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大杉神社

TOP>稲敷市>大杉神社
 大杉神社(おおすぎじんじゃ)は、茨城県稲敷市阿波に鎮座する神社。 神社は「あんばさま」として親しまれており、日本唯一の夢結び神社として知られる。 豪華絢爛な社殿群は「あんば日光」「茨城の日光東照宮」の異名を持つ。 同神社に伝わる「あんば囃子」は、疫病退散に御利益有とされる。
 祭神は、倭大物主櫛藍玉大神(やまとのおおものぬしくしみたまのおおかみ)。 配神は、大己貴大神(おおなむちのおおかみ)、少名彦大神(すくなひこのおおかみ)。 「いかなる願い事も叶えてくれる日本で唯一の神様」とされ「夢叶え大明神」と称えられている。
 創建は、767(神護景雲元)年、大和国(現在の奈良県)から下野国(現在の栃木県)の二荒山に向かっていた勝道上人は、 この地に着くと疫病にあえぐ村人たちがいたため、それを救うべく大杉に祈念したところ、三輪明神(奈良県三輪の大神神社)が飛び移り、 疫病を退散せしめたとされる。
 約800年前には、源義経と行動を共にしたこともある常陸坊海存(海尊)が社僧を務めていた。 海存は不思議な力を持っており、村人の病を治すなどの奇跡を起こしたという。 また容貌も特徴的で、巨体に紫髭、碧眼、鼻高などまるで天狗のようだったと伝えられる。 このことから「海存は、大杉大明神の眷属で天狗である」という天狗信仰が生まれた。 当初は、似ていたとされる烏天狗のみを対象にしていたが、のちに鼻高天狗と一対で祀られるようになったとされ、 鼻高天狗を「ねがい天狗」、烏天狗を「かない天狗」として信仰されている。
 同神社の鎮座する地は、「あんば」といい、もとは「安馬」とも書かれていた。 また、同様に常陸国信太郡は、奈良時代には官営の牧場「信太馬牧」があり優駿な馬を多数朝廷に献上していたという。 このように同神社周辺は優駿の産地とされ、昭和初期までは大杉神社の馬場(現在の神社東側駐車場付近)で毎年4月8日には競馬が開催され、 10頭ずつ10組、100頭の馬たちが出走していた。境内には信太馬牧時代から続く勝馬神社もあり、 そのような縁もあってか、現在は近くにあるJRA(日本中央競馬会)美浦トレーニングセンターの関係者はじめ、競馬ファンの参拝も多い。
 なお、当ページ作成に際し、公式ホームページなどを参考した。

本殿
 本殿は、奥行2間、梁間3間。1816(文化13)年の再建。 2006(平成18)年に修復が完成し、当初の姿に復元された。
本殿
本殿
拝殿
 拝殿は、奥行3間、梁間5間。拝殿と本殿の間にある幣殿は奥行3間、梁間3間。 拝殿、幣殿とも本殿と同じく1816(文化13)年の再建。 本殿同様、2006(平成18)年に修復が完成し、当初の姿に復元された。
拝殿 拝殿扁額
拝殿(左)、拝殿扁額(右)
麒麟門
 麒麟門は、2階建ての楼門。2010(平成22)年3月27日完成、約280年ぶりに再建した。 200体以上の彩色豊かな彫刻が施されている。2階部分には子孫繁栄、家内隆盛を願い大杉大明神の尊像が安置されている。 扁額は「夢顕」。通常は門が閉じられている。
麒麟門
麒麟門

 普段の入口となる門。
門


 大杉神社の御神木。もともと太郎杉、次郎杉、三郎杉と3本あった。
太郎杉
 江戸時代、1878(寛政10)年に起きた火災で失われてしまっている。 現在の社殿の向かって右手にあった。
次郎杉
 本殿の裏側、やや離れた場所にある。幹回り約7.5m、樹高約40m。
三郎杉
 本殿向かって左奥にある。幹回り約7.5m、樹高約28m。
三郎杉 三郎杉鳥居
三郎杉(左)、三郎杉鳥居(右)

