2)年、伝教大師最澄が聖観世音菩薩を勧請し開山したとされる。 814(弘仁5)年、弘法大師が巡錫の折、霊跡にて大六天を勧請したという。 関東八十八ヵ所霊場第45番霊場。鮭を奉納する初卯祭が12月7日に行われている。
 御朱印有。御朱印については御朱印・寺院も参照。
 香取市山倉1934−1。観福寺の地図
観福寺本堂 観福寺山倉山御朱印
観福寺本堂(左)、御朱印(右)
大龍寺
 宝雲山大龍寺。臨済宗妙心寺派。本尊は千手観世音菩薩。 大同年間(806〜810年)、眩円律師が草庵を結んだのが始まりとされる。南北朝時代の1368(応安元)年、矢作城主国分胤詮公(国分三河守入道寿観)が境内地を寄進、諸堂を建立した. 合わせて栄西禅師の法孫で鎌倉・寿福寺の大航慈船禅師を開山として迎え、禅寺とした。また国分家の菩提寺とした。江戸時代は地元領主の浅野家の菩提寺となっている。 東国花の寺百ヶ寺千葉5番。ノウゼンカズラで知られる。
 香取市与倉1012。大龍寺の地図
大龍寺本堂
大龍寺本堂
大龍寺山門 大龍寺板碑
大龍寺山門(左)、境内にある板碑(右)
加藤州十二橋巡り
 香取市加藤州地区に張り巡らされている水路をサッパ舟と呼ばれる小舟で巡る。水路に架かっている小さな橋が、以前は十二あったことから、水路巡りをこのように呼ばれるようになった。 加藤州地区は、常陸利根川に面した水路の多い場所で、サッパ舟は地元の人の足だった。 細い水路は、昔ながらの風情が人気で、水郷情緒を味わうことが出来る。なお、乗船場は潮来市の潮来大橋の下流側と香取市の水郷佐原あやめパーク。
加藤州十二橋巡り
水郷佐原あやめパーク入口近くにある加藤州十二橋巡り発着場
水郷佐原あやめパーク
 香取市佐原の与田浦に面した約6haの敷地に、アヤメやハスなど、さまざまな水生植物が植えられている公園。 なかでも東洋一の規模を誇る400品種、150万本のハナショウブが人気で、花が見ごろとなる6月には「あやめ祭り」が行われる。 また、ハスが見ごろとなる7月には「はす祭り」が開催される。旧水郷佐原水生植物園。2017(平成29)年4月29日、リニューアルオープンに伴い名称変更した。
 開園時間は、あやめ祭り期間中は午前8時30分〜午後6時、はす祭り期間中は午前8時〜午後4時、その他の期間が午前9時〜午後4時30分。 入園料は5月から8月が大人600円、65歳以上500円、小中学生300円、9月から11月及び4月が大人200円、 65歳以上150円、小中学生100円、あやめ祭り期間中は大人800円、65歳以上700円、小中学生400円。 12月から3月は入園無料。休園日は月曜日及び年末年始。祭り期間中は無休。
 香取市扇島1837−2。水郷佐原あやめパークの地図
水郷佐原あやめパーク入口
水郷佐原あやめパーク入口
千葉県立大利根博物館
 正式名称は千葉県立博物館大利根分館。水生植物園に隣接。利根川下流域の歴史や自然などを展示。水郷での生活の様子などが分かるほか、利根川に住む生物が水槽で飼われており、観察することが出来る。
 午前9時〜午後4時30分。休館日は月曜日(休日の場合は翌日)及び10月1日から3月31日。 入館料は一般が常設展200円、企画展300円、高校・大学生が常設展100円、企画展150円。小中学生及び65歳以上、障害者手帳保持者は無料。
 香取市佐原ハ4500。千葉県立大利根博物館の地図
水の郷さわら
 道の駅と川の駅を兼ねた施設。道の駅には、特産品直売所、フードコートなどがあり、川の駅には、総合案内、観光船乗り場、地域物産館などの施設がある。
 香取市佐原イ3981−2。道の駅水の郷さわらの地図
朝どり館
水の郷さわら朝どり館
地域物産館 水の郷
地域物産館(左)、水の郷の水辺周辺(右)
多田朝日森稲荷神社 ただあさひもりいなりじんじゃ
 祭神は宇迦之御魂命。江戸時代、京都の伏見稲荷大社から勧請、当時の多田村に祀られる。 その後現在地である同じ多田村の朝日森に移された。
 多くの朱色の鳥居が奉納されている。また、拝殿前には「日本一の眷属(けんぞく)」とされる大きな狐が、狛犬がわりにある。
 御朱印有。御朱印については御朱印・神社も参照。
 香取市多田2441。多田朝日森稲荷神社の地図
多田朝日森稲荷神社 多田朝日森稲荷神社御朱印
多田朝日森稲荷神社(左)、御朱印(右)

東庄町

入正醤油
 1724(享保9)年創業。NHK朝の連続テレビ小説「澪つくし」の「入兆醤油」の舞台。醤油づくりの場面などが撮影された。 主力商品は、天然醸造醤油「澪つくし」。築200年の諸味蔵に、秋田杉の直径8尺5寸の大桶が32本並び、そこで約1年かけてじっくり熟成される。
 工場見学は予約制。平日の午前10時〜午後3時30分。希望日の2日前までに予約。
 千葉県香取郡東庄町笹川い2132。入正醤油の地図
東大社
 祭神は玉依姫尊。景行天皇が東国巡幸の折、この地にとどまり「東海鎮護」として1社を造営されたという。旧県社。 1102(康和4)年、堀川天皇から「総社玉子大明神」の称号を賜る。現在の社殿は本殿が1826(文政9)年、拝殿が翌1827(文政10)年に建立された。
 流鏑馬は、毎年秋の例祭で行われる。氏子から奉納された13の的を神職が社前から弓矢で射る神事。 放たれた矢は子授けに御利益があるとされ、白い矢は男の子、赤い矢は女の子が授かるといわれている。
 20年に一度、式年銚子大神幸祭が行われる。香取市の豊玉姫神社、旭市の雷神社と3社で、銚子市外川まで約20kmを行列する。
 香取郡東庄町宮本434。東大社の地図
東大社
東大社拝殿
東大社本殿 東大社鳥居
東大社本殿(左)、鳥居(右)
諏訪神社
 807(大同2)年、坂上田村麻呂が東征の途中、武運長久、海上安全を祈願して祠に諏訪大神を祀ったという。 その後、下総国守大江惟時が社殿造営、源頼朝も社領を寄進した。旧郷社。
 毎年4月に行われる、春季例祭では1191(承久2)年、千葉成胤が一族の繁栄を祈願し始まったという笹川の神楽が奉納される。 神楽は1965(昭和40)年、千葉県無形文化財に指定されている。 同じく毎年7月に行われる秋季大祭では奉納相撲が行われる。1842(天保13)年、天保水滸伝で知られる笹川繁蔵が境内で農民救済で行ったのが最初。 侠客として知られる国定忠治、清水次郎長なども訪れるなど盛大に行われていたという。 また、8月には大相撲の出羽海部屋が夏合宿を行い、ファン感謝デーなどのイベントも行われる。
 香取郡東庄町笹川い580−1。諏訪神社の地図
諏訪神社
諏訪神社拝殿
諏訪神社本殿 諏訪神社土俵
諏訪神社本殿(左)、土俵(右)
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