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 つくば市は、茨城県南部、名峰・筑波山の南側の平野部に広がる人口241,785人(2020年国勢調査速報)、面積は284.07平方kmの都市で、 人口は茨城県では水戸市に次いで2番目、面積は同じく常陸太田市、常陸大宮市、大子町に続く4番目だが、可住地面積は同じく243.37平方kmでトップ。
 国策で作られた人工都市・筑波研究学園都市を構成する筑波郡谷田部町、同大穂町、同豊里町と、新治郡桜村の4町村が1987(昭和62)年に合併して誕生した。 翌年筑波郡筑波町、2002(平成14)年には稲敷郡茎崎町を編入合併し、筑波研究学園都市を構成する6町村によるつくば市となった。
 筑波研究学園都市は、筑波山麓の南側、関東平野に広がる松林に、国の施設の東京一極集中の緩和などを目的に産業技術総合研究所など当時の国立の研究機関や筑波大学など教育関係機関が集中移転。 今では、民間の研究機関なども移転してきており、多くの研究機関が集中する国内でも例のない都市となっている。サイエンスシティとして、日本で一番「博士」の多い町といわれている。
 つくば市の最大の観光といって思い浮かぶのは筑波山。関東平野に突き出し、周囲に高い山が無いため、山頂ではかなり遠くまで360度の眺望を楽しむことが出来る。 その独特の山容と、歴史と伝統から日本100名山にも選ばれている名峰で、四季を問わず、多くの観光客が訪れる。
 しかし、それ以上の観光資源は研究所と言われている。何しろ宇宙センターなんて、そうどこにでもあるものではない。 地元に住んでいる人間にとっては日常風景となっている、実物大のH2ロケットが街のなかで見られる風景は、全国的には極めて珍しいもの。 そして多くの研究所では、最先端技術に触れられる機会を設けており、常設の展示施設を設けている場所も多い。しかも無料で公開しているところがほとんどだ。 休日には、常設の展示施設を巡るサイエンスツアーバスも運行されるなど、科学都市としての特徴が活かされている。

茨城の一本桜
茨城の一本桜  つくば新聞創刊15周年記念出版第3弾。 茨城県内に残る一本桜を紹介した写真集(PhotoBook)。 つくば市を中心として、茨城県南、県西、県央、鹿行地区 の桜で、2009年から2020年までの12年間に撮影した分から選んだ全72ヶ所の1本桜。 多くの場所で現在でも変わらぬ姿を見せているが、一部で写真撮影後枯死したり、大幅な剪定が行われた場所もある。 同じくホームページで使っている写真を主としているが一部差し換えた写真有。
A4判、96頁。
右の写真=「茨城の一本桜」表紙、写真はつくば市の大穂の桜

茨城の桜
茨城の桜  つくば新聞創刊15周年記念出版第2弾。 茨城県内に残る桜の名所を紹介した写真集(PhotoBook)。 つくば市を中心として、茨城県南、県西、県央、鹿行地区 の桜で、2009年から2021年までの13年間に撮影した分から選んだ全173ヶ所の177枚。 多くの場所で現在でも変わらぬ姿を見せているが、一部で写真撮影後枯死したり、大幅な剪定が行われた場所もある。 同じくホームページで使っている写真を主としているが一部差し換えた写真有。
A4判、144頁。
右の写真=「茨城の桜」表紙、写真はつくば市のつくば霞ヶ浦りんりんロード筑波休憩所付近の桜

茨城の神輿
茨城の神輿  つくば新聞創刊15周年記念出版第1弾。 茨城県内で行われている祭礼に登場する神輿を紹介した写真集(PhotoBook)。 つくば市を中心として、茨城県南、県西、県央、鹿行地区 の神輿で、2009年から2019年までの11年間に撮影した分から選んだ全77基。 祭礼時の神輿渡御の写真を基本としているが、一部イベント(水戸黄門まつり)での神輿渡御写真も含まれる。 同じくホームページで使っている写真を主としているが一部差し換え有。
A4判、72頁。
右の写真=「茨城の神輿」表紙、写真は筑西市の下館祇園祭川渡御


