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 つくば市は、茨城県南部、筑波山の山麓に国策で作られた人工都市・筑波研究学園都市を中心にした都市。 筑波山麓の南側、関東平野に広がる松林に、国の施設の東京一極集中の緩和などを目的に研究機関や大学などが集中移転。 今では、民間の研究機関なども移転してきており、多くの研究機関が集中する国内でも例のない都市となっている。
 つくば市の最大の観光といって思い浮かぶのは筑波山。しかし、それ以上の観光資源は研究所と言われている。 何しろ宇宙センターなんて、そうどこにでもあるものではない。 地元に住んでいる人間にとっては日常風景となっている、実物大のH2ロケットが街のなかで見られるなんていう風景は、全国的には極めて珍しいもののようだ。 このほか、最先端技術に直に触れられる場所が多く、しかも無料で公開しているところがほとんどだ。
 つくば市は1987年、旧筑波郡の谷田部町、大穂町、豊里町と旧新治郡の桜村が合併し誕生。 全国で4番目のひらがなの市名だった。翌年旧筑波郡の筑波町が編入合併、2002年には稲敷郡茎崎町を合併し、現在に至っている。 面積は284平方キロ、人口は約20万人。筑波大学などの教育機関や産業技術総合研究所などの研究機関が多くあり、日本で一番「博士」の多い町といわれている。
 つくば新聞は、つくば市とその周辺地区のさまざまな情報を提供しているサイト。つくば市の歴史や観光など、さまざまなテーマで紹介しています。 新聞のような正確かつスピーディな情報提供を目的に、サイトの名称もつくば新聞とした。

筑波山は御神体

 つくば市のシンボルともなっている筑波山は、頂が2つある双峰の山。東側が女体山、西側が男体山。 わずか標高877mながら、日本100名山に選ばれている緑豊かな美しい山。 関東平野に突き出しているため、見晴らしが良く、天気がよければ東京都内の高層ビル群を望むことも出来る。 なお、双峰の山と書いたが、それは南側のつくば市側から見た場合。 北側の桜川市側から見ると、男体山の北側に三角石峰という3つめの頂が出現し、3連峰となる。 また、中腹の筑波山神社周辺から望む研究学園都市の幾何学模様の広大な夜景は、その規模からも知る人ぞ知る人気スポットとなっている。
 中腹にある筑波山神社は、拝殿しかない。本殿は筑波山の男体山山頂、女体山山頂にある。また、筑波山自体を御神体として拝している。
 ロープウエイ、ケーブルカーで山頂付近まで行け、気軽に登山を楽しむことが出来ることが特徴。 もちろん登山道もあり、結構ハードな?登山も楽しむことが出来る。さらに山頂周辺やその周辺には多くのハイキングコースがある。

筑波山ビューポイント

 筑波山は、そのビューポイントによって大きく表情を変える。南側から見ると2つの峰が見え、西側からは単独峰に見える。そして北側からは3つの峰。 通常正面といわれるのは南側から見た筑波山。筑波山神社拝殿が南側の中腹にあることからもわかるように、双峰をいだき、それを御神体と拝する霊峰・筑波山としての正面は南側からとなる。 一方、標高の低い西側の峰が男体山として、東側の峰の女体山より格上に扱われたか。これは、古代においては標高差は知るすべもなく、西側から見た単独峰の姿が勇ましく美しく見えたことから、これを最高とし、西側の峰に男神の祠が祀られたとされる。 どこから見た筑波山がベストビューかは、見る人の感性にもかかわってくるだろう。ぜひ自分の目で、ベストビューを探してもらいたい。
 なお、茨城県などが2005年に実施した筑波山ベストビューコンテストでは、ビューポイントは「母子島遊水地」(筑西市)が、ビュールートでは「つくばりんりんロード」(つくば市、土浦市、桜川市)が、それぞれ最優秀賞に選ばれている。

