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八千代町・境町・五霞町

 結城郡八千代町は、1955(昭和30)年1月1日、安静村、下結城村、中結城村、西豊田村、川西村の5村が合併し、八千代村となり、同年6月1日、三和村の一部が合併した。 1972(昭和47)年2月1日、町制施行し八千代町となった。 平成の大合併では、旧下妻市、旧石下町、旧千代川村との合併を進め、合併協議会で新市名称案などの検討まで行ったが、その後ご破算になった。人口は23,108人(2010年国勢調査)、面積は59.10平方km。
 猿島郡境町は、1955(昭和30)年3月16日、境町、静村、長田村、猿島村、森戸村が合併して誕生した。 もともと境町は、江戸時代、利根川に面した河岸の町としてにぎわった。明治時代の廃藩置県後は、猿島郡役所、西葛飾郡役所が置かれ、この地方の中心都市だった。 1889(明治22)年に単独で町制施行している。警察署や県の出先機関などが境町に置かれ、人口が多い坂東市などを管轄しているのはこのためである。 利根川の水辺を生かしたまちづくりなどが進められている。平成の大合併では、旧岩井市、旧猿島町との合併が検討されたが住民投票で反対が多く、単独町制となった。 人口は23,106人(2010年国勢調査)、面積は46.58平方km。
 猿島郡五霞町は、茨城県で唯一、利根川の南側にある町。人口9,410人(2010年国勢調査)、面積は23.09平方km。 人口は茨城県内の市町村で最も少なく、1万人を下回っているのも唯一。また面積も茨城県内の市町村で最も狭い。 1889(明治22)年町村制の施行に伴い、西葛飾郡元栗橋村、幸主村、山王山村、山王村、江川村、冬木村、新幸谷村、川妻村、小手指村、大福田村、小福田村が合併し、西葛飾郡五霞村となった。 1896(明治29)年、西葛飾郡が廃止され、猿島郡五霞村になる。 1916(大正5)年11月1日、猿島郡香取村の一部を編入。 1996(平成8)年、町制施行し、五霞町となった。 町村制施行以来、他の自治体と合併を行っていない茨城県内で唯一の自治体。
 ほぼ四方を川に囲まれている。町の中心を南北に国道4号バイパスが縦断する。 なお、国道4号バイパスに架かる新利根川橋が1981(昭和56)年に開通するまでは、茨城県でありながら、他の茨城県の町村には、他県(千葉県ないし埼玉県)に一度出てからでないと行けなかった。 また新利根川橋は2001(平成13)年まで有料道路だった。 このため、交通の便が悪い茨城県の他の市町村とは生活圏が別で、反対に、交通の便がいい埼玉県の幸手市、同じく北葛飾郡栗橋町との結びつきが強い。 東京方面へ鉄道で向かう場合は、東部日光線の幸手駅、東北本線の栗橋駅の利用となる。
 なお、平成の大合併では、隣接する埼玉県幸手市と県境を超えての合併を目指し2003(平成15)年には幸手市・五霞町合併協議会も設置された。 しかし、幸手市側の住民が久喜市との合併を優先させるべきとの意見が強まり、五霞合併派の市長がリコールされ、市長選で久喜合併派の市長が当選したため、2004(平成16)年にご破算となった。 このため五霞町は、単独での存続を決めた。幸手市は、久喜市などとの合併が決まり、新市名も桜宮市となる予定だったが、今度は久喜市側の住民から市名について異論が出て、ご破算となっている。 幸手市もいまのところ合併する予定はない。

八千代町

鬼怒川の河川、支流、橋などについては鬼怒川へ。
新長谷寺
 太光山新長谷寺。真言宗豊山派の寺。八町観音として知られる。 鎌倉時代の1232(貞永元)年、結城朝光が鎌倉から持ち帰った十一面観音を祀る為に堂宇を建てたのが始まりと伝えられる。 十一面観音は、高さ180cm、光背高236cm、長谷寺式と呼ばれる形式で作られている。光背や台座には金箔が施されている。 日本3大長谷観音のひとつという。安産、子育て、厄除けなどに御利益があるとされる。 平成に入ってからの保存修理で、製作年が1350(貞和6)年、仏師名は大仏師院祥であることが分かった。 堂宇は、その後の戦乱で焼失。現在の観音堂は、江戸時代の1736(享保21)年に上棟されたもの。桁行3間、梁間3間。 また、本堂は1998(平成10)年の完成。