茨城の桜 powered by Tsukuba Press
 つくば新聞創刊15周年記念の一環として 2022(令和4)年11月11日付でホームページ茨城の桜 powered by Tsukuba Pressを開設しました。
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■更新情報■
2024.5.19 つくばの観光・景観・見所 つくばの景観ルートマップの写真追加 new!
2024.5.19 つくば市の桜の名所 月読神社の枝垂桜、八幡塚古墳の桜、谷田部総合体育館の桜、葛城水辺公園の桜、みなも公園の桜、 学園の森調整池の桜、つくば牡丹園の桜、谷田部里山保全林の桜、クリーンセンター南分所の桜、つくば市役所の桜を追加 new!
2024.5.18 筑波山のビューポイント 作谷鹿島神社の桜と筑波山を追加 new!
2024.5.18 筑波山へのアクセス 北関東自動車道「桜川筑西IC」から筑波山の写真追加 new!
2024.5.12 つくば市の桜の名所 さくら公園の桜、高見原ソフトボール場の桜、日本自動車研究所の桜、田倉碑の桜、高崎中学校の桜、 茎崎第一小学校の桜、小野川小学校の桜、柳橋小学校の桜、旧田井小学校の桜を追加、科学万博記念公園の桜、筑波西部工業団地の桜の写真追加 new!
2024.5.12 筑波の峠・林道 北筑波稜線林道の桜、自由の楷広場の桜を追加 new!
2024.5.11 桜川市 真壁運動場の桜を追加 new!
2024.5.11 坂東市 延命院の桜、天神山公園の桜を追加、八坂公園の桜、神田山八坂神社の桜の写真追加 new!
2024.5.6 つくば市の桜の名所 あしび野バス停の桜、ホテルレイクサイドつくばの桜、水辺広場の桜、茎崎老人福祉センターの桜、 大井農村集落センターの桜、飯田中野生活改善センターの桜、本金村自治会集落センターの桜、池端第一公民館の桜、柳橋の桜、 自由ケ丘の桜、茎崎の桜を追加 new!
2024.5.6 加波山神社 加波山神社の枝垂桜を追加 new!
2024.5.5 八千代町・境町・五霞町 一色神社ひょっとこおどりを追加 new!
2024.5.5 水戸市 水戸八幡宮例大祭を追加 new!
2024.5.4 つくば市の桜の名所 桜山児童公園の桜、あしび野公園の桜、自由ケ丘第1公園の桜、自由ケ丘第2公園の桜、 自由ケ丘第8公園の桜、自由ケ丘第9公園の桜、自由ケ丘第10公園の桜、城山南公園の桜、城山東公園の桜を追加、 川口公園の桜の写真追加、古舘遺跡公園の写真更新 new!
2024.5.4 利根町・河内町 利根親水公園の桜を追加 new!
2024.5.3 下妻市 宗道河岸の桜、江連用水の桜、水戸地裁下妻支部の桜を追加 new!
2024.5.3 筑西市 萬年寺の桜、上星谷鹿島神社の桜を追加 new!
2024.5.1 つくばりんりんロード 旧酒寄駅の桜を追加 new!
2024.5.1 つくば市の桜の名所 水たまり公園の桜、陽の見公園の桜、かげぼうし公園の桜、かげぼうし公園前の桜、山鳩公園の桜、 かきの木公園の桜、鹿島台公園の桜、稲荷原公園の桜、ファミリースポーツ公園の桜、中山公園の桜、花畑近隣公園の桜を追加 new!
2024.4.29 常総市 菅原道真公御廟所の桜、元三大師の枝垂桜を追加 new!
2024.4.29 元三大師 桜を追加 new!
2024.4.28 つくば市の桜の名所 普門寺の桜、一ノ矢八坂神社の桜、高崎八坂神社の桜、若栗鹿島神社の桜、小白硲鹿島神社の桜、 谷田部愛宕神社の桜、境松鹿島神社の桜、境松鹿島神社脇の桜、柴崎不動尊の桜、慈眼観音の桜を追加、千光寺の桜の写真追加 new!
2024.4.28 結城市 若宮公園の桜、しんつつみ公園の桜を追加 new!
2024.4.27 つくばみらい市 みらい平さくら公園の桜を追加 new!
2024.4.27 守谷市 立沢公園の桜を追加 new!
2024.4.21 つくば市の桜の名所 筑波山梅林の石割桜、筑波山おもてなし館の桜、筑波山第1駐車場の桜、 筑波山駐在所の桜、筑波山観光道路の桜、日本農産工業中央研究所の桜、日本新薬東部創薬研究樹の桜、物質・材料研究機構桜地区の桜、 土浦用水の桜、茎崎アオイ病院の桜を追加、筑波山梅林の桜の写真追加 new!
2024.4.21 桜川 桜川堤の桜・田土部を追加 new!
2024.4.20 土浦市 旧茨城県立土浦中学校本館の桜、茨城県立土浦第一高等学校の桜、つくば国際大学の桜、高岡池の桜を追加 new!
2024.4.20 水戸市 弘道館の桜、水戸学の道の桜、常磐神社の桜、常磐神社室田義文の桜、茨城県立図書館の桜、別雷皇太神の桜、 五軒小学校の桜を追加、左近の桜・偕楽園の写真追加 new!
2024.4.14 つくば市の桜の名所 作谷鹿島神社の桜、西平塚大杉神社の桜、下平塚鹿島神社の桜、平沢八幡神社の桜、 蔵王神社の桜、琴平神社の桜、栗原天満神社の桜、古来鹿島神社の桜、要鹿島神社の桜、上里鹿島神社の桜、 古舘鹿島神社の桜、根崎八幡神社の桜を追加
2024.4.14 下妻市 大宝八幡宮の桜の写真追加
過去の更新情報
常陸国歴史の道を歩こう
常陸国歴史の道を歩こう  金砂大田楽研究会歴史の道グループ編。 茨城県内の古代の官道から江戸時代の街道、県北の祭礼の道、そして水戸八景をめぐる道を紹介。 研究会のメンバーが掲載してある全コース1200kmを完全走破し、道のデータを収集。実際に歩く際の道標となる本。 道の持つ歴史ロマンに思いをはせながらウオーキングすることができる。当サイトが表紙などの写真提供している。 県内主要書店で販売中。A5判、160頁。1000円(税別)。