筑波山の温泉

 筑波山山麓には4つの温泉がある。
 筑波山南側、筑波山中腹の筑波山神社門前には、筑波温泉と筑波山温泉の2つの温泉がある。筑波温泉は、わずかな黄褐色が特徴でphが10以上有り、「美肌の湯」として人気。 泉質は、アルカリ性単純泉。 効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、疲労回復、美肌など。
 筑波山温泉 は、別名「双神の湯」。同じくph値が高く、「美人の湯」として親しまれている。 泉質は、アルカリ性単純泉。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、冷え性、うちみ、疲労回復、健康増進など。
 また、筑波山西麓の桜川市には伝正寺温泉、筑波山東麓の石岡市にはやさと温泉ゆりの郷がある。

歌垣

 歌垣(うたがき)は、特定の日時に若い男女が集まり、相互に求愛の歌謡を掛け合う習俗。「かがい」ともいう。古代において、求婚の場としての役割を果たしていたと考えられている。 筑波山山麓では、『常陸国風土記』にも記述があり、さらに『万葉集』にも筑波山の歌垣で詠んだとされる高橋虫麻呂の歌が収められている。 「肥前の杵島山」(佐賀県白石町)、「摂津の歌垣山」(大阪府能勢町)とともに日本3大歌垣のひとつに数えられている。 ブックオフオンライン

ツール・ド・つくば

 筑波山ヒルクライムレース。筑波山を会場にした自転車レース、つくば青年会議所主催。第1回大会が2009年6月14日開催された。 コースは、つくば市平沢の平沢官衙遺跡をスタート。茨城県道138号石岡つくば線を石岡方面へ、不動峠で南東側に広がる筑波連山の稜線を走る筑波パープルライン(旧表筑波スカイライン、茨城県道236号筑波公園永井線)で筑波山方面へ。 風返し峠を経て、ゴールのつつじケ丘へ至る全長約11.5km。ゴール地点の標高は約540m、標高差は500mある。 スタート地点の平沢官衙遺跡から不動峠までは、くねくねとした一定の登りが続く峠道で、この区間の距離は約4.5km、標高差は約300m。不動峠から風返し峠までは、ほぼ直線のコースで、登りと下りが断続的に続く、この区間の距離は約5km、標高差は約100m。 そして最後の風返し峠からつつじケ丘までは、登りの連続。約2kmの距離で標高差約100m。 ロードバイク部門とマウンテンバイク部門があり、それぞれに中学生部門、高校生・一般部門がある。

つくばエクスプレス

 東京都心とつくば市は2005年に開通した首都圏新都市鉄道「つくばエクスプレス」で結ばれています。秋葉原駅−つくば駅間が最短で45分。 市内には「みどりの」、「万博記念公園」、「研究学園」、「つくば」の4駅がある。
 つくばエクスプレスの開通により、筑波山など市内観光地と都心との距離がだいぶ近くなった。 つくば駅と筑波山を結ぶシャトルバスも運行され休日には県内外から訪れる家族連れなどで賑わっている。
 沿線地域では、都市インフラや教育、医療施設などの「充実した都市機能」と、筑波山や田園風景に代表される「豊かな自然」、 それに加え、科学技術の集積など「科学のまちならではの知的な環境」をともに享受しながら、自分の希望に合わせて、 住み・働き・学び・遊ぶという茨城県TX 沿線地域ならではの暮らし方「つくばスタイル」を提案している。
 それに合わせた「緑住接近住宅」や「緑住農接近住宅」など、緑あのある近代的な住宅の提供が進められている。 昔ながらの田舎暮らしに便利さを加えた新しいライフスタイルとして注目されている。

つくばフィルムコミッション

 つくば市内には、未来を思わせる近代的な建物から、歴史ある神社や仏閣、そして山や川など緑豊かな自然が豊富にあり、多くの映画やドラマなどのロケーションに使われている。
 つくばセンタービル周辺やつくば国際会議場など、学園地区中心部では、近代的な建物を生かした撮影が多く行われている。
 一方、市内西側を流れる小貝川や筑波山山麓では、時代劇に多く使われている。NHKの大河ドラマなどでもロケ地に使われ、大物俳優も多く訪れている。 ぜひ、興味のある方は、ロケ地巡りをしてみてはいかがですか。