 関東八十八ヵ所霊場第38番札所。葛飾坂東観音霊場番外札所。 詳細は関東八十八ヵ所霊場葛飾坂東観音霊場へ。 御朱印有。御朱印については御朱印・寺院参照。
 結城郡八千代町八町149。新長谷寺の地図
八町観音観音堂
八町観音観音堂
八町観音本堂 八町観音全景
八町観音本堂(左)、八町観音全景(右)
八町観音関東八十八ヵ所霊場御朱印 八町観音東国花の寺御朱印
八町観音関東八十八ヵ所霊場第38番札所御朱印(左)、八町観音東国花の寺御朱印(右)
八千代グリーンビレッジ
 自然と心のふれあいスペースをテーマにしたレクリエーション施設。自然林をそのまま生かして整備された。 多目的に活用できる広場、木製遊具を多用したアスレチック、水辺の植物が観察できる湿生植物園、バーべキュー場やコテージが建つキャンプ場などがある。
 結城郡八千代町松本592。八千代グリーンビレッジの地図
グリーンビレッジ グリーンビレッジアスレチック
八千代グリーンビレッジ(左)とアスレチック場(右)
グリーンビレッジキャンプ場 グリーンビレッジコテージ
グリーンビレッジ内のキャンプ場(左)とコテージ(右)
憩遊館「やちよ乃湯」
 八千代グリーンビレッジ内にある温泉施設。地下1500mから湧出する自然温泉。 泉質はナトリウム−塩化物質泉。神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、冷え性などに効能があるという。 大浴場のほか、露天風呂やサウナなどがある。また、宴会が出来る大和室、小和室、そば処、レストランなどもある。
 営業時間は午前10時から午後9時まで。第2、第4水曜日休館。
 結城郡八千代町松本592。やちよ乃湯の地図
憩遊館
憩遊館「やちよ乃湯」
クラインガルテン八千代
 滞在型の市民農園。270平方mの土地(農園)に29平方mのラウベ(小屋)がある。ラウベには、水道、電気、バス、トイレが完備。 利用期間は、4月から翌年の3月まで。1年単位で5年まで延長可能。年間利用料は420,000円(光熱費、水道代別)。
 結城郡八千代町松本592。クラインガルテン八千代
クラインガルテン八千代
クラインガルテン八千代
JA常総ひかり旬彩やちよ農産物八千代直売所
 旬彩とあるように旬の野菜や果物が店内を彩る。メロン(5月〜9月)、スイカ(5月〜9月)、梨(8月〜9月)、ぶどう(7月〜10月)など。
 営業時間は午前9時〜午後6時30分(4月〜10月)、午前9時〜午後6時(11月〜3月)、定休日は毎月第1、第3水曜日及び年末年始。
 結城郡八千代町若1306。JA常総ひかり旬彩やちよ農産物八千代直売所
JA常総ひかり八千代直売所
JA常総ひかり旬彩やちよ農産物八千代直売所
佛性寺
 辨壽山正智院佛性寺。天台宗の寺。栗山観音として知られる。奈良時代の創建と伝えられる。平安時代には平将門の拠点のひとつとなったという。 江戸時代に現在地に移ったとされる。観音堂は、桁行3間、梁間3間、入母屋造り、鉄板葺(もと茅葺)。構造から江戸時代中期のものと推定される。 仁王門は、三間一戸楼門、入母屋造り、瓦葺。観音堂と同年代と推定される。 観音堂には、平安時代初期の作とされる薬師如来坐像(如来形坐像)が安置されている。関東、東北で最も古い木彫像の一つという。
 結城郡八千代町栗山。佛性寺の地図
栗山観音 栗山観音山門
観音堂(左)、山門(右)
鹿島神社野爪
 806(大同元)年、藤原鎌足の後裔、藤原音麿によって、常陸一之宮鹿島神宮から神霊を分祀し創建したと伝えられる古社。 祭神は武甕槌命。鎌倉時代から戦国時代にかけてこの地を治めた結城氏は、代々崇敬厚く、たびたび社殿を造営している。 江戸時代には、徳川幕府から庇護され、社領などを寄進されている。常陸国真壁郡十六郷の総鎮守として、近隣の信仰を集めた。