 つくば新聞は、つくば市とその周辺地区のさまざまな情報を提供する個人運営のサイトです。つくば市の歴史や観光など、さまざまなテーマで紹介しています。 新聞のような正確かつスピーディな情報提供を目的に、サイトの名称もつくば新聞としました。 なお、当サイト内の記事中にある入場料などの料金やバス路線などは、すでに変更されている場合があります。
※当サイトは、パソコンでの閲覧を前提に作られています。スマートフォンなどで閲覧した場合、ブラウザによっては正しく表示されないことがあります。

筑波山は御神体

 つくば市のシンボルともなっている筑波山は、頂が2つある双峰の山。東側が女体山、西側が男体山(つくば市側から見ると右側が女体山、左側が男体山)。 標高は877m。四季折々に素晴らしい表情を見せる自然豊かな美しい山。 関東平野に突き出しているため、見晴らしが良く、天気がよければ富士山や東京スカイツリー、東京都内の高層ビル群を望むことも出来る。 なお、双峰の山と書いたが、それは南側のつくば市側から見た場合。 北側の桜川市から見ると、男体山の北側に三角石峰という3つめの頂が出現し、3連峰となる。 反面、西側の桜川市、及び東側の石岡市からはピークが一つの単独峰に見える場所がある。 また、中腹の筑波山神社周辺から望む研究学園都市の幾何学模様の広大な夜景は、その規模からも人気スポットとなっている。
 中腹にある筑波山神社は、拝殿しかない。本殿は筑波山の男体山山頂、女体山山頂にある。また、筑波山自体を御神体として拝している。
 ロープウエイ、ケーブルカーで山頂付近まで行け、気軽に登山を楽しむことが出来ることが特徴。 もちろん登山道もあり、結構ハードな?登山も楽しむことが出来る。さらに山頂周辺やその周辺には多くのハイキングコースがある。
筑波研究学園都市中心部と筑波山
筑波研究学園都市中心部と筑波山