つくば電気街

 つくば市東新井の電気街。現在は、石丸電気とコジマだけが残っているが、以前は東京・秋葉原の電気街に本店を置く電気店と、地元資本の電気店が数多く出店、一時期、秋葉原電気街になぞらえて「つくば電気街」と呼ばれた。 1986年に秋葉原に本店を置き、当時家電業界で売り上げナンバーワンだった第一家庭電器が出店。同年同じく秋葉原では大手の一角を占めるサトームセンが出店した。その後1994年に、同じく秋葉原の大手電気店・石丸電気が出店。 さらに、地元資本のコナン、C−YOU、intioが次々出店。また、当時家電販売ナンバーワンの座にあったコジマも大型店を構えた。このころから、つくば電気街の名称が使われだす。 当時はパソコンがウインドウズ95の発売によって爆発的な人気を得ていたこともあり、土日ともなると、駐車場に入りきれない車であふれ、店と店を値段比較のため移動する客の姿も多く見られた。 その後、不況の影響もあり、次々と店舗が閉鎖された。現在でもつくば電気街の名称でも通じるものの、電気街というには寂しい2店のみ。ただ、石丸電気が複数の売り場を持つ巨大な店舗になっている。 つくば市全体を見ると、コジマはじめ、茨城県水戸市に本店のあるケーズデンキが大型店を2店舗、 現在の家電販売売り上げ第一位のヤマダ電気が出店。北関東の家電の雄、YKKが揃い踏みとなっている。
デル株式会社

つくばナンバー

 2007年2月13日から、ご当地ナンバーとして「つくば」ナンバーが登場した。実施区域は、これまで「土浦」ナンバーだった地域のうち、つくば市はじめ、つくばみらい市、桜川市、筑西市、下妻市、常総市、守谷市、結城市、坂東市、古河市、八千代町、境町、五霞町の13市町。 なお、土浦ナンバーとして残った地域は、土浦市、石岡市、かすみがうら市、龍ケ崎市、牛久市、取手市、稲敷市、阿見町、利根町、河内町、美浦村の11市町村。筑波山麓を構成する石岡市などは入っていない。
 なお、ご当地ナンバーは2006年10月10日から実施され、つくばナンバーの導入も決まっていたが、茨城県の税システムの変更に合わせて、他の場所より5カ月遅れでのスタートとなった。

パンの街つくば

 市内のパン製造業者と研究所、行政が一体となって進めている産学官連携事業として行っている。おいしいパンでつくばの街の魅力を香りたたそうというのいうのがコンセプト。13社14店舗が参加している。

「筑波」と「つくば」

 最近では、ひらがなの「つくば」が市民権を得てきた。というより、「筑波」も「つくば」にされてしまいそうな勢いだ。
 地元の人間にとって、ひらがなの「つくば」というのは馴染みが薄かった。1989年につくば市が誕生して以来のつきあいでしかない。 それ以前は「筑波郡」(一部新治郡)であり、漢字の筑波は馴染みがあった。 といっても20年近くになるから、馴染みが薄いなどの表現はあたらなくなっている。すっかり定着したといっていいだろう。
 ただ誤用が多いことが気になる。漢字で書くべきところをひらがなで書いてしまうというものだ。
 つくば市誕生以前は、ひらがな表記の「つくば」はほとんど無かった。つくば市誕生以前からある施設の表記は、全て漢字だ。 「筑波大学」「筑波宇宙センター」「筑波メディカルセンター病院」「筑波記念病院」等々、学園地区全体を指す「筑波研究学園都市」も漢字だ。
 その半面、「つくば」の方は、最初に使われたのは科学万博の時だろう。正式名称は「国際科学技術博覧会」だが、略称として「科学万博つくば'85」となった。 このため、万博に限ってひらがな表記された。しかし「筑波万博」など漢字表記も逆に見られた。 その後つくば市誕生以降、急速にひらがなが増えた。同時に誤用も増えている。 「つくば研究学園都市」などといった表記は日常茶飯事。「つくば大学」「つくば宇宙センター」など、ひらがな表記にしてしまうものがほとんど。 万博のときのように、その逆はまず無い。 なかには「つくば学園」というように誤用といっていいかどうか紛らわしいものもある。 最近では、一部で「つくば山」などの表記も見られるだけに、漢字の「筑波」が益々影が薄くなりつつある。 漢字の「筑波」にはエールを送りたい。
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