 現在の本殿は1783(天明3)年の再建。室町時代の永享年間(1429〜40年)の様式を基本として造られている。 一間社流造で総檜造。各所に精巧な彫刻が施されている。境内には、寄り添って伸びている樹齢約700年という夫婦杉があり、縁結びや夫婦和合に御利益があると信じられている。 また境内一帯は、野爪緑地保全地域に指定されている。杉、欅などが混生する森林で、多様な植物相を育み、多くの昆虫類、鳥類が生息する。
 御朱印有。御朱印については御朱印・神社参照。
 結城郡八千代町野爪。鹿嶋神社の地図
鹿島神社社殿 鹿島神社御朱印
鹿島神社社殿(左)、御朱印(右)
鹿島神社鳥居 鹿島神社夫婦杉
鹿島神社鳥居、ここから長い参道がある(左)、境内にある夫婦杉(右)
東蕗田天満社
 祭神は菅原道真公。創建は1288(正応元)年2月18日、北野天満宮から分霊を勧請したという。 本殿は1734(享保19)年、拝殿は1832(天保3)年の造営。裏参道は桜並木になっている。
 御朱印有。御朱印については御朱印・神社参照。
 結城郡八千代町東蕗田242。東蕗田天満社の地図
東蕗田天満社
東蕗田天満社
東蕗田天満社御朱印 東蕗田天満社御朱印桜 東蕗田天満社御朱印海 東蕗田天満社御朱印紫陽花
東蕗田天満社の御朱印(左)、同じく桜バージョン御朱印(中左)、同じく水玉バージョン御朱印(中右)、同じく紫陽花バージョン御朱印(右)
東蕗田天満社桜並木
 東蕗田天満社の裏参道が桜並木となっている。参道に約40本のソメイヨシノが植えられている。 夜桜を楽しむことも出来る。
東蕗田天満社桜並木
東蕗田天満社の桜並木
東蕗田天満社桜並木夜
夜の桜並木
弘徳寺
 新堤山宗智院弘徳寺。親鸞聖人二十四輩第5番。浄土真宗大谷派。開山の新楽(しんぎょう)は、相馬三郎義清といい、千葉氏の一族。 義清は、下総国の太守の時、守り本尊薬師如来の霊告によって、親鸞聖人の教えを聞き、弟子となった。自宅を改造して一宇を創設、それが弘徳寺の前身となる。
 寺宝として「大蛇頭骨」がある。これは蓮華寺(栃木県)に伝わる大蛇済度の伝説で、親鸞に同行した新楽が、退治した大蛇の頭骨を持ち帰ったものという。
 結城郡八千代町新地547。弘徳寺の地図
弘徳寺堂 弘徳寺山門
弘徳寺堂(左)と山門(右)
鷲神社
 1409(応永16)年、源家綱の創建。祭神は天日鷲命。鳥居は1701(元禄14)年の建立。 額は1838(天保9)年、「鷲宮」の揮毛は土浦・神龍寺第20代大寅住職によるもの。八千代町指定文化財。
 結城郡八千代町沼森799。鷲神社の地図
鷲神社鳥居 鷲神社
鷲神社鳥居(左)、社殿(右)
香取神社今里
 1189(文治5)年創建。
 結城郡八千代町沼森799。香取神社・今里の地図
香取神社今里
香取神社社殿
御所神社
 五所神社。平将門公の館跡とされる。
 結城郡八千代町仁江戸。御成神社の地図
御所神社拝殿 御所神社本殿
御所神社拝殿(左)、本殿(右)
エフピコ関東リサイクル工場
 広島県福山市に本社を置く食品トレーの製造販売等の会社。東証一部上場企業。食品トレーでは業界トップのシェア。 食品トレーのリサイクルを進めており、関東リサイクル工場は、全国に5つあるリサイクル工場の一つ。 工場では搬入、選別、洗浄、乾燥、粉砕などを工程を経てペレット状のトレー原料を製造している。 また、洗浄に使う水も浄化して繰り返し使うなど徹底している。
 工場見学が行われており、見学時間は約1時間30分。事前の申し込みが必要。1見学団体当たり最大120人まで対応する。
 結城郡八千代町平塚4448。エフピコ関東リサイクル工場の地図
エフピコ関東リサイクル工場
エフピコ関東リサイクル工場

境町

さかいの水辺
 水上交通の要衝として栄えた境河岸を復元、水に親しむ観光拠点として整備されている。 茨城百景記念公園、常夜塔、高瀬舟「さかい丸」、川の一里塚、桜づつみなどがある。夏には花火大会などのイベントが行われる。