筑波山の温泉

 筑波山山麓には4つの温泉がある。
 筑波山南側、筑波山中腹の筑波山神社門前にあるのが、筑波温泉と筑波山温泉の2つ。 筑波温泉は、わずかな黄褐色が特徴でphが10以上有り、「美肌の湯」として人気。 泉質は、アルカリ性単純泉。 効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、疲労回復、美肌など。
 筑波山温泉 は、別名「双神の湯」。同じくph値が高く、「美人の湯」として親しまれている。 泉質は、アルカリ性単純泉。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、冷え性、うちみ、疲労回復、健康増進など。
 筑波山西麓の桜川市には伝正寺温泉、筑波山東麓の石岡市にはやさと温泉がある。

つくば市の神社仏閣

 つくば市及びその周辺には、地元だけでなく県外にも知られる著名な神社仏閣も多い。 ここでは、ご祈祷やお札、お守りなどが境内で販売されている神社仏閣を中心に紹介する。 神社では、茨城県内だけでなく県外からの参拝者も多い筑波山神社(つくば市筑波、御朱印有)。縁結び、厄除け、交通安全などに御利益があるとされる。 最近では映画やテレビのロケ地としても有名になった関東三雷神のひとつ金村別雷神社(つくば市上郷、御朱印有)、もともとは雨をつかさどり、農業の神様だが、 ライフスタイルの変化に伴い、雷除けあるいは電気系の神様としても知られる。 このほか、ニンニク祭で知られる一ノ矢八坂神社(つくば市玉取、御朱印無)は筑波大学近くの東大通り沿いにあるほか、 導きの神、道開きの神社として、開運などに御利益があるとされる千勝神社(つくば市泊崎、御朱印有)がある。 また仏閣では、子供の虫切り霊場、泉子育て観音で知られる慶龍寺(つくば市泉、御朱印有)、 坂東三十三観音霊場第25番札所、筑波山大御堂(つくば市筑波、御朱印有)などがある。
 つくば市周辺では、安産、子育てで広く信仰を集めている桜川市の雨引観音(楽法寺)、常陸國総鎮守そして関東三大祭で知られる石岡市の常陸國総社宮、 その名前から宝くじの神様として人気が高い下妻市の大宝神社、一言願えば叶えてくれるという常総市の一言主神社、 日本三天神の一つとされ、御廟天神として名高い同じく常総市の大生郷天満宮、安産、子育てに御利益があるとして知られるつくばみらい市の板橋不動尊(不動院)などが近隣から多くの参拝者を集めている。 このほか、つくば市からは離れるが、JRAの騎手も参拝することで知られる勝馬神社が境内にあり、日本で唯一という夢結び神様が祀られている稲敷市の大杉神社、 日本三大稲荷の一つとされる笠間市の笠間稲荷神社、鹿島信仰の総本山で常陸国一ノ宮でもある鹿嶋市の鹿島神宮などがある。
 神社の御朱印については御朱印・神社 寺院の御朱印については御朱印・寺院を参照。 また、日立市にある日本国内最強のパワースポットともいわれる御岩神社については特設ページ 御岩神社へ。 常陸大宮市と栃木県那珂川町の県境に鎮座する金運パワースポットとして人気の鷲子山上神社については特設ページ 鷲子山上神社へ。