大国社
 だいこくしゃ。大国神社。祭神は、大国主命(大黒さま)、事代主命(恵比寿さま)。 別名「にっこり大国」といわれ、こぼれんばかりに笑っているように見えた人には莫大な富がもたらされるという。 なお、あんば七福神の大国さま、恵比寿さまとしても祀られている。
大国社
大国社
五十瀬神社
 いそせじんじゃ。祭神は天照大御神。中世、この地は伊勢神宮の荘園地であったことから、荘園内に伊勢神宮の分社として 五十瀬神社が置かれ、それが同神社に伝わったもの。
五十瀬神社
五十瀬神社
日吉山王宮・白山神社・妙見宮
 日吉山王宮(ひえさんのうぐう=祭神は大己貴神、大山咋命)、 白山神社(はくさんじんじゃ=祭神は白山比淘蜷_)、妙見宮(みょうけんぐう=祭神は天御中主大神)の合祀社。 江戸時代、天海大僧正によって江戸の鬼門守護社と定められ、江戸守護の山王社が祀られた。 同じく江戸時代、この地で白山信仰が盛んになり、分社が祀られた。 さらに、日の神を祀り海上王の末裔を名乗る千葉県北部の豪族たちは、中世以降、妙見信仰へと移り、境内に妙見宮を祀ったもの。
日吉山王白山妙見
日吉山王宮・白山神社・妙見宮
四柱神社
 よはしらじんじゃ。祭神は天御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、天照大御神、神直日神、大直日神。 明治時代初期の短い期間存在した新治県の中教院神殿に祀られた4柱の神様に神直日神、大直日神の2柱を合わせて祀った神社。
四柱神社
四柱神社
天満宮
 祭神は菅原道真公。道真公は、すぐれた学者であったことから天神様として祀られる学問の神様。
天満宮
天満宮

あんば七福神
 神社の境内に七福神が祀られている。もともと大黒天と恵比寿天は大国社に祀られており、その後弁財天が祀られたことから、 毘沙門天、布袋尊、福禄寿、寿老人の石像が祀られた。
弁財天
弁財天
毘沙門天 布袋尊
毘沙門天(左)、布袋尊(右)
福禄寿 寿老人
福禄寿(左)、寿老人(右)

鳥居
 大杉神社交差点にある石鳥居、進むと参道の階段を経て木製の朱の鳥居がある。
石鳥居
石鳥居
朱鳥居
朱の鳥居
ねがい天狗・かない天狗
 天狗は大杉大明神の眷属とされている。鼻高天狗がながい天狗。烏天狗がかない天狗。 石鳥居脇に石像が奉納されている。
ねがい天狗 かない天狗
ねがい天狗(左)、かない天狗(右)
参道
 石鳥居から朱の鳥居への間、階段がありその両脇には多くの燈籠が奉納されている。
参道
参道の階段
神楽殿
 1832(天保13)年に建てられた神楽殿が老朽化したことから建て替えが行われ、1998(平成10)年に再建された。 神楽殿前にある四神台石は、かつて四神幡をたてて注連縄を張りめぐらせて神楽場とした名残。
神楽殿
神楽殿
神輿殿
 1728(享保13)年の火災により焼失。その後長く再建されなかったが、2012(平成24)年、校倉造により再建された。
神輿殿
神輿殿
回廊
 麒麟門から伸びている。
回廊
回廊
鐘楼
 麒麟門脇にある。鐘は無い。
鐘楼
鐘楼
青銅製燈籠
 江戸時代、4代将軍徳川家綱公の奉納。
燈籠左 燈籠右
向かって左側の燈籠(左)、同じく右側の燈籠(右)、
手水
 門をくぐってすぐの場所にある。
手水
手水
社務所
 門をくぐってすぐ右手。御守の授与や御朱印の受付。
社務所
社務所
参集殿
 東側駐車場からいると最初の右手にある建物。祈祷受付。
参集殿 参集殿前
参集殿(左)、参集殿前(右)
悪縁切堂
 旧護摩堂。1804(文化元)年の建立。1798(寛政19)年に焼失した社殿に代わり、現在の社殿が完成するまで仮社殿として使用された。 奥2間が本殿、手前2間が幣殿として使われたという。当初茅葺だったがその後瓦葺き、さらに東日本大震災で損傷激しく、銅板葺となった。
悪縁切堂
悪縁切堂
大黒天
 参道階段脇にある大きな石像。
大黒天
大黒天