 高瀬舟「さかい丸」は、境河岸が栄えていた当時運航されていた荷物運搬用の舟を再現したもので、現在は関宿閘門など境の渡しを周遊している。 運航は、4月から9月まで。午前10時、午前11時、午後1時15分、午後2時の4回運航。乗船料金は大人200円、子供100円(6歳以上12歳以下)。 毎週月曜日は運休。
 猿島郡境町。茨城百景記念公園の地図
境河岸 川の一里塚
復元された境河岸(左)、利根川堤防上の川の一里塚(右)
道の駅さかい
 国道354号と茨城県道17号結城野田線の立体交差点にある。江戸時代に栄えた河岸をイメージした蔵造り風の建物が特徴。 無料休憩所、情報コーナー、軽食喫茶コーナー、特産品販売所などがある。
 猿島郡境町1341−1。道の駅さかいの地図
道の駅さかい
蔵をかたどった外観が特徴の道の駅さかい
さくらの森パーク
 パーク内には牡丹桜約420本が植えられているほか、パークのシンボルとなっている展望台からは延長61mと27mのローラースライダーが設置されている。
 猿島郡境町長井戸2874。さくらの森パークの地図
展望台 広場
さくらの森パーク展望台(左)、広場(右)
ふれあいの里
 子供からお年寄りまで、みんなが利用でき、ふれあえる空間として、公園機能と生涯学習の機能が一緒になった公園。 グラウンドゴルフ場、ゲートボール場、屋外ステージなどがある。また、さくらづつみがある。
 猿島郡境町。ふれあいの里の地図
ふれあいの里門 ふれあいの里エントランス
ふれあいの里長屋門(左)、エントランス(右)
妙安寺
 一谷山代法院妙安寺。浄土真宗大谷派の寺。親鸞聖人二十四輩第6番。 1232(貞永元)年の創建。二十四輩の成然上人が最初に建立した寺。成然上人は中村頼国という公家。1214(健保2)年、配流となり、同地の豪族のもとに身を寄せていたという。 親鸞聖人とは、従弟だったといい、稲田にいた聖人を度々訪ね、教えを受けて弟子になったという。
 猿島郡境町一の谷498。妙安寺の地図
妙安寺本堂 妙安寺山門
妙安寺本堂(左)山門(右)
吉祥院
 亀形山。真言宗豊山派の寺。本尊は不動明王。1343(興国4)年、鎌倉から移転した。本堂は1834(天保3)年の建立。 同院に伝わる礼盤(らいばん)は、江戸時代、江戸幕府3代将軍・徳川家光公が筑波山知足院中禅寺に寄進したもので、明治の廃仏毀釈の際、譲り受けたものとされる。 猿島阪東三十三観音霊場第3番札所。
 猿島郡境町新吉町974。吉祥院の地図
吉祥院本堂 吉祥院山門
吉祥院本堂(左)、吉祥院山門(右)
境香取神社
 旧境町地区(現在の境町に合併する以前の境町の範囲)の夏祭りは同神社の祭礼。同神社の神輿が旧境町地区を渡御する。 なお境内には、浅間神社、天満宮、弁財天など多くの境内社が祀られている。
 猿島郡境町。境香取神社の地図
境香取神社
境香取神社拝殿
境香取神社本殿 境香取神社舞殿
境香取神社本殿(左)、舞殿(右)
境香取神社の枝垂桜
 社殿に向かって左側の庭園にある枝垂桜。
境香取神社桜
境香取神社境内にある枝垂桜
境の桜並木
 境町の境地区、宮本町から住吉町にかけてある桜並木。
境桜並木
境の桜並木
利根川堤の桜並木
 利根川の堤防上、サイクリングロードの両側、延長約100mに渡ってある桜並木。
利根川桜並木
利根川堤の桜並木

五霞町

道の駅ごか
 国道4号バイパス沿いにある。レストラン「華こぶし」(営業時間午前11時〜午後6時)、ファーストフードコーナー(同午前9時〜午後6時)、 農産物直売所「わだい万菜」(同午前9時〜午後7時)、茨城物産品販売所(同午前9時〜午後7時)などがある。駐車場やトイレは24時間利用可能。
 猿島郡五霞町幸主18−1。道の駅ごかの地図
道の駅ごか
道の駅ごか
ヤクルト本社茨城工場
 茨城工場は、茨城、埼玉、千葉3県で販売するヤクルトを中心に製造している。 日産92万本(9ライン)。現在は新ビフィズス菌「B.ビフィダムBF−1株」が入った胃にやさしいビフィズス菌飲料 「BF−1」の生産を全国の工場で唯一、ここで生産している。工場の敷地面積は、44,800平方m。
 工場は、1968(昭和43)年10月、茨城、埼玉、千葉3県下の6工場を集約し新設した。