筑波山の日

 平成29年8月3日は、筑波山にとって数十年に一度の特別な日。日付の語呂合わせで2(ツ)9(ク)8(バ)3(サン)となることから「筑波山の日」とした。 筑波山神社を会場に神事などの記念セレモニー、筑波山神社摂社の筑波山の日記念限定御朱印も授与された。
 筑波山の日記念セレモニーは、筑波山神社随神門前で、神事のほか、浦安の舞奉納、ガマガエルの放流などが行われた。 また、江戸時代初期、筑波山の発展に尽くした光誉上人の慰霊祭、第20代永井兵助による「ガマの油売り口上」の披露をした。 8月11日の山の日までの9日間を「筑波山Weeeek!(ウィーク)」としてさまざまなイベント展開を行った。
筑波山の日神事 筑波山の日蛙放流
筑波山の日、筑波山神社で行われた神事(左)、同じく神社の池にガマガエルの放流(右)
筑波山の日浦安の舞 筑波山の日光誉上人
筑波山の日、神事での浦安の舞の奉納(左)、同じく神社の光誉上人の五輪塔前で行われた上人慰霊祭(右)
筑波山の日ガマ油売り口上
筑波山の日、名人によるガマの油売り口上披露

筑波山の山容をめぐって

 筑波山は男体山、女体山2つの頂がある双峰の山と上記「筑波山は御神体」の項にも書いた。これまでつくば市側から見た男体、女体の2峰が仲良く並んで見え裾野が大きく広がる 山容が筑波山を代表する姿だと思ってきた。しかしその考えはすでに間違いであるかも知れない。
 2017(平成29)年11月、つくばナンバー地域図柄入りナンバープレートデザインの投票結果が発表された。候補となっていたのはデザイン案は3つ。 A案とB案が双峰でA案が青空の中のつくば市方面からの筑波山、同じくB案は朝日ないし夕日を受けての紫峰の筑波山。 C案はいわずと知れたダイヤモンド筑波前の朝焼けの筑波山でこれが唯一双峰が仲良く見える筑波山ではない。 結果は投票総数5930.トップのC案が3161票で過半数を制し、次いでA案が1634票、B案が1083票だった。 その結果、つくばナンバー地域図柄入りナンバープレートにはC案が採用されることになった。
 この結果は、ある程度予想が出来た。同じような双峰のデザインが2つあれば当然、双峰案は票が割れて不利になる。 しかし、つくば市の票数を見るとA案が454票、B案が384票、C案が802票と、AとB案を足して(838票)もわずかにC案を上回る程度。 投票した半数が地元から見える筑波山ではなく他から見える筑波山に投票したことになる。
 この現象はこれだけではない。例えば筑波山梅まつりをPRするため、つくばエクスプレスの車両先頭につけられるヘッドマークは下妻市付近から見える筑波山がデザインされている。 さらに筑波山神社が2017(平成29)年8月3日の「筑波山の日」を記念して出した限定御朱印帳にはダイヤモンド筑波がデザインされている。 さらにいえば「広報つくば」2016(平成28)年1月号、新春号の表紙を飾っているのが結城市からのダイヤモンド筑波、 同じく「つくば市議会だより」2018(平成30)年1月1日号の表紙は筑西市の母子島遊水地からのダイヤモンド筑波だ。
 これだけ筑西市あるいは下妻市など、筑波山の西側にある場所からの筑波山が有名になってきたのは、(ダイヤモンド筑波という)美しい景観があっただけでなく各地元の努力があってのことだ。 しかしその上であえていうならば筑波山の特徴ある山容というのは、やはりつくば市側からの姿だろう。 男体、女体の2峰が仲良く並んで見える筑波山の姿が表に出てこないのはやはり残念でしかない。