最勝立身出世稲荷神社
 「最勝」「立身出世」など力強い文字が並ぶことから、金運、勝負運に御利益有とされる。 多くの奉納鳥居がある。
最勝稲荷神社 最勝稲荷神社額
最勝立身出世稲荷神社(左)、最勝立身出世稲荷神社扁額(右)
最勝稲荷神社東鳥居 最勝稲荷神社西鳥居
最勝立身出世稲荷神社東側入口鳥居(左)、同じく大杉神社側の入口となる西側入口鳥居(右)
最勝稲荷神社奉納鳥居 最勝稲荷神社
最勝立身出世稲荷神社参道に多くの奉納鳥居がある(左)、同じく南側入り口の鳥居(右)

勝馬神社
 もと馬櫪社。862(貞観4)年、当時の信太馬牧に馬体守護の社として祀られた。祭神は不詳。 鎌倉時代ごろ大杉神社境内に移された。拝殿内には神猿がひく馬の像が祀られている。
勝馬神社本殿
勝馬神社本殿
勝馬神社拝殿 勝馬神社馬頭
勝馬神社拝殿(左)、同じく馬頭(右)

相生神社
 あいおいじんじゃ。祭神は伊弉諾大神(いざなぎのおおかみ)、伊弉冉大神(いざなみのおおかみ)。 男女和合の神様で子授けの神社として知られている。本殿にある男神・男根石に願い紐を懸けて月参し、 子供が授かったら女神・女陰石に叶い紐を懸けて御礼参りする。
相生神社本殿 相生神社拝殿
相生神社本殿(左)、同じく拝殿(右)

捄総社
 くぞうしゃ。捄総社は、日祀社(ひまつりしゃ、祭神は日女大神=ひるめのおおかみ)、 鵜神社(うなかみしゃ、祭神は鵜神大神=うなかみのおおかみ)、 梶鳥社(かじとりしゃ、祭神は鳥船大神=とりふねのおおかみ)、 神護社(じんごしゃ、祭神は日奉部直神護命)の総称。
捄総社本殿 捄総社拝殿
捄総社本殿(左)、同じく拝殿(右)

葦船神社
 あしふねじんじゃ。祭神は蛭子命、大国主命。水子供養の神社。
葦船神社
葦船神社

社号標
 東側駐車場に入口の社号標。
社号標
社号標
茨城百景碑
 麒麟門前に建つ。
茨城100景碑
茨城百景碑

大杉祭
 「あんばまち」として知られる大杉神社の祭礼。10月の第4土曜日と翌日の日曜日に行われる。 古式ゆかしい衣装を身に着けた担ぎ手などが列を作り、地元阿波地区を渡御し、歴史絵巻を展開する。 土曜日に出御、上行宮で一泊、日曜日に上行宮から神社、下行宮を経て神社に戻る。 また神楽殿ではあんば囃子の奉納が行われる。
 祭礼の起源は、江戸時代、4代将軍徳川家綱公の頃に天然痘が流行し、そのとき村人たちが神社の守り神である天狗の面を担ぎ出し、 村中を練り歩いて悪病退散を祈願したのが始まりと伝わる。
大杉祭
大杉祭
あんば囃子
 疱瘡(天然痘)流行の兆しがあると、神社の天狗の面を借り出して村落周辺を鉦、太鼓などを鳴らして悪疫退散を祈って廻ったのが、 はやしの原型とされる。現在では大杉祭など祭礼で演奏され、囃子に合わせて踊りが披露される。 国選択記録作成等の措置を講ずべき無形民俗文化財に指定されている。
あんば囃子 あんば踊り
あんば囃子

アクセス
 茨城県稲敷市阿波958。大杉神社の地図
 【車】首都圏中央連絡道(圏央道)稲敷インターチェンジから国道125号を香取方面へ。 大杉神社駐車場の地図
 【公共交通機関】 JR成田線神崎駅から土日限定で直通バスあり。東側駐車場入口にバス停。平日は同駅からタクシー。  
バス停
駐車場入口にある大杉神社バス停
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