 工場見学は、茨城工場だけで生産している「BF−1」の製造過程を見ることができる。 見学には、見学希望1週間前までに申し込みが必要。個人でも団体でも可能。
 猿島郡五霞町川妻1232−2。ヤクルト本社茨城工場の地図
ヤクルト本社茨城工場
ヤクルト本社茨城工場
キユーピー五霞工場
 五霞工場は、同社の主力工場のひとつ。マヨネーズ、ドレッシングを製造している。
 オープンキッチン(工場見学)を行っている。見学は無料だが申し込みが必要(2ヶ月前の希望日同日から)。 見学開始時間は午前9時20分、午前10時30分、午後1時30分。約1時間30分。マヨネーズ、ドレッシングの製造工程が見られる。 試食会も実施。
 猿島郡五霞町小手指1800。キユーピー五霞工場の地図
キユーピー五霞工場
キユーピー五霞工場
東昌寺
 六国山。曹洞宗。1439(永享11)年の創建とされる。足利氏の家臣で関宿城を築いた梁田氏の菩提寺として下野国(現在の栃木県野木町)建立された。 1575(天正4)年に五霞町内に移り、その後、火災で本堂を焼失したため現在地に移転した。 楼門形式の山門が特徴。梵鐘は、元亨年間(1321年ごろと推定)に下野国の鋳物師・大工甲斐権守卜部助光が制作したものとされる。 1968(昭和43)年に茨城県指定文化財。
 猿島郡五霞町山王山827−1。東昌寺の地図
東昌寺山門 東昌寺
東昌寺山門(左)、東昌寺参道入口(右)
実相院
 宝篋山。真言宗豊山派の寺。727(神亀3)年の行基菩薩が創建と伝わる古刹。本尊は千手観音で、安産育児に御利益があるとして信仰を集めている。 葛飾坂東観音霊場第1番札所。12年に1度、午年の観音御開帳には1番札所として多くの人で賑わう。 詳細は葛飾坂東観音霊場へ。
 猿島郡五霞町。実相院の地図
実相院
実相院
権現堂調整池
 五霞町と埼玉県幸手市の間にある調整池。行幸湖(みゆきこ)。 埼玉県が管理している。調整池の周辺には桜が植えられており、調整池の南側にある権現堂堤とともに、春には桜の名所として知られる。
 猿島郡五霞町。権現堂調整池の地図
権現堂調整池
権現堂調整池
中の島公園
 江戸川が利根川から分岐する場所にある公園。大こぶしで知られる。 江戸川には関宿水閘門、関宿水門がある。公園は閘門の完成に伴い1927(昭和2)年、造られた。 公園へは徒歩で江戸川を渡る。大こぶしの開花時期(3月下旬〜4月上旬)には、臨時駐車場も設けられる。 近くには千葉県立関宿城博物館があり、博物館側からも訪れることが出来る。
 中の島公園は、国土交通省が2002(平成14)年に実施した川の通信簿で4つ星の高い評価を得ている。 園内には桜や松などが植えられているほか、周囲に高い建物がないため、見晴らしがよく、晴れた日には筑波山も望める。
 関宿水閘門と関宿水門は、利根川から分かれた江戸川の最上流部にある。1910(明治43)年の利根川の洪水を教訓に実施された大改修の一環で、江戸川の水量調節と船の安全な通過を目的に作られた。 1918(大正7)年に着工し、1927(昭和2)年に完成した。当時は煉瓦造りからコンクリート造りへ変わる時代で、コンクリート製初期の建造物として貴重という。 水門は8ゲートあり、当時ゲートはディ−ゼルエンジンで開閉されていたという。閘門は、幅約10m、長さ約100mある。 また、公園内には総武鉄道(当時=現在のJR総武本線)の江戸川橋梁の一部が保存されている。 同じく棒出しの石は、水閘門が出来る前、江戸川の両岸からせり出して設置されていた棒出しと呼ばれる堤防に使われていた石。 棒出しは、水量を一定に保つことができ、河川交通の上で、大きな役割を果たしたという。 この石は、栃木県の岩船町から産出した角石。1929(昭和4)年、水閘門の工事により撤去された。
 猿島郡五霞町山王。中の島公園の地図
こぶし
中の島公園のシンボルとなっている大こぶし
関宿閘門 関宿水門
関宿閘門(左)と、関宿水門(右)

江戸川橋梁(左)、棒出しの石(右)
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