縁結びパワースポット

 縁結びのパワースポットが各地で人気を集めているが、そのなかでも最も古い歴史を誇るパワースポットが筑波山だ。 筑波山は、2つの峰から、自然と男女の神として信仰され始めたと伝えられる。現在祭神は、伊弉諾尊、伊弉冊尊の2神であるが、 これは大和朝廷の進出によって、日本神話が当てはめられたもの。それ以前から信仰されており、現在でも筑波男大神、筑波女大神という名前が残っているように、 「天地開闢」以来信仰されてきた歴史を持つという。下記に記載した歌垣もそのような、歴史を示すもののひとつだ。
 筑波山には、大きなパワーを宿すという、大樹と巨石が山中に無数にあり、いわゆる全山がパワースポットという。 特に山中にある、歴史を重ねたスダジイの巨樹、そして山頂の一部にしかないブナの林。そして巨岩は、修験道が禅定で使ったといわれるものが多く残っている。 最近では、筑波山を会場に、自然に親しみながらの出会いパーティも行われている。
 このほか、筑波山周辺の縁結びに御利益があるという神社仏閣は、雨引観音(桜川市)、五所駒瀧神社(桜川市)、八柱神社(桜川市)、磯部稲村神社(桜川市)、 大国玉神社(桜川市)、常陸國総社宮(石岡市)、一言主神社(常総市)、笠間稲荷神社(笠間市)、出雲大社常陸協会(笠間市)などある。

子授けパワースポット

 縁結び同様に、強いパワースポットとなっているのが、子授け(子授かり)のパワースポットだ。 筑波山周辺では巨石が、さまざまなご神体になっており、多くの場合、筑波山の男女の神と関連して陰陽石になっている。 また巨石は、多くが修験道の禅定の場ともなっており、古来からパワーを与えてくれる場所として信仰されている。いわゆる命を育むパワーが集中しているとされる。
 筑波山では、筑波山神社だけでなく、山麓にある月水石神社(つくば市)、飯名神社(つくば市)など、地元では知られた子授けスポットが多くある。 このほか、加波山神社(桜川市)、雨引観音(桜川市)、子授け地蔵(石岡市)など筑波山系の神仏には御利益があるとされる。
 周辺では、高道祖神社(下妻市)、道祖神社(下妻市)、元三大師(常総市)、胎安神社(かすみがうら市)、子安神社(かすみがうら市)、石神神社(守谷市)などが知られている。 このなかでも、下妻市の高道祖神社、道祖神社、守谷市の石神神社には、多くの男根が奉納されており、その霊験が伺えるとともに、パワーを感じさせる場所となっている。

筑波山のキャンプ場

 筑波山には、その自然を生かしたキャンプ場がある。都心からも近く、気軽に山のキャンプを味わえるとあって人気だ。 筑波山の南側、つくば市側には筑波ふれあいの里のキャンプ場、同じく北側の桜川市側には筑波高原キャンプ場、同じく東側の石岡市側にはつくばねオートキャンプ場がある。 少し山頂からは離れるが、石岡市には東筑波オートキャンプ場もある。
 このほか、平地になってしまうが、つくば市には豊里ゆかりの森キャンプ場、フォンテーヌの森キャンプ場、こもれび六斗の森キャンプ場。 桜川市には、上野沼やすらぎの里オートキャンプ場、筑西市には宮山ふるさとふれあい公園キャンプ場、笠間市には北山公園キャンプ場などがある。

歌垣

 歌垣(うたがき)は、特定の日時に若い男女が集まり、相互に求愛の歌謡を掛け合う習俗。「かがい」ともいう。 むしろ、筑波山麓では「かがい」として知られている。 古代において、求婚の場としての役割を果たしていたと考えられている。 筑波山山麓では、『常陸国風土記』にも記述があり、さらに『万葉集』にも筑波山の歌垣で詠んだとされる高橋虫麻呂の歌が収められている。 「肥前の杵島山」(佐賀県白石町)、「摂津の歌垣山」(大阪府能勢町)とともに日本3大歌垣のひとつに数えられている。

つくばナンバー

 2007(平成19)年2月13日から、ご当地ナンバーとして「つくば」ナンバーが登場した。 実施区域は、これまで「土浦」ナンバーだった地域のうち、つくば市はじめ、つくばみらい市、桜川市、筑西市、下妻市、常総市、守谷市、結城市、坂東市、 古河市、八千代町、境町、五霞町の13市町。 なお、土浦ナンバーとして残った地域は、土浦市、石岡市、かすみがうら市、龍ケ崎市、牛久市、取手市、稲敷市、阿見町、利根町、河内町、美浦村の11市町村。 JR常磐線が通過している自治体以東が「土浦」ナンバーとなっている。このため、旧八郷町や旧新治村など、筑波山麓を構成する地域でも「つくば」ナンバーに入っていない場所がある。
 なお、ご当地ナンバーは2006(平成18)年10月10日から実施され、つくばナンバーの導入も決まっていたが、 茨城県の税システムの変更に合わせて、他の場所より5カ月遅れでのスタートとなった。

つくば市と土浦市の合併問題

 つくば市と土浦市の合併について、両市で勉強会が行われている。2014(平成26)年2月10日、第1回勉強会が開催された。 勉強会では、両市の現状、合併の効果などを改めて確認しているほか、八王子市及び所沢市の先進地視察、住民アンケートなどを実施した。 アンケートでは、相手を特定しない一般論的な合併の必要性などを問うものだったが、つくば市は必要あるが15.1%、必要ないが55.0%と、 必要ないが過半数を超えているのに対し、土浦市は必要あるが43.3%、必要ないは26.7%と、過半数には達していないが必要あるが最多の答えとなった。 詳細は合併のページへ。

「筑波」と「つくば」

 最近では、ひらがなの「つくば」が市民権を得てきた。というより、「筑波」も「つくば」にされてしまいそうな勢いだ。
 1987(昭和62)年のつくば市誕生以前は、地元の人間にとって、ひらがなの「つくば」というのは馴染みが薄かった。 それ以前は「筑波郡」(桜村は新治郡)であり、筑波町以外の人でも漢字の筑波は馴染みがあった。 といっても30年にもなるから、馴染みが薄いなどの表現はあたらなくなっている。すっかり定着したといっていいだろう。
 ただ誤用が多いことが気になる。漢字で書くべきところをひらがなで書いてしまうというものだ。
 つくば市誕生以前は、ひらがな表記の「つくば」はほとんど無かった。現在でもつくば市誕生以前からある施設の表記は、ほぼ全て漢字だ。 「筑波大学」「筑波宇宙センター」「筑波メディカルセンター病院」「筑波記念病院」等々、学園地区全体を指す「筑波研究学園都市」も漢字だ。
 その半面、「つくば」の方は、最初に使われたのは科学万博の時だろう。正式名称は「国際科学技術博覧会」だが、略称として「科学万博つくば'85」となった。 このため、万博に限ってひらがな表記された。しかし「筑波万博」など漢字表記も逆に見られた。 その後つくば市誕生以降、急速にひらがなが増えた。同時に誤用も増えている。 「つくば研究学園都市」などといった表記は日常茶飯事。「つくば大学」「つくば宇宙センター」など、ひらがな表記にしてしまうものがほとんど。 万博のときのように、その逆はまず無い。 なかには「つくば学園」というように誤用といっていいかどうか紛らわしいものもある。特にマンションなんかでは、よくこの表記が用いられているが、どうも違和感がある。 最近では、一部で「つくば山」などの表記も見られるだけに、漢字の「筑波」影が益々薄くなりつつある。 漢字の「筑波」にはエールを送りたい。
「筑波」が正式表記の主なもの
筑波山、筑波研究学園都市、筑波大学、筑波技術大学、筑波学院大学、筑波宇宙センター、筑波大学附属病院、筑波メディカルセンター病院、 筑波記念病院、筑波学園病院、筑波病院、筑波中央病院、筑波銀行、筑波学園郵便局、筑波合同庁舎、筑波西武、筑波温泉、筑波山温泉、 筑波パープルライン、筑波北部工業団地、筑波西部工業団地
「つくば」が正式表記の主なもの
つくば市、つくば市役所、つくば駅、つくば中央警察署、つくば北警察署、つくば保健所、つくば美術館、JAつくば市、 つくばクレオスクエア、つくばバスターミナル、つくばセンタービル、つくば三井ビル、つくばテクノパーク大穂、つくばテクノパーク豊里、 つくばテクノパーク桜、つくばリサーチパーク羽